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【映画】『金融腐蝕列島 呪縛』三浦春馬が案外登場・オダギリジョー?【ネタバレ・感想】

映画『金融腐蝕列島 呪縛』。

時代は1990年代から2000年代にかけて、大手都市銀行と総会屋との不正融資問題を描いた社会派映画です。

 

 

子役で三浦春馬が出演しているため興味を持ち、内容は正直あまり期待していなかったのですが、俳優陣も豪華で見応えのある作品でした。 

どういうお話かということをざーっくりとご紹介しつつ、
話の見どころ、
また三浦春馬の出演はどこ?
それとオダギリジョーがエキストラで出演しているらしいので、そのことも書きます。

  

 

金融腐蝕列島 呪縛

 

 


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作品情報

 

製作年度

1999年

上映時間

115分

監督

原田眞一

キャスト

役所広司

椎名桔平

矢島健一

遠藤憲一

中村育二

仲代達矢

根津甚八

本田博太郎

石橋蓮司

風吹ジュン

若村麻由美

もたいまさこ

多岐川裕美

黒木瞳

佐藤慶
三浦春馬

 

 

好きなところ・銀行勤務が花形だった時代のお話

 

世の中というのはうつろいやすいものですが、 このお話は銀行がまだ華やいでいた時代の話。1997年に起こった第一勧業銀行総会屋利益供与事件をモデルに、高杉良が書いた小説を映画化したものです。

 
朝日中央銀行(ACB)で企画部の次長職に就く北野浩(役所浩司)は、不正融資や黒い関係を断ち切って呪縛を解くためには役員の総辞職が必要だ考え、同期の仲間4人で銀行の再建を進めていました。


同じときACBは、検察から300億円の不正融資の件で目をつけられていましたが、役員たちは不正に関して「どこの銀行だってやってること」と呑気に構えていて、危機感がまるでありませんしかしついに東京地検の大野木検事(遠藤憲一らの手によりACBに家宅捜査が入り、逮捕者が出たことで、急に慌てはじめます。

 

ACBは海外から新頭取(根津甚八を呼び寄せて新体制を築こうとしますが、そんなにうまくいくのか。そして騒動の渦中で、体勢を立て直し、せまる株主総会をどう乗り切るかが見所になっていきます。

 

 

ネタバレ・ハラハラしながら観てしまう

 

話もテンポもよく、役柄もわかりやすい。
椎名桔平の演じるMOF担(大手金融機関に所属する、対大蔵省折衝担当者)の過剰な接待を思わせるところも興味深かったですし、ブルームバーグのキャスター和田美豊(若村麻由美も日本における女性の社会的立場という観点からは必要な役柄だったのかも。(若干広げすぎた気もしますが)

 

北野浩の妻、今日子(風吹ジュン)は、ACB頭取の佐々木英明(仲代達也)の娘。
佐々木は、妻を放り出して愛人の家に入り浸り、たまに帰れば自宅のワイン部屋で北野と今日子の息子、浩一(三浦春馬にワインを飲ませるなど家庭人としては失格な男です。

名誉と権力にとらわれ、古い体勢に浸りきる佐々木と、佐々木を義父にもつ北野は、同じ家に住みながら、正反対の考えを持っています。


そんな考えの違いもあり、北野と娘の今日子が結婚するときには、佐々木は結婚に猛反対します。そこを取り成してくれたのが同銀行の元頭取で、人格者の久山隆(佐藤慶でした。
しかし久山は騒動に責任を感じたことと口封じのため、自らの命をたちます。
また、北野の4人の仲間の一人も勢力から狙われ命を落とすことになり、呪縛を解くことがいかに危険でおそろしいことか窺い知れる流れになります。


事実、息子の浩一の通学路を示したFAXが自宅に届き、今日子は恐怖します。

  

ここも好き・社会派だが複雑ではない


登場人物は多いのですが、話自体はそれほど複雑ではありません。(と私は感じた)
群像劇ではなくて、役所広司演じる北野浩の目線を追うことで楽しめるストーリー展開になっているところがいい。 

 

・主人公、北野夫妻の仲のよさ

 

北野浩はACBの頭取の娘、今日子と結婚して、一男(三浦春馬!)一女をもうけて幸せに暮らしています。仕事は大変ですが、よき仲間にも恵まれている。

今日子は頭取の娘なのに平社員として入行した北野を結婚相手に選ぶ、育ちはむちゃくちゃよいけれど、自分の愛した男性を信じる女性。
考え方についても夫に全面的に賛成していて、むしろ父親を古い人だと思っている。

そういった家庭があるので、北野は仕事に邁進できるという背景が丁寧に描かれています。北野一家が暮らすのは頭取の豪邸ですが、それは今日子の父、佐々木が愛人宅に逃げてしまい、母がひとりだからという背景もあり、北野の自由な考え方がうかがえる設定でもありました。

劇中には、ブルーグバームのキャスター和田(若村麻由美)が登場。彼女は以前、日本企業で働いていたが、女性差別で転職している。
社会の前線で働く和田と、北野を支える今日子。対比的な存在のようでいて、当時としてはどちらも新しい女たちではないのか。そんなふうに私はとらえました。


 

株主総会の場面がリアル

 

株主総会の場面はリアルです。
新頭取の中山(根津甚八が追い込まれるのを、北野たちが裏でサポートする様もなかなか見応えがありました。

当たり前のことですが、それでなくとも企業にとって株主総会は企業に緊張する場面。
まして不正が暴かれた直後でもあるので必死です。
「新しい総会」と言いますが、確かに新しいことをやるのは簡単ではないわけです。


 

残念なところ・呪縛を解くのは簡単ではない

 

当たり前のように繰り返されてきた不正行為や闇社会との関係。
長年の慣例になっていることは簡単には変えられず、最終的には尻すぼみ的な終わり方をしてしまうところが残念でした。

妙に理解のある感傷的な株主のコメントもちょっと不自然だったかな。
総会屋がもっとどんどん出てくるのかと思ったら、あくまで銀行側の話に終始したところは見やすさはあったけれど、物足りなさもありました。 


呪縛は簡単には断たれない。
「どこでもやっていることだが、ウチはもうやりませんよ」的な中山のコメントがおかしかった。
五行通告をマスコミに配布して、その後本当に変わるのだろうか。
他行を引き合いに逃げようとしているACBを、周囲は結局そんなものだと傍観している。
おそらく似たようなことを繰り返してしまうのだろうと周囲からはたいした変化のあるようには評価されないことでも、ここまで進めるのに、多くの人間の徒労に加えて、人命も犠牲になっている。
まさに金融機関の闇を描いたお話でした。


子役の三浦春馬は出番多し


北野浩の息子の北野浩一を演じた三浦春馬の出番は、想像以上に多かったです。
家族を大切にする主人公ならではの登場ぶりです。
 

 


おもに次の場面で登場します。

●祖父にワインを教え込まれている場面からのー家族だんらん(だいたい12分あたり)

●母、今日子と父の会見をテレビで見ている。今日子からパパ箱わかっったかと聞かれて「会社は仕事だからね」と答える浩一は、その手に、祖父、佐々木のワインノートを手にしている(だいたい31分あたり)

●北野夫妻の恩人、久山の葬儀(真ん中あたり)

●自宅から北野に電話をする側に浩一の姿(1時間22分あたり)

●自宅でセキュリティシステムをいたずら(1時間27分あたり)

 

 

オダギリジョーはどこ?

本作には、エキストラとしてオダギリジョーが出演しているみたいです。
記者といっても大勢出演しているので、正直台詞があってもわからない。

何度か見直したのですが、のこちらですか?
久山の自宅前で取材する記者ですが、白いジャケットの男性??
ちょっとわからないんですが。

 

 

三浦春馬の妹役、大谷玲凪 

三浦春馬が演じた北野浩一くんは、両親に愛され、妹をかわいがる少年でした。
成長した彼はきっと、呪縛とは関係のない世界で自分の道を切り開いているはず。
そんなことを考えました。

ちなみに妹役を演じた大谷玲凪 は、現在女優とダンサーとして活動していました。
本人のツイートより。
この映画の撮影のときのスナップみたい。

 

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それではまた。
のじれいか でした。