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【映画】『東京公園』三浦春馬の公園カメラマン【ネタバレ・感想】

映画『東京公園』は小路幸也の小説を映画化した作品です。
ドラマチックというよりは、タイトルにもあるように、普通に流れていく日常の風景が描かれていますが、実は平凡とはいえないことが含まれていたりもする。
ちょっと面白い映画でした。

 

東京公園

 

 

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作品情報

 

製作年度

2011年

上映時間

119分

監督

青山真治

キャスト

志田光司(三浦春馬

・富永美優(榮倉奈々

・志田美咲(小西真奈美

初島百合香/志田杏子(井川遥

・高井ヒロ(染谷将太

初島隆史(高橋洋

・原木健一(宇梶剛士

 

予告

 

www.youtube.com

 

好きなところ・平凡なようで平凡でない日常


写真家志望の大学生 光司は、公園で写真を撮っていると、突然目の前に現れた男から盗撮したと難癖をつけられます。でも男が光司に近づいた理由は、ある女性を尾行して写真を撮ってほしいと依頼をすることでした。

その女性(子供を連れた人妻)は、あらゆる公園に現れます。光司は男に指示されて、ただただ、彼女を撮影しては男に送り続けます。

光司は今の暮らしに不足はないが、先行きに漠然とした不安を抱えています。
家には友人のヒロがいて、夜になればアルバイト先のバーには、義理姉の美咲や幼なじみの富永美優がいたりして、緩い毎日をそれなりに暮らしています。

富永も美咲も個性が強く、光司は押され気味のように見える。
だけど実は義理の姉、美咲は光司に好意を寄せています。
美咲は義理の姉だから血は繋がっていないので、恋愛関係になっても別に構わないとは言えますが、美咲は光司に弟として接すると決めているようなので、彼女なりに葛藤があります。

光司の友人ヒロは、富永の彼氏でもあるのですが、光司の家に居ついています。そしてヒロの姿はなぜか光司にしか見えない。実はヒロは亡くなっていて、なぜ光司の家に居ついているのはヒロの霊、なぜ光司の家に居ついているのかは、ヒロ自身にもわかりません。


光司は、公園で言葉も交わしたことのない人妻の写真を撮りながら、何を求めているのか、そこが問題です。
富永と一緒にいるときは、美咲とはどうなっているのかと聞かれ、美咲といれば、人妻のことを尋ねられる。

光司には目標とする写真家がいますが、その写真家(亡くなった光司の実母?)と人妻がすごく似ていることもあって彼女に惹かれているのかもしれない。また一方では、姉の美咲に対しても、姉以上の気持ちがあるのかもしれない。
そして幼なじみの富永も、ヒロのことを悲しみながら、本当は光司と一緒にいたいと願っているのかも。
光司自身は多くを語ろうとしませんが、モテモテ光司くんが最終的に誰を選ぶのか(また選ばないのか)がこの話の見所です。

 

写真家志望だけあって、光司の一眼レフの構え方や扱い方は素人っぽくなかったのはよかったですね。ちゃんと勉強したんだなあ。

 

イマイチなところ・あれでは尾行にならない

 

人妻の尾行を頼まれた光司は、彼女が散歩する東京のあらゆる公園を訪ねます。

だんだん大胆になって、彼女の目の前でシャッターを切る光司。「えっ」と引いてしまいましたね、あれじゃ尾行ではないです。(わかってしまってもいいのかもしれませんけど)
それに光司と彼女は、物理的距離が近づいているわけではありません。


光司に尾行を頼んだ男は、やはり彼女の夫で、妻の浮気を疑い、光司を使って写真を撮らせていたのですが、その疑い方がかなり気持ち悪かったですね。
妻が毎日公園に出かける、それだけで浮気を疑ってしまう小心者。
しかも大学生の光司相手とはいえ、やたら上から目線で偉そうな態度に腹が立ちます。 

話が突然変わりますが、タイトルが『東京公園』だから小津安二郎を意識しているの?それはないか。

 

 ネタバレ・三浦春馬出ずっぱりで楽しめる


光司は、写真を撮っていますが、仕事にできているわけではないし、その見込みもないので、先々は不安ばかり。

厳しい現実を予想しているためか、周囲の女性にはモテていても、本人は嬉しそうでもないし、もしかするとモテているのも気づいていないかも。
姉の美咲に関しては、子供の頃から光司も好意を寄せていましたが、二人はやはり兄弟として生きることを選択します。

また富永は明るく振る舞っているけれど、ヒロを失ったことで、一人で生きていくことがつらくなっていた。
誰かと生きたいと涙する富永を光司は受け入れ、富永はヒロがいた部屋を使うことになります。光司は実家住まいですが、光司の両親(光司の実父と美咲の実母)は東京の島(小笠原)に移住し、家には光司(とヒロ)だけです。

そのとき、ヒロの姿はなぜか見えません。(たぶんもう現れない?)

東京にはこんなドラマが、もしかしたら、たくさん転がっているのかもしれない。そんな不思議な気持ちを味わえます。

 

さいごに


ゆったりとしたお話で、スピード感はありませんが、主人公の光司は迷いながらも、いちおう着地点を見つける成長ストーリーではあります。

また三浦春馬は出ずっぱりなので、ほぼ2時間たっぷり三浦春馬を堪能できる映画です。


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最近、彼の無意識の表情に、自分自身に対する頓着のなさを感じてしまう。

俳優という職業を選ぶ人は、多かれ少なかれ、自尊心が高くて自分大好きな部分があると思う(ないと続かない)のですが、三浦春馬に限ってはそれが感じられない。すごく不思議な人だなと思います。

年齢も容姿も似ていないのですが、なんとなくキアヌ・リーブスを連想してしまう、そんなことを考えるのは私だけでしょうか。

 

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それではまた。
のじれいか でした。