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【映画】『ひとよ』役者は揃った、まるで舞台みたいな良作【ネタバレ・感想】

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

映画『ひとよ』

ある地方都市で起きた事件と、その家族の人間ドラマです。

佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優の名演が光る作品。

ストーリーと好きだったところを、残念だったところをネタバレありでご紹介します!

 


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 ※本記事の情報は2021年7月時点のものです。 最新の配信状況はサイトにてご確認ください。   

作品情報

 

122分
監督:白石和彌
原作:桑原裕子
キャスト:田中裕子、佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、佐々木蔵之介、筒井真理子、浅利陽介、MEGUMI

 

 ▼白石和彌、監督作品はこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

noji-rei.hatenablog.com

 

予告

www.youtube.com

 

ストーリー

 
2004年、茨城でタクシー会社「稲丸タクシー」を経営する5人家族の主人が殺される。犯人は妻、稲村こはる(田中裕子)

3人の子供たちは父親の暴力に日々耐えながら暮らしていたが、そのことは周知のことだった。

こはるは、子供たちを傷つけることが耐え難く、夫を車で轢いて殺害したことを3人に告白したのち警察に自主をした。

15年後、長男の大樹(鈴木亮平)は結婚し電気屋で働いているが別居中。次男の雄二(佐藤健)はひとり上京して記者として働く。長女の園子(松岡茉優)は美容師を諦めて地元でスナック勤務をしていた。

「稲村タクシー」は、こはるの甥、進(音尾琢真)が経営を引き継ぎ、昔から事務の柴田弓(筒井真理子)と、運転手の歌川(浅利陽介)、牛久(韓英恵)らが運転手として働いていたが、そこに新人として堂下(佐々木蔵之介)が入社してくる。

そんなある日、実刑を終えたものの行方をくらましていた、母・こはるが、突然、地元に戻ってきた。

大樹と園子は母の帰還が嬉しくはあるが、事件のこともあり困惑して雄二に連絡。

連絡を受けた雄二は地元に帰省することになる。

深い話だけど舞台っぽい(好きなところ)


設定は現実的ですし、背景もなかなかリアルで生活感があります。

しかも話の中心には、父のDV、またそれが原因で、母が父を殺めてしまい、子供は確かに父の暴力からは解放された。でもそれは同時に父を亡くし、母は逮捕されるという、なかなか厳しい状況に追い込まれたことを意味します。

兄弟がどれほど大変だったかは、成長した3人が再会するなかで語られていきますが、ローカルな雰囲気と相まってすよく伝わってきます。

けれどもこの映画は、ヒューマンドラマのようでいて、実はエンタメ色が強くてどこか突拍子のないところがあるんですよね。リアリティの欠如していて観劇をしている感覚に陥りますがそこが魅力だともいえる。

なぜ冒頭で佐々木蔵之介演じるタクシー運転手が、稲丸タクシーに入ってきたのか。それがわからないと思いながら見続けていくと、やがて、とんでもない展開になっていきます。

 

役者が豪華で素晴らしい(好きなところ)


3人兄弟は一番まともそうに見える、大樹(鈴木亮平)は昔から吃音があった。結婚して幼い娘がいますが、母のことも隠して結婚していたり、MEGUMI演じる妻に自分の気持ちをすべて話すことができず、関係に溝ができてしまった。

鈴木亮平は、松岡茉優と佐藤健のアクの強い2人に挟まれている格好になりますが、それが絶妙なバランスをつくっています。

松岡茉優は憑依型の役者なのでしみじみ上手くて、母親である田中裕子が帰ってくるのが本当は待ち遠しくて刑務所まで迎えに行きながら、母親は先に出所してしまいそのまま帰らなかったことが悲しい思い出になったことがわかります。

松岡茉優という役者は、本当はどういう人なのか、作品をみればみるほどわからなくなります。

佐藤健は王子的役柄も多く演じてきていますが、この役ではすごく生っぽい。実年齢の男として存在しています。ただ役柄としては主演なのですが、『何者』で演じた一見傍観者のようなシニカルさがこの役でもあります。自分の家族をネタに原稿を書いたりしていますし。母が犯人になったことで一番傷つき、だからこそ母が許し難い。そのあたりはとてもよく出ていました。

田中裕子はすっかりお母さん役が板についた感じではありますね。中学生だった雄二がエロ本を万引きしたとき、母親が「私が買ってこいって言いました!」というリアクションは爆笑です。

エンタメだと途中で気づく!(残念なところ)


佐々木蔵之介演じるタクシー運転手が、なぜここにいるのか。絶対秘密があるんだろうなと思っていると、そこでどんでん返しがあります。

いろいろ厳しい視線を浴びているようでいて、「稲丸タクシー」が善良な人に守られているところも

で、ああ、こういうことかと納得させられるのですが、面白いしとてもいい話ですが、どっちつかずな印象はあったかも。

 

ラストでじんわり(ネタバレあり)


物語の最後、次男の雄二が東京に戻っていきます。

騒動はいちおうひと段落し(長男大樹の家庭の問題など解決していないものもあるが)それぞれが抱えていた母への感情を全員が吐き出して気持ちの整理をつけた。

そして雄二は何事もなかったように東京に帰って行くのですが、家族で記念写真を撮り終え、雄二を乗せたタクシーが走り出し、それを母と兄、妹がいつまでも立って見送っている。


ここじんわりです。

 

▼松岡茉優のドラマ、映画はこちらからどうぞ 

noji-rei.hatenablog.com

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それではまた。 のじれいか でした。