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【映画】懐かし90年代『シュート!』SMAPの歴史を振り返れる【ネタバレ・感想】

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こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

『シュート!』は、SMAPメンバーによる唯一の主演映画。

今や伝説の作品です!

原作は大島司によるサッカー漫画で、Jリーグによるサッカーブームもあって、大ヒットしました。

90年代当時の空気感と、SMAPメンバーの成長を楽しめる作品です。

今回は『シュート!』のストーリーと、見どころについて、ネタバレありでご紹介します

よろしければお付き合いください!

 

 

 

【映画】『シュート!』

作品情報

1994年 105分  
監督:大森一樹
原作:大島司
脚本:橋本以蔵

キャストと役割

 

●田仲俊彦(中居正広)主人公、掛川高校1年、サッカー部員。実家は東京で、掛川高校でサッカーをするため、単身赴任の父親が暮らす家に同居している

●久保嘉晴(木村拓哉)掛川高校2年、サッカー部キャプテンで俊彦たちの憧れ

●馬堀圭吾(稲垣吾郎)ブラジル帰りの掛川高校の転校生、サッカー部に入部

●白石健二(森且行)掛川高校1年、俊彦の中学時代からの友人。不良で警察の世話になりサッカーをやめていた。ポジションはゴールキーパー

●神谷篤司(草なぎ剛)掛川高校2年、サッカー部のレギュラーで久保の友人

●平松和広(香取慎吾)
掛川高校1年、サッカー部、実家の病院を継ぐ勉強のため勉強を取ったが、サッカー部に入部する。一美に好意を寄せる

●遠藤一美(水野美紀)
議員の娘で不良だったが、俊彦に惹かれてサッカー部のマネージャーになる

●北原美奈子(小高恵美)
久保の彼女らしき人物

●磯貝(古尾谷雅人)
掛川高校、サッカー部顧問、サッカーより人としての営みを大切にしたいと考える人

 

ストーリー


田仲俊彦(中居正広)は、掛川高校のサッカー部1年生。久保
嘉晴(木村拓哉)に憧れて掛川高校に入学した。だが肝心の部活ではボールを蹴らせてもらえず雑用ばかり。

俊彦の中学時代の同級生、平松和広(香取慎吾)白石健二(森且行)は、俊彦と共に掛川高校に入学したが、肝心の久保が病気で部活を休んでいることや、それぞれの都合もあり、サッカーからは遠ざかっている

ボールを蹴る俊彦に興味を持った遠藤一美(水野美紀)は、サッカー部のマネージャーになり、俊彦から
ルールを教わりながらサッカーへの興味を深めていく。


そんなとき、サッカー部の部室に、俊彦の名で、上級生レギュラーたちへの挑戦状が貼られ、ちょっとした騒ぎに。負けたら部活を辞めるとも書かれているため、上級生でレギュラーの神谷篤司(草なぎ剛)らからは、俊彦に「上等じゃん」と言い放たれる。身に覚えのない俊彦は真っ青に。

張り紙は、一美による俊彦の仲間を集めと1年生をレギュラーにさせるための差し金とわかる。俊彦はサッカー部に入った、平松、白石と共にレギュラー選手たちとの試合に臨むが、結果は惜しくも負け。

それでも実力を認められて
退部を免れ、俊彦は、平松・白石らを加えてレギュラーの座を射止めた。

やがて部活を休んでいた久保も復帰、インターハイに向けた強化合宿が始まる。

90年代の緩さとサッカー(ネタバレあり)


サッカーというスポーツのエンタメ性の高さが、この映画の中にも溢れています。

Jリーグの試合を観戦したい、俊彦、平松、白石の3人は、チケットがないため地下からスタジアムの裏側に忍び込み試合を観戦する。するとそこに突然、ラモス瑠衣が一人で入ってきて言葉を交わす…といったサービスもあり。

当時のJリーグ人気が垣間見れる場面も盛り込まれていました。考えてみれば職業にできるスポーツは、かつては野球とゴルフくらいだった。そこにサッカーがプロ化されたわけですからサッカーに夢を抱く人は多かったはず。

また3人が試合観戦のために上京した流れで、ストーリーとは全く関係ない、お立ち台で扇子を振って踊るボディコンお姉さんや、今はなきハンバーガーチェーンの森永ラブの店内が出てきたりも。どれも時代を感じさせる場面でした。

ジャニーズの黄金時代を堪能(ネタバレあり)


ええっとこの映画は、SMAPのオリジナルメンバー6人が出演している唯一の映画なのですが、意外なことにメンバー全員が揃う場面はありません。

サッカーというチームプレイを描いた青春映画なので、主人公の中居正広を中心にメンバーみんなで「Let's Play Soccer!」かと思ったので正直「あれれ」の展開でした。

一人出番が遅れるのは、稲垣吾郎が演じる
馬堀圭吾

馬堀は、久保の亡き後に転校してきたブラジル帰りのエリートで、このチームのやり方は古いと持論を展開。俊彦たちをはじめ、久保の死を受け止めきれない部員たちをイラつかせるという、なんだか当時の稲垣吾郎の立場を象徴しているような役柄に思えます。(実はスケジュールの都合なのかも)

メンバーの中では、稲垣吾郎が一番変わっていないように見えました。

またこの映画には、ジャーニーズ事務所が制作協力をしていることもあってジャニタレが大勢出演しています。

・堂本剛、堂本光一、長野博、井ノ原快彦、前田耕陽
前田耕陽はこのときジャニーズ事務所に……

 

物語のその後・青春は素晴らしい(ネタバレあり)


インターハイの試合では、リーダーシップを発揮して、チームを勝利に導いた久保でしたが、試合の途中で倒れて亡くなってしまいます。

久保のいなくなったサッカー部は精彩を欠き、とくに久保に心酔していた俊彦はサッカーへの情熱を見失ってしまう。

なんとか俊彦を元気付けたい一美は、必死に励ますも逆効果に。

それで俊彦は、サッカーを辞めて東京に戻るつもりでいたところ、古尾谷雅人演じる顧問の磯貝が駅のホームに現れ、やはり自分にはサッカーしかないと試合に戻ります。

試合に途中から加入した俊彦は、ゴールを決めてチームを勝利に導く。

そして俊彦と一美は心を通わせるのだった。

とまあ、青春映画らしい爽やかなラストでした。
だけど単に立ち直るのではなく、俊彦は久保の夭折により、人生の有限に気付かされる。限りあるからこそ、何かを遺したい。自分が遺せるもの、それはサッカーだと気付かされるのはよかったですね。

青春て素敵♡

 

▼新しい地図のメンバーの映画はこちらです!

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それではまた。のじれいか でした。