キレイなトイレ調査研究所

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【映画】『哀愁しんでれら』人の本音と建前がわかりやすく描かれている【ネタバレ・感想】

 

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

映画『哀愁しんでれら』は、悪いこと続きの独身女性の前に、年上の子持ち開業医が現れて電撃結婚。最初は幸せいっぱいだった主人公が、幼い子供の親になり、過剰な愛を与えなけえばいけないことに苦しめられるサスペンスです。

「映画館で見なくてよかった」
「結末に唖然」

というレビューが目立ちます。


家族の中で『子ども』が一番大切にされるべきといった極端な表現がシュール

「子どもを愛し育てることについて」考えさせられるところも

 



ストーリーと率直な感想を書きますので、よろしければ、お付き合いください!

 

 

 

【映画】『哀愁しんでれら』

 

作品情報


監督・脚本:渡部亮平

2021年 114分  

<キャスト>

・福浦小春(土屋太鳳)
・泉澤大悟(田中圭)
・泉澤ヒカリ(COCO)
・福浦千夏(山田杏奈)
・福浦正秋(石橋凌)


www.youtube.com

ストーリー

児童福祉事務所に勤務する小春は、母親に捨てられ、自転車屋を営む父、大学受験を控えた祖父の4人で暮らしている。

ある晩、祖父が自宅で倒れて病院に搬送するため自宅を留守にしたが、帰ってみると店が火事で燃えていた

自転車屋は廃業に追い込まれ、妹は経済的理由から大学受験を断念すると言い出す。
また小春には売れないミュージシャンの彼氏がいたが、浮気の真っ最中に遭遇してしまう。

絶望した小春が夜道を歩いていると踏切内で泥酔した人が倒れている。このまま放置したらどうなるんだろう、とった思いが過ぎるものの、さすがに放置できず救出する。

小春が助けたのは、泉澤大悟という開業医。大悟は小春のことを命の恩人だからと、小学生の大悟の娘ヒカリを交えて家族ぐるみで交流する。

妻を亡くした大悟は、小春に自分の妻に、ヒカリの母親になって欲しいとプロポーズ。小春と大悟は知り合って一ヶ月で結婚する。

経済的ピンチからセレブ妻になった小春に、まるでシンデレラのように幸せが訪れた。

しかし小春の幸せは束の間、やがて友好的だった娘ヒカリの奇行に気づき出して……。

 


Prime Video

 

好きなところ

 

前半のスピード感はそそる

冒頭で土屋太鳳演じる小春が、女の子は将来の不安を誰もが抱えていると語るところから本題に入ります。

そこから物語は小春の日常に。小春が幼いときに母に捨てられた記憶に始まり、一家の生活が困窮気味なことも暮らしぶりから伝わります。妹が大学進学を諦めると話しているときに祖父が倒れて大騒ぎ、店が燃えてしまい、彼氏の浮気を目撃と、不幸が続くところはリズムがあって面白い。

あと、踏切内で倒れている大悟を、咄嗟に助けことを迷うところも、人間の本音が感じられました。通行人は小春ただひとり。自分のことで頭が一杯の小春は、正直他人のことなんてどうでもいいという本音もあるかもしれない。それに自分が放置したらどうなるといった好奇心もあったかもしれない。

実際に踏切で人が倒れていたら放念することはあり得ないし、小春も最後には助けているのですが、「関わりたくない」「面倒」「放置したらどうなる」といった本音は誰でもあるはずで、この選択も後に続く、親はどこまで子どもの責任を取ればよいのか、どこまで信じ与えればよいのかといったこの物語のテーマを連想させます。

 

 

残念だったところ

 

素晴らしい親になるための努力(ネタバレあり)


結婚当初は幸せいっぱいで何不自由のない生活を手に入れた小春でしたが、すぐに娘のヒカリの奇行に気づく。

具体的には小春が手作りしたペンケースをトイレに捨てられていたり、お弁当を食べていなかったり、クラスの男子が自分を攻撃すると嘘を吐いたりと、なかなか姑息です。

でも父親の大悟は、やはり自分自身のコンレックスから、ヒカリを盲信することが愛情と信じて疑わず、小春にも同じことを要求します。でも頑張っても盲信することはできず、ついヒカリに手を上げてしまったことがバレた小春は、大悟から「母親失格」を告げられて家を出ることに。

家を出る小春をなぜかヒカリは引き止めますが、限界を感じた小春は実家に帰ろうとし思う。でも、父にことの顛末を打ち明ける気になれず、やはり大悟の家に戻ります。つまりそれは大悟と同じ考えを持つということで、大悟の望むヒカリの母親になる覚悟を決めるということでした。

 

最近では『毒親』という言葉が一般的になりましたが、役割としての愛情と、自然に感じる愛情とはやはり質が違って当然だけど、それってなかなか口にできませんよね。それにこのヒカリって子、かなり癖が強いので、愛するには精神が崩壊しないと難しいのかも。



ラストは確かにおかしい(ネタバレあり)


ヒカリが自分を虐めていると言っている男子は、ほかの女子が好きで、ヒカリに見向きもしていませんでした。そこでヒカリの行動はエスカレートしていく。

 

その女の子は学校で転落死しているのですが、ヒカリが犯人として疑われるようになります。さすがに世間から白い目で見られるようになった小春と大悟は、学校の校医でもある大悟の立場を使い、まさかの報復を企てます。

ラストは本当あり得ないので、洒落だと思って見ることをお勧めしたいですね。

あとストーリーとは直接関係ないけど、田中圭っていつでも田中圭だなとしみじみしたり。

子どもが騒ぐ場面が出てくるので、そういうの苦手な方にはお勧めできない映画だと思いました!

 

 

▼土屋太鳳主演映画はこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

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それではまた。のじれいか でした。