こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。
映画『兄に愛されすぎて困ってます』は、兄から溺愛されている以外は、ごく平凡な女子高生がモテ期を迎える、というお話しです。
原作はコミックで、『兄こま』とファンの多い作品。テレビドラマの映画版です。
ストーリーはあり得ない感が満載のベタなラブコメですが、主演の土屋太鳳演じる女子高生を自分に置き換えたりすると、楽しめますぞ。
千葉雄大が一番輝いている時期だと思った
片寄涼太か千葉雄大か、迷うのう…
ストーリーと率直な感想を書きますので、よろしければ、お付き合いください!
【映画】『兄に愛されすぎて困ってます』
作品情報
監督:河合勇人
原作:夜神里奈
2017年 99分
<キャスト>
・橘せとか(土屋太鳳)
・橘はるか(片寄涼太)
・芹沢高嶺(千葉雄大)
・芹川国光(杉野遥亮)
・美丘千雪(大野いと)
・鈴木くん(神尾楓珠)
・矢高先生(井上裕介)
ストーリー
平凡な女子高生の橘せとかは、恋愛体質だけどフラれてばかり。
けれど兄の橘はるかからは溺愛されていた。
そんなせとかだが、あるとき急にモテ期に突入。学校ではイケメン(?)教育実習生の矢高先生や、鈴木くんから告白される。さらに幼馴染で子どものときにフラれている芹沢高嶺からもアプローチされる。
突然のモテ期に舞い上がるせとかだが、やはり心は幼いころに撃沈している芹沢高嶺に傾いていく。
そんな、せとかを見守るはるかの気持ちは複雑。
なぜなら、はるかとせとかは、兄妹ではあるけれど血は繋がっていないから。
何も知らないせとかは高嶺と付き合いだすが、やがてせとかも、はるかへの不思議な感情を自覚するようになって……。
好きなところ
千葉雄大がかっこいい
せとかにアプローチするイケメン男子のなかには、NON STYLEの井上裕介がイケメンキャラとして参入しているところが狙いすぎにも感じますが、それなりに面白いです。
でも結局は、せとかの心情のとおり、片寄涼太が演じる兄のはるかか、千葉雄大が演じる幼馴染で開業医の芹沢高嶺の一騎打ち勝負になっていきます。
はるかは、妹に悪い虫が付かないように、見張っているような頼もしい存在。しかもイケメンで料理上手で成績優秀という素敵なお兄ちゃんです。
一方の芹沢高嶺は、イケメンで開業医、経済力のある頼もしい存在。そのぶんプライドが高くて幼い頃せとかを振った理由も、せとかの心に、はるかがいると気づいていたから。「俺にすべてをくれないなら欲しくない」と強気だけれど、筋はとおっている考えの男性です。
この映画の千葉雄大は輝いています。眼福です。
夏祭りの場面も登場するのですが、男子の浴衣姿もソソられます。
いい感じの兄と妹の恋愛物語
イケメン医師の芹沢高嶺と付き合いだした妹のせとかから、兄のはるかは距離を置きます。
いつも一緒にいた兄が傍にいないことで、寂しさを感じるせとかは、やがてはるかに対する兄妹以上の気持ちがあることを自覚する。
プライドが高く、人の気持を察することに長けている高嶺は、せとかの気持ちがはるかに向いていることに気づきます。
それで、自分からせとかを振り、二人を近づけるように仕向ける。
大人ですね〜
残念だったところ
ラストが想像できてしまう(ネタバレあり)
好きだった芹沢高嶺と付き合えたせとかは幸福の絶頂でしたが、すぐに兄のはるかの存在が気になるように。
兄に対する思いが、実は異性に対するもので、しかも二人は兄妹ではないと知り、せとかは激しく動揺します。
すべてを知っているはるかは、両親はせとかが高校を卒業したら本当のことを打ち明けるつもりでいることも知っている。けれどせとかに詰め寄られ、真実を打ち明けます。
最初は自分だけが他人であることにショックを受けていたせとかでしたが、それははるかとは血が繋がっていない、つまり男女として付き合えるということを意味している。
そして、はるかとせとかはお互いの気持ちに気づき両思いになり、両親の前で手をついて「僕たち付き合います」と宣言。
親は緩い人たちなので「せとかをお嫁に出さなくていいのね〜」とポジティブ発言。
『マーマレードボーイ』を思い出しました。
▼これ好きなんですよ
▼土屋太鳳主演映画はこちらにもあります!
それではまた。のじれいか でした。