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【映画】『美しい絵の崩壊』親友の息子とのイケナイ関係の先に待つのは?【ネタバレ・感想】

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こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

『美しい絵の崩壊』(TWO MOTHERS)は、親友の息子と恋愛関係になる女性の葛藤を描いたサスペンス。

ナオミ・ワッツとロビン・ライトが、それぞれの息子と禁断の恋におちる、ミドル世代の女性を演じています。

淡々としていますが、オーストラリアの自然が、愛することの自由さと無常さを教えてくれます。

ストーリーについて、感じたことについて書きます。
よろしければお付き合いください!

 

 

 

【映画】『美しい絵の崩壊』

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作品情報

2013年 111分  オーストラリア、フランス
監督:アンヌ・フォンテーヌ
脚本:クリストファー・ハンプトン

監督のアンヌ・フォンテーヌは女優デビュー、1995年『おとぼけオーギュスタン』の監督で注目を集める。『ココ・アヴァン・シャネル』なども有名。

監督がルクセンブルク出身のフランスで活動しているから、フランス映画じゃないのに、ヨーロッパのテイストが強く感じられる

キャスト

●ロズ(ロビン・ライト)
リル(ナオミ・ワッツ)


イアン(ゼイヴェア・サミュエル)
リルの息子。サーファー
トム(ジェームズ・フレッシュヴィル)
ロズの息子。サーファーで演出家

ハロルド(ベン・メンデルゾーン)
リルの夫

予告

www.youtube.com

 

ストーリー

オーストラリアの海辺の街に暮らす、リル(ナオミ・ワッツ)ロズ(ロビン・ライト)は、幼い頃からの親友。

二人は結婚して男の子に恵まれる。そしてロズの夫は早くに亡くなったこともあり、リズとロズ、彼女たちの息子で20歳になった、イアン(ゼイヴェア・サミュエル)トム(ジェームズ・フレッシュヴィル)の四人はいつも一緒の時間を過ごしていた。


ある日、ロズの夫・ハロルド(ベン・メンデルゾーン)がシドニー大学での仕事を得る。しかしロズにとって、故郷である街とリル親子と離れることは簡単には決めがたく、前向きな気持ちになれずにいた。

そんなとき、ロズはリズの息子のイアンから迫られて関係を持ち、それを知ったトムは、リズにそのことを口外、この二人も関係を持つ

リズとロズは葛藤しながらも、愛欲の沼に嵌っていくのだった。

女の友情が成立するからこその物語


巷では女の友情は脆いものと言われますが、この映画では、女であり母であるリズとロズの友情がしっかり成立していて、姉妹以上の繋がりがある。そこがよくあるサスペンスやイヤミスとは違うところです。そうでないと単なる女の恨みや嫉妬だけになってしまうでしょう。

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4人で過ごす時間は和気藹々としています。ロズの夫のハロルが、アウエーになり、妻とリルがレズビアンではと疑うほどでした。

また舞台が、海に面したリゾートなこともあり、心身ともに開放的になるのもわからないではない気もしました。

そうはいっても、リズもロズも母親なので、罪悪感や相手に対しての複雑な感情だってあるはず。だからこそやめなければと、思い悩むわけです。ただ4人は互いに関係を隠さずオープンにしていて、精神的に開放感がありましたし、4人の絆の深さを感じられました。

ある特殊な状況だからこその関係ということでしょう。

私たち幸せね、怖いくらいに…

最初、リルとロズの二人は、親友の息子と関係を持ったことに普通に罪悪感がある。でもやがて心身ともにかつてないほどの多幸感を得ていると気づき、いつかは終るとわかりながら、関係を維持することを決めます。

たとえ傷つく結果になることが予想できても、今の幸せを大切にしようということなのでしょう。

恋の温度は変化する(ネタバレあり)

ロズは結局、シドニーに移り住まず、夫とは離婚します。

ロズの夫がシドニーに行くのは、シドニー大学で演劇を教えるためで、息子のトムもやはり演劇の道に進むのですが、トムはシドニーには行きませんでした。


そして2年後。ロズの夫・ハロルドは再婚して子どもが生まれて幸せそう。ロズもイアンと相変わらずラブラブの関係です。

両親が離婚したトムは、父が手がける舞台を手伝うためシドニーに行き、そこで舞台女優と出会い、彼女に心惹かれてしまう

元々トムは、自分の母とイアンの関係を知り、当て付けのようにリズに迫った背景がありました。そのため、トムのリルに対する気持ちがどの程度なのかを推し量ることは難しく感じました。

母と子という関係を抜きにしても、ダブルカップルが永遠に仲良くいられるのは稀なこと。時間とともにそれぞれの立場や感情が変化するのが当たり前のことだと思います。

 

ナオミ・ワッツが切ない(ネタバレあり)

二人の女性は、年齢差や状況から、いつか遠くない未来に別れが訪れると覚悟していた。とくにロビン・ライト演じるロズは、そのことを強く意識していました。

ロズのすごいところはトムが結婚を決めたことで傷心のリルを他人事とは捉えず、この機会に自分とイアンも終わらせようと決めるところです。

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しかしナオミ・ワッツ演じるリルは、夫と死に別れてから孤独だったので、ロズ以上に孤独感が強く、トムへの執着や愛情などあらゆる感情を簡単に手放せるものではないのもわかる気がしました。

ロズとリルの行動は、母という立場で見れば、いろいろ言われそうですが、自分の行動の落とし前を自分できっちりつけている。自由に生きるには、強さが必要、そんなメッセージが伝わってきました。

 

ラストはどうなる?(ネタバレあり)


トムは女優と結婚して、リルとは別れます。

一方のロズとイアンも、トムの結婚を機に別れることに。最初はロズへの未練を断ききれないイアンですが、付き合っていた女性が妊娠して現実に追われるかたちで、その女性と結婚します。

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そして関係が変わった四人は、その後も時折、家族ぐるみで会っている。ロズとリルは孫もできて幸せそうでした。しかしある晩のこと、リズとトムが抱き合う現場を見たイアンが、興奮して二人の妻の前で、すべてをバラしてしまいます。

なぜならイアンは、リルとトムが別れたのを理由に、自分たちもケジメをつけようと説得されたので、イアンは騙されたと感じたのでしょう。

イアンとトムの夫婦は破綻。ロズは、すべてん責任はこの関係を受け入れた自分にあると、深く傷つき涙するのでした。

 

筏に浮かぶ四人の姿が意味するもの(ネタバレあり)


一番最後の場面で、以前よく遊んだ、海に浮かぶ筏に載った四人は、じっと目を閉じ微動だにしないで並んでいる。

それが何を意味するのか?

あくまで推測ですが、結局また四人に戻ってしまった、責任は自分たちの行動にあり現実を受け入れるしかない、といった深い業を表現しているようでした。

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※本記事の情報は2021年11月時点のものです。

 


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それではまた。のじれいか でした。