結婚する女子を祝うパーティーが開かれ、女たちは存分にハメを外す。
映画『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』は、結婚寸前の女とその友人たちが大騒ぎを楽しむ、女たちによるドタバタコメディです。
日本だとあまり馴染み深くありませんが、欧米では「バチェラー・パーティ(男性)」「バチェロレッテ・パーティー(女性)」と呼ばれる、同性の友人たちと独身最後のハメ外しをするそうな。
お祝いされる主人公を演じるのはスカーレット・ヨハンソン。
ちょっとエッチではっちゃけていて、軽い気持ちで楽しめる映画です。
日本未公開の映画なのでこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
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ここではストーリーと好きなところ、残念に感じたところをご紹介します。
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ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー(2017)
※本記事の情報は2021年6月時点のものです。 最新の配信状況はサイトにてご確認ください。
作品情報
101分
監督:ルチア・アニエッロ
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ケイト・マッキノン、ジリアン・ベル、イラナ・グレイザー、ゾーイ・クラヴィッツ
ストーリー・B級臭漂うけど華がある
ジェス(スカーレット・ヨハンソン)は、上院議員に立候補して多忙な日々を過ごしている。そんななか婚約者ピーター(ポール・W・ダウンズ)との結婚が決まったジェスは、学生時代に寮で同室だったアリス(ジリアン・ベル)、フランキー(イアナ・グレイザー)、ブレア(ゾーイ・クラヴィッツ)と独身最後のハメ外しのパーティをするためマイアミを訪れる。
宿泊先は、ジェスの支援者から借りたビーチ沿いの豪邸。
ジェスのオーストラリア留学先での友人・ピッパ(ケイト・マッキノン)も加わり、レストランやバーで大騒ぎをする5人の女たち。
家に戻っていよいよ盛り上がる女たちは、男性ストリップを呼ぶ。女たちはすっかりラリっているから加減を知らず、アリスが力任せに抱きついてストリッパーごと転倒し、男は頭を打って死んでしまう。
いきなりバスっと事件になり、パーティモードから打って変り、サスペンスの様相を呈してきます。(でもコメディ)
B級っぽさ漂う映画ですが、スカヨハ始め、ジリアン・ベル、ゾーイ・クラヴィッツ、ケイト・マッキノンなど、豪華な出演者が目を引きます。
ジリアン・ベルはさすが存在感がありますね。だらしがなくていい加減な人生を送ってきた女がマラソンに目覚める『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』で徐々に体を絞っていく役を演じていたのは記憶に新しい。
あとジェスたちが滞在する屋敷の隣人夫婦が登場するのですが、妻役にデミ・ムーアが登場します。ちょいおかしな隣人でした。
女の友情がいい感じに描かれる・好きなところ
スカヨハ演じるジェスは、政治家を目指しているくらいだから努力家なのでしょうが、友人ははっちゃけた人を好むらしく、全員が個性的。キャラは濃いです。
元気でノリのいいアリスは、実は友達が少なくて、ジェスとの友人関係をとても大切に思っている。でもジェスはアリスを鬱陶しく感じ、博愛主義で裏表のないオーストラリア人のピッパとの関係に傾いている。それを知ったアリスは大変おもしろくない。といった女の友情の本音の部分も見え隠れします。
また、ブレアは結婚したけれど離婚調停中。ブレアとフランキーは学生時代、恋愛関係にあって百合な関係だった。ブレアは自分を偽って結婚したが、続かなかった的な側面にも触れられます。
テンポはよいが大味な印象・残念なところ
100分の時間のなかで、彼女たちの学生時代から始まり、ジェスが政治家を目指していること、ジェスと婚約者ピーターとの関係、仲間たちの現状とストーリーはテンポよく進みます。
考えずに見れる軽い物語でありながら、女の友情にも触れている。多くの方が感じていると思いますが、これは『ハングオーバー』女性版のような作品です。
下ネタ満載なのに登場人物は意外に知的なこともあってか、徹底的に下品にならないところはコメディとして成功したと思う。ただ『ハングオーバー』と比較すると大味だったかな。キャラクターよかったぶん残念だった気がしました。
あとジェスの結婚は、予定変わって選挙前に早まったということでなのでしょう。挙式の場面は地味婚でした。(派手な式が見たかったかも)
あと本編はエンドロールのあとも続くので、再生は止めないで最後まで見ましょう!
▼かわいいスカーレッ・ヨハンソンはこちらにあります!
それではまた。 のじれいか でした。