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【映画】『ルームロンダリング』霊が見える池田エライザのほっこり物語【ネタバレ・感想】

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こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

『ルームロンダリング』は、天涯孤独で霊魂が見える女の子が、訳アリ物件に暮らしながら霊たちと交流して彼らの要求を叶えていくお話。

主人公を池田エライザ、彼女の叔父役としてオダギリジョーが出演する、ハートウォーミングなコメディです。

この『ルームロンダリング』は、TSUTAYAの映像コンペで準グランプリを受賞し、TBS系列の「ドラマイズム」にてドラマ放送されました。また映画版は、本作
ドラマの続編として公開されたものです。

今回は『ルームロンダリング』のストーリーについて、また感じたことについて書きます。よろしければお付き合いください!

 

 

【映画】『ルームロンダリング』

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作品情報

2017年 109分  
監督:片桐健滋

死者と接することで、生を知ってゆく物語

輝ける池田エライザが眩しい!


キャスト


八雲御子(池田エライザ)
雷土悟郎(オダギリジョー)
春日公比古(渋川清彦)
虹川亜樹人(健太郎)
御子の母(つみきみほ)
雷土の仕事仲間(田口トモロヲ)
御子の祖母(渡辺えり)

 

予告

www.youtube.com

 

ストーリー


父は亡くなり母は施設にいる、八雲御子(池田エライザ)は、祖母(渡辺えり)と暮らしてきたが、その祖母も亡くなり天涯孤独になってしまう。

子供の頃から自分の殻に閉じこもる性格の御子に、叔父の雷土悟郎(オダギリジョー)が、事故物件の部屋に住む、ルームロンダリングの仕事を紹介する。

あらゆる部屋を渡り歩いた御子は、自殺したミュージシャン志望の男・春日公比古(渋川清彦)と同居する。意気投合して楽しい時間を過ごす御子と公比古だが、新たなルームロンダリングに向かうため、公比古の部屋は出ることになった。

実は死んだことを後悔している公比古は、部屋に残したデモテープをレコード会社に発送してくれないかと御子に頼むのだった。

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また、御子の転居先は、これまでとは違い、殺人事件の現場。被害者の千夏本悠希(光宗薫)OLコスプレイヤー。御子は悠希からしつこく絡まれて、仕方なしに犯人探しをすることになる。

御子は悠希が住んでいた部屋の隣人で、スーパー勤務の虹川亜樹人(健太郎)が挙動不審で怪しむのだが……。

 

ルームロンダリングとは?


この映画のタイトルでもある「ルームロンダリング」について軽く説明しておきます。

劇中で田口トモロヲ演じる不動産屋が、裏社会の金を転々として出どころがわからなくする「マネーロンダリング」をもじった造語だと話しています。

割と知られた話ですが、部屋を借りるとき自殺者や孤独死などがあった場合、次の入居者に事前に説明する決まりがありますよね。

ただしそれは、事故後何年間であるとか明確な決まりがあるわけではない。そこで意図的に誰かを住まわせて、なかったことにして、新たな入居者を集う。その浄化作業をここでは、ルームロンダリングと呼んでいます。

つまり御子は霊が見えてしまうので、霊たちの要求に渋々応じたりしますが、ルームロンダリング自体は生きている側の事情ということになります。

 

オダギリジョーと池田イライザのコンビがよい


御子の叔父・雷土悟郎は見るからに怪しい風体の不動産屋。悪徳不動産屋(田口トモロヲ)からルームロンダリングの仕事を請け負っている。

自分の姪である御子にも仕事を充てがっていて、突き放しているようで、実は心配でたまらない。叔父と姪で恋愛関係ではないものの、お似合いな雰囲気でよい感じです。

部屋以外も何気に浄化


タイトルは『ルームロンダリング』ですが、主人公の御子が見える霊は、室内に限ったことではありません。道路でミニチュアカーを20年も探している男の霊、学芸会当日に交通事故死した御子の同級生の男の子の霊も登場します。

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御子は、生きている人間より霊の方がマシと思うほど、人間不審なところがある。また御子は自分が子供の頃、すぐに戻ってくると言っていた母親がそれきり戻らず、人を信じられなくなっているといった心の事情もあります。

隣人との交流はご法度なのだが…


不動産屋が次の住民に入居させるのがルームロンダリングの目的のため、御子は隣人たちとの交流はご法度とされています。

これまで、人を避けるように生きてきた御子でしたが、悠希の隣人だった虹川亜樹人(健太郎/伊藤健太郎)との交流から心に変化が訪れます。

虹川は、事件当日、隣室から助けを求める声を聞いていた。でも虹川も人と関わりになりたくなくて黙っていた。そのことを後悔して御子と話がしたくなったことがわかります。

小説を書く虹川と、本当は美大に入りたい絵が上手な御子は、通じるところがあり、気になる存在になっていくのでした。


OLコスプレイヤー事件の犯人は誰?(ネタバレあり)

殺人事件の被害者である悠希を手助けしようと決めた御子は、犯人の似顔絵を隣室だった虹川が目撃していたことにして警察に情報提供しようとします。

現れた警察官(木下隆行)に事情を説明するのですが、なぜか警官は虹川に暴力をふるう。それによって犯人が警官だったことがわかります。

警官は悠希のファンでイベントに参加した際、冷たくされたことで見下されたと感じ犯行に及んだことがわかります。隣室で見ていた御子が悟郎を呼び、虹川は救出されるのでした。

御子、母と再会する(ネタバレあり)


御子は子供の頃、すぐに戻ると言いながら戻ってこなかった母に会いたくてたまらない。悟郎は御子に、母もやはり霊が見える体質で、それによって心を病んで、施設に入っていると話していました。

そして御子は、悟郎から母との再会場所に連れて行かれます。長年望んだ母(つみきみほ)との再会に涙する御子でしたが、母は触れることができない相手。

つまり母は既に故人。大人になった御子はその死を受け入れられると悟郎から判断されたということになります。

現実を受け入れた御子は、自分の大切になった人が消えてしまうことが辛かったけれど、虹川ががいなくならず側にいることで、新しい一歩を歩み出すのでした。

 

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※本記事の情報は2021年12月時点のものです。


▼ 池田エライザ、オダギリジョーの記事はこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

 

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それではまた。のじれいか でした。