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【映画】『街の上で』下北沢への愛情あふれるコメディ/ロケ地の紹介も【ネタバレ・感想】

 

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こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

『街の上で』は、下北沢を舞台にした映画。下北沢の古着屋で働く一人暮らしの男が、恋人にフラれて落ち込んでいると、自主制作映画への出演を依頼され、日常が変化します

『愛がなんだ』の今泉力哉監督の作品で、出演俳優も同作品を思い出させるキャスティングというのも見どころの一つかも。朝ドラに出演する人気俳優という役を成田凌が出演しているところもおかしみがありました。

今回は『街の上で』のストーリーについて、また感じたこといついて書きます。よろしければお付き合いください!

 

 

【映画】『街の上で』

 

作品情報

2019年 103分  
監督:今泉力哉

私の地元っス

街は変わっていくけど、人の心は変わらないものね

キャスト

荒川青(若葉竜也)古着屋店員
川瀬雪(穂志もえか)青の元彼女
田辺冬子(古川琴音)古書店店員
高橋町子(萩原みのり)映画を撮っている美大生
城定イハ(中田青渚)町子の映画の衣装担当
間宮武(成田凌)朝ドラ出演の人気俳優

 

予告

www.youtube.com



ストーリー


荒川青(あお)(若葉竜也)
は、下北沢の古着屋で働く男。押しが弱くて消極的な性格。読書好きで、淡々とした日々を過ごしている。

青の恋人・川瀬雪(穂志もえか)の誕生日の夜、雪の浮気がバレるが、雪からは浮気相手の彼が好きだと、別れ話を切り出されてしまう。青は、雪を諦めきれず悶々としているが、店にやってきた高橋町子(萩原みのり)から、自主制作映画への出演を依頼される。撮影内容は本を読む姿を撮るというものだ。 

突然の申し出に、役者経験などない青は戸惑うが、馴染みの古本屋店員田辺冬子(古川琴音)に頼み、読書する姿をスマホで撮影してもらい、それを見直すといった地道な練習を積んだりしている。

映画の撮影は下北沢のカフェでおこなわれ、控え室に朝ドラに出演する有名俳優・間宮武(成田凌)が現れたので青はびっくり。実は、別れた雪は彼の大ファンなのだ。青は「別れた彼女が大ファンで」と今更言っても仕方ないことを、間宮に喋ってしまうのだった。

映画出演にあたり、地道な努力を積み重ねてきた青だったが、努力の甲斐なく、本番で青は緊張し過ぎて使いものにならず、出演部分はカットされてしまう。気まずい気持ちで打ち上げに参加した青は、撮影スタッフで衣装係の城定イハ(中田青渚)から話しかけられる。

 

実在しそうな若者像の見事な再現


まず、若葉竜也が演じる、古着屋勤務の青年・荒川青は下北沢で働く独身青年のリアルな姿をかなり忠実に再現しているなと思いました。

下北沢をテリトリーにする人の多くは、友人が多くて顔が広く、夢や目標に向かう熱意に溢れ、日々充実している印象がある。でもその一方で、青のように、これといった夢を持たず、仕事に生きがいを感じているわけでもない。つまりなんとなく暮らしている人だっています。イメージ的にはちょっと前に流行った「草食系男子」に近い存在感ですかね。

でも、青も以前はバンド活動をしていた時期があり、部屋にはギターが置いてあったりするので、夢を追うまでではないけれど、その空気を味わいたくて下北沢に住んでいるのかもしれません。

また、青の存在感は地味系ですが、天然キャラで店の客との会話もおかしく味わいがあります

下北沢を訪れる人たちの群像劇でもある


また、この映画は、ほかにも下北沢で働く人、下北沢を訪れる人たちが姿も登場する、群像劇でもあります。多くは、主人公の青が接客したり、青が居合せた場所にいる人たちです。

個人的に印象に残った場面は、青がランチを食べに行くカフェ「CCC」の女性客ですね。彼女は漫画に描かれている場所が見たくて下北沢を訪れています。

漫画を片手にカフェ店員(春原愛良)に場所を訪ねたところ「もうすぐ上がれるから案内しますよ」と聖地巡礼の案内人を申し出る。ありそうでなさそうで、あったらおかしい場面でした。

もしかすると店員自身が似たような経験をして、下北沢で働いているのかも、そんな想像をすると、案内を名乗り出た気持ちも頷けます。

ちなみに漫画は魚喃キリコの『茄子とマヨネーズ』。

コメディだけど決して浅くはない


この映画を観ながら、この作品は下北沢を知らない人にはどう映るのかが気になっていました。

下北沢を舞台というほどには、下北沢の街が映し出されるわけではない。なので街を知り尽くしている人からすれば、また違う切り口を考えてしまうかも。

ただタイトルが『街の上で』であるように、街は人がいるからこそ存在します。下北沢を知らない人がこの映画を観たとき何を感じるかはわかりませんが、自分にとって大切な時間を過ごした街を思い出すことができたら素敵だな。そんなふうに感じました。

街は変わるけど文化は変わらない?


レコードカフェ、CCCの店長(芹澤興人)「文化ってすごいな」と青に話す場面があります。

CCCの隣の敷地では古い建物が取り壊され、新築建設工事の真っ最中。その一方で、店の客は好きな漫画がきっかけで街を訪ね、また別の客は、映画監督のヴィム・ヴェンダースが来日するとき、この店を訪れるのだと同席する友人に語っている。

 

そんな時間から感じ取った気持ちが「文化ってすごい。漫画とか小説とか映画って残るけれど、街はどんどん変わってしまう」といったことを青に話します。

青はそれを受けて「街もすごくないですか。たとえ変わっても、失くなくなっても、あったことは事実だから」と語り、店長はなんとなく納得する。この遣り取りはすごくよかった。

青の日常は、下北沢で完結しており、ほぼ徒歩圏内で生活できています。彼の日常は、地味で些細なのですが、こういう人たちが街を支え、また次の世代に引き継がれ、そうしながら時は流れていくのだなという気持ちになれる。変化し続ける街と、そこで暮らす、それほど変わっていない人々の姿が印象的でした。

 

カフェCCCの客が、友人におすすめする映画が、ヴェンダースの「アメリカの友人」。「アメリカのともだち」と話しているのを聞いた店長は、邦題タイトルの間違いに密かに気づき、後になって青に指摘しますが、意味は同じですし別にどっちでもいいやというオチでした。

 

ロケ地一覧


撮影の多くは、下北沢の一番街商店街付近みたいです。一応ざっとロケ地を載せておきます。

hickory


青が働く古着屋。ここで青は、撮影依頼を受けたり、変なカップルを接客します

ヒッコリー
世田谷区代沢5−29−17

下北沢の古着屋 hickory(ヒッコリー) のブログ



レコードカフェCCC


青がランチを食べにきたカフェ

CITY COUNTRY CITY
世田谷区北沢2−12−13細沢ビル4F 
CITY COUNTRY CITY

 

バー水蓮


バー水蓮青が飲みに行く店。


店長と青は仲が良く、元彼女の雪とも親しく相談を受けている世田谷区北沢2−8−12 2F

 
 
 
 
 
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ラーメンみん亭

青がラーメンを食べに行くと、そこで以前、客として訪れたけれど何もしなかった風俗嬢が店でラーメンを食べているのに出くわす

みん亭
世田谷区北沢2−8−8

tabelog.com

 

にしんば

青が撮影した自主制作映画の関係者と飲みに行く店。この店で青は、衣装係の城定イハから話しかけられる

にしんば
世田谷区北沢2−9−20

 
 
 
 
 
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古書店ビビビ

本好きな青が通う店で、亡くなった店長や、店員の田辺冬子(古川琴音)が働いている

古書店ビビビ
世田谷区北沢1−40−8

古書ビビビ ショッピング 孤高のハイブリッド古書店 東京の古書店

 

下北沢トリウッド


自主映画が上映されたミニシアター

下北沢トリウッド
世田谷区北沢5−32−5 2F 

Eigaland

 

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※本記事の情報は2021年11月時点のものです。


▼ 下北沢ネタの記事はこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

noji-rei.hatenablog.com

 

 

それではまた。のじれいか でした。