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【ドラマ】『下北沢ダイハード』やっぱり最高!オススメする3つの理由【U-NEXT】

下北沢ダイハード

 

『下北沢ダイハード』は、2017年にテレビ東京の深夜枠で放送されたオムニバスドラマです。

どの作品も、演劇や古着、飲み屋といった、下北沢という街の特徴と、そこに生息する人物が生き生きと描かれます。

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www.tv-tokyo.co.jp

 

 

 

作品情報

 

テレビ東京、2017年のドラマ24(毎週土曜 0:12〜0:52)で放送。

・全12話

・登場人物 古田新太、小池栄子(メイン) 

現在はU-NEXTで配信されています!

 

下北沢ダイハードをオススメする3つの理由

 

1 街のリアルが描かれている

 

下北沢というと、演劇、古着屋、怪しい飲み屋といった雑多なイメージがあると思うのですが、そこに生息する人たちの『人生最悪な一日』(ダイハード)が結構リアルに描かれています。

ストーリーの語り部役は、バーのマダムの小池栄子と、客のジョン・幕練役の古田新太。下北沢を知り尽くすジョン・幕練から噂話が語られる。

マダムは面白がって噂話に耳を傾け、よくある酒場の世間話としてストーリーは進みます。

物語は恋愛だったり、成長物語だったり、家族愛だったりと着地点は異なりますが、どれも下北沢に集う人たちの風景で、ダイハードといいながら決して突拍子がないわけではない。街の魅力が自然に引き出されているところがポイントです。

 

2 製作スタッフがすごい!

 

脚本を担当しているのは、『サマータイムマシン・ブルース』の上田誠監督を始め、大人計画の細川徹、根本宗子、西条みつとし、といった新進気鋭の作家が各話を担当しています。

noji-rei.hatenablog.com
それぞれの作家が解釈した、異なるテイストの『下北沢ダイハード』が楽しめるところが大変魅力的。

 

主題歌は、凛として時雨『 DIE meets HARD』 雨のパレード『Shoes』

 

 

 

3 キャストがすごい! 

 

吉沢亮、光石研、緒川たまき、志尊淳、野間口徹、夏菜、松本香、臼田あさ美、金子大地、岩松了、夏帆、鳴海璃子と豪華です。

ドラマ24といえば、『孤独のグルメ』枠。さすがに松重豊さんは出演していません。
 


 

オススメ作品のご紹介

 

どの話も魅力的ですが、個人的に特にオススメしたいのは次です。

  • 『裸で誘拐された男』
  • 『幽体離脱した男』

 

『裸で誘拐された男』

 

お硬い父親と息子、夫からの愛を感じられなくなった妻の再生の話です。
 

議員の渡部修は(神保悟志)、妻の景子(高橋ひとみ)と、息子の健人(吉沢亮)の3人暮らし。

修にとって景子は空気のような存在。選挙が近くイラつく修にとって、就職しないで舞台俳優を続ける健人も気に入らない。

そんな鬱憤をSMクラブの女王様(桜井ユキ)に弄られることで晴らしていた修は、ある日、全裸でスーツケースに入るという危険な遊びをする。下北沢の駅前で修が入ったスーツケースが取り違いになって……。

あり得ないのですが、あったら絶対におかしい。笑えます。劇団員の息子を演じる吉沢亮もなかなかすてき。

 

 

 

 

『幽体離脱した男』

 

過去の恋愛へのやり残した気持ちが、感情に蓋をすることになり、役者の命ともいえる感情を表せなくなった役者が、劇場霊から何かを学ぶというお話。

アイドルグループからデビューしたタクヤ(金子大地)は、他のメンバーはこぞってソロ活動で成果を上げているのに一人出遅れていた。

事務所の社長から小舞台への出演を言い渡され、それが最後通告と感じたタクヤは必死に演技をするのだが、演出家(岩松了)からは見放されそう。

そんなとき、上演する劇場で心霊現象が続いて、タクヤたちが怖がっていると、滑って転倒したタクヤは幽体離脱していることに気づく。

そこにかつて女優だった紗奈(岸井ゆきの)が現れる。

気持ちをうまく表現できなくなった苦しみや葛藤がすごく上手に表現されているストーリーでした。短編映画みたいな出来です。

 
金子大地といえば『おっさんずラブ』でのマロ役が印象的だったなあ。

 

 

ほかにも癖が強くて琴線に触れる作品が。


売れないミュージシャンの彼氏を支えてきた女との、生活感ある下北沢のアパートが舞台の話や、『ヴィレッジ・ヴァンガード』を舞台にした話など、下北沢の影の歴史を見てきたかのような描かれ方に深く共感できるものもあります。
  

 

 

エンディングの柄本明になぜかじんとくる

 

毎回ドラマのエンディングには夕暮れの下北沢で自転車を走らせる柄本明が登場します。なぜだろうじんとしてしまう。変わらないものがあることに安心するのかもしれません。 

柄本明はよくこんなふうに下北沢を普通に歩いているので、近くに暮らす人や、よく街を訪れる人であれば遭遇した人も多いと思います。

下北沢は再開発が進んで、これまでとは大きく変わってしまいました。下北沢の変化を嘆くかつての住民だったという著名人たちがコメントを寄せていましたね。

私は下北沢の近くに住んでいたので、空気や匂いがわかります。街は人が作るもですが、ときに街に人が作られているようにも感じてしまう、そんな不思議な存在感があります。いいことばかりではなく悪い思い出もあったはずなのに、それでも憎めない街ですね。

役者やミュージシャンの卵たちが、大勢下北沢に集い、そして旅立っていきますが、下北沢という街に生まれ育った人たちは、それほどチャレンジャーではなく、比較的恵まれた家庭に育っていたりして、結婚して二世帯住宅なんかを建てているような人が多いのが現実です。

下北沢だけではないかもしれませんが、住み続ける人もいれば、成功して街を離れる人もいる。リリー・フランキーも以前は住民だったそうですが、実際に暮らした年月は案外短かったそうです。下北沢は夢を見る人からすれば通過点。だから出ていく人が多いのも肯けます。

そういう意味では、銀座に生まれ育ったのに下北沢に根を下ろした柄本明はちょっと変わった存在なのかも。ほかにも敢えて下北沢に根付いて暮らしている有名人は何人かいますが、居心地がいいからでしょうか。


▼ローカルドラマはこちらにもあります 

noji-rei.hatenablog.com


▼こちらは吉沢亮のミステリー

noji-rei.hatenablog.com

 


それではまた。
のじれいかでした。