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【映画】『恋する寄生虫』恐怖症クラスタは必見!?【ネタバレ・感想】

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こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

『恋する寄生虫』は、極度の潔癖症の男と視線恐怖症の女子高生との、不器用な恋を描いたファンタジー。

二人は恐怖症の苦しみに加えてつらい過去も抱えていて、いろいろ諦めながらも生きることを選んでいる。

何かしらの恐怖症を持つ人は、共感できるところがありそうです!

今回は『恋する寄生虫』のストーリーのご紹介、また恐怖症もちの筆者が感じた感想などをネタバレありで書きます。

よろしければお付き合いください!

 

 

 

 

【映画】『恋する寄生虫』

 

作品情報

監督:柿本ケンサク
原作:三秋縋
2021年 100分

キャスト

 

高坂健吾(林遣都)
佐薙ひじり(小松菜奈)
和泉(井浦新)
瓜実裕一(石橋凌)

 

設定がよかった

恐怖症もちは共感できそう



予告

www.youtube.com

 

ストーリー

強度の潔癖症で人と関われない高坂健吾(林遣都)は、幼少期のとき両親が自死したこともあり世界から拒絶されているような深い孤独を感じている。

高校生の佐薙ひじり(小松菜奈)は、他人の視線を恐れる視線恐怖症。ひじりは祖父で医師の瓜実裕一(石橋凌)から、頭の中に虫がいて治療が必要だと説明されている。また、ひじりが他人を避けるのは恐怖症以外にも自分に寄生する虫が、他人に感染することが理由にあった。

そんなある日、健吾の元に、和泉(井浦新)が現れ、二ヶ月間だけある少女の面倒をみてほしいと切り出す。無職の健吾が金ほしさに指定された場所に赴くと、そこにいたのはひじりだった。

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ひじりは恐怖症を抱える健吾を身近に感じ、健吾の部屋を出入りするように。でも潔癖症の健吾にとっては拷問に近い。

和泉は時折、健吾の前に現れ、あれこれ指示を出すが、健吾はなぜ自分とひじりが引き合わせたられたのか理由は知らぬまま。

最初のうち、他人の痛みに鈍感だった健吾は、ひじりの恐怖症を想像できるようになり、だんだん恋心が芽生えていくのだが…。

恐怖症の人は共感できる?


ざっくり言ってしまえば、異なる恐怖症の者同士が恋愛をする物語です。

なので恐怖症なんて無関係というメンタルの人には、もしかすると理解しにくい内容かもしれないですね。

ただ何かしらの恐怖症かそれに近い感覚がある人には、共感できるところがありそう。恐れを感じる質が異なっても、生きにくさを理解し合える相手がいることで救われる部分は大きいのはよくわかる。また恐怖症を抱えていると視野が狭くなり、世界中を敵に回していると(勝手に)感じ取ってしまいがちなところも、上手に描かれていると感じました。

健吾とひじりは普通の生活に憧れながらも諦めて、恐怖と孤独と闘いながら不自由な日常を受け入れて生きています。解放されたいと素直に言葉にできないのは、どうせ言っても伝わらないし、話す相手もいないし、話したところでどうにもならないとわかっているから。

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恐怖症は日常生活に大きなストレスを伴うものですが、恐怖を打ち明けて共有できる相手ができたことで二人の日常は段々と変化する。やがて恋愛感情が芽生えていく二人は、少しずつですが恐怖症も軽減されていくのでした。


私はこのブログの記事でもちらっと書いていますが、やはり恐怖症があるので、弱いところを理解し合える、もしくはわかろうと努力しあえる相手と繋がることで、心の拠り所を得られるという部分には共感できました。


恐怖症はそれだけで生死を分けるわけではないし、外から見てわかるものではありません。そんなこともあって人に話すのを躊躇ってしまうことが多い。わざわざ話さずとも自分の中で解決するしかないという思いからです。

けれど、ということは世界と自分との間に隔たりを作っているのは、紛れもなく自分自身なことを改めて実感させられたりも。受け取る側がどう捉えるかはわかりませんが、何も伝えずにいることは更に自分自身を苦しめることになっているのかもしれません。

物語は最終的には恐怖症と共存するオチで、トキソプラズマ菌の話なども盛り込まれていたりするので、突っ込みどころもありますが現実的な要素も盛り込まれています。

恐怖症や苦手意識のある方にとっては、自分自身の日常を考えるきっかけを与えてくれる物語かもしれないですよ。

まさにタイトルどおりの内容(ネタバレあり)


最初、健吾はひじりを恋愛対象として見ていないし、自分の恐怖症のことで頭がいっぱいでした。

そして社会に報復するつもりでクリスマスに恋人たちの連絡手段を遮断させるコンピューターウイルスを起動させようとしている。自分の手が届かない世界への八つ当たりといった感じでしょうか。

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やがて、ひじりは自分が視線恐怖症なこと、頭の中に寄生虫がいて死ぬ運命なことを健吾に打ち明ける。それは恐怖症などの症状を呼び起こし、寄生する肉体の恋愛感情によって繁殖していくものでした。

また、ひじりの母はひじりが幼いとき自殺しているのですが、これも寄生虫が影響していました。寄生虫に体を冒されて追い詰められて自ら死を選択してしまったのです。

ひじりの祖父の瓜実は寄生虫の研究医で、ひじりと健吾に恋をさせて寄生虫を誘き出し成長させて摘出するのが目的。それでひじりと健吾を引き合わせたのでした。

そして実は恐怖症を持つ多くの人がこの寄生虫に感染していて、健吾の頭の中にも寄生虫がいることがわかります。

ひじりと健吾は寄生虫を摘出してしまえば恐怖症から解放されますが、そうなればお互いに感じていた恋愛感情も死ぬことに。

つまり健吾とひじりの二人は、苦しい選択を迫られることになるのです。

寄生虫は恐怖症の例えくらいに捉えていたところ、本当に寄生虫の話だったのかと軽く驚きました。つまり『恋する寄生虫』はそのままのタイトルだったんですね。


ラストはどうなる(ネタバレあり)


恋愛感情を持つようになった健吾とひじりは、治療を受ければ恐怖症から解放される。でもそうなれば恋愛感情も消滅するとわかり葛藤します。

ひじりの母は、ひじりと同じ病でしたが、虫を誘き寄せるために和泉と恋愛をした結果、ひじりが生まれていました。(つまり和泉はひじりの父親)その後、ひじりの母は虫を除去することを拒み、虫に意識を支配され、自死に追いやられていたのでした。


母と同じく、ひじりも手術を拒みます。生まれて初めて好きになった健吾への気持ちが消えてしまうのが嫌だったからです。

このままでいようとした二人でしたが、結果的には二人は和泉に探し出され、瓜実医師によって手術を受けてしまいます。手術で寄生虫を取り除いた健吾は潔癖症が嘘のように消え、でもなぜかさなぎをへの想いを残したまま、新しい生活を始めます

そんな健吾の元に、さなぎからの手紙が届きます。手術を終えて記憶が薄れる前に描いた別れの手紙を読んで健吾は悲しみで絶望するのでした。

一方、健吾とさなぎのデータを調べていた和泉は、二人の体内に寄生虫の卵があることを知ります。つまり、やはりふたりの恋愛感情は残り続けていたということ。さなぎの母を今でも愛し続けている和泉は、瓜実に寄生虫と人間は共存できることを伝えます。


やがてクリスマスイブ当日、コンピューターウイルスを設定した健吾はその様子を見に出かけた先でさなぎと再会。二人のクリスマスが始まります

 

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※本記事の情報は2022年3月時点のものです。

 

▼林遣都の映画いはこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

 

▼小松菜奈の映画はこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

 

 

それではまた。のじれいか でした。