こんにちは。
邦画のミュージカル作品というと、馴染みが薄く、敬遠したくなる方が多いかもしれません。そんな方にもオススメなのは、映画『ダンスウィズミー』。娯楽性が高く、気軽に楽しめる作品です。
今回は『ダンスウィズミー』の5つのオススメポイントをご紹介します。(途中ネタバレありを含みます)
ダンスウィズミー
作品情報
予告
ここがいい! 5つのポイント
1 ダンスがシーンがいい
主人公の鈴木静香(三吉彩花)は一流商社勤務のOL。おしゃれな部屋に暮らして、好きなものを着てと、充実した毎日を送っている。
けれど無意味な忙しさや同僚の噂話など、内心では馴染めなさや違和感を隠し持っていた。
姪と一緒に、たまたま拾った無料券で、アトラクション施設を訪れる静香。そこにいた催眠術師のマーチン上田(宝田明)に「ミュージカルが上手になりたい」という姪の願いの催眠術をかけられてしまい、まさかの静香が音楽と共に踊り出す体質になってしまう。
……翌日から静香は朝から踊り続ける。社内プレゼン中でも、憧れの上司の村上(三浦貴大)の前で音楽に合わせて踊り続けてしまう。
踊っている場面はなかなか楽しそう。爽快感があります。一瞬、空気が凍るかと思いまきや、周囲も静香の踊りを楽しんでいて和みます。
歌って踊る催眠術がかかっている主人公なので、踊るのに明確な理がある。そこは無理がなくポイントが高い。
ミュージカル作品が得意ではない人でも楽しめる作品である理由ですね。
2 女同志の友情がいい
マーチン上田の催眠術により、音楽が流れると踊り出すようになった静香。
上司の村上から誘われたレストランでも踊り続けてしまい、多額の弁償をしなければいけなくなり窮地に立たされる。
催眠術を解くためにマーチン上田を探そうとする静香。インチキ催眠術のサクラだった斎藤千絵(やしろ優)と一緒に、逃げ足の早いマーチン上田を追いかけ、巡業先まで追いかけることになります。
斎藤千絵を演じたやしろ優、がとてもいい。味があります。千絵はマーチンの相棒で、一緒に詐欺をやっていましたが、ギャラがもらえずマーチンを探している。
絶対に噛み合わない二人の女は、一見して水と油のように見えますが、だんだんと二人の心が近づいていくところは見どころがあります。
ロマンスの要素がさほどなく友情に重点を置いたストーリー。誰でも楽しめる映画というのもポイントが高いところですね。
3 ロードムービーの要素も
静香と千絵は、催眠術師のマーチン上田の行方を探し、興信所の渡辺(ムロツヨシ)に調査を依頼する。
地方巡業をしている情報をつかんだ、千絵と静香は、新潟から北海道まで旅をすることに。
静香は会社を休んでいる一週間の間に、マーチンを探し出して催眠術を解くことができるのか? 物語のおおまかなストーリーはそこにあります。
旅を通じて、あらゆる出会いと別れを経験する静香。そこで本当にやりたかったことは何だったのかを改めて知ることに。
4 ファンタジーとしてのできのよさ(ネタバレあり)
田舎町を旅する静香と千絵は、お金がなくて車の修理ができなくなり、静香の実家で大型貯金箱を持ち去りますが、入っていたのは10円玉ばかり。
途方にくれる二人の前に、田舎の不良が寄ってきて因縁を付けられたりもするのですが、歌とダンスで切り抜ける。そのあたりの場面展開はお見事!
旅の費用に困る二人は、流しの歌手山本洋子(Chay)と出会い、一緒に歌うことで稼ぎ、そのお金で旅を続ける。
暗いミュージカルもありますが、誰も傷つずテンポのよいファンタジー映画はミュージカルにピッタリだと思います。
登場人物全員がいい意味で軽いところが魅力ですね。
5 ラストで主人公が成長が見られる(ネタバレあり)
商社勤務の静香は、最初、ミュージカルが嫌いだと言っている。しかしそれには理由があった。
子供の頃は、歌って踊るのが大好きだった静香だが、学芸会で失敗したトラウマから逃げるため歌ったり踊ったりすることから距離を置くように。
主人公のトラウマがさらりと語られ、実は現在の暮らしの方が無理がある?ということが少しずつ明らかに。
マーチン上田のラストステージで、催眠術から目覚めた静香は会社に戻る。
音が流れると同時に、歌い踊り続けてきた静香は、本来の自分に戻ったとき、何を選択するのでしょうか?
さいごに
邦画では珍しい、ミュージカル映画『ダンスウィズミー』をご紹介しました。
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それではまた。
のじれいか でした。