ドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY』は、京都で450年続いてきた和菓子屋を舞台にした物語。
現代に生きる老舗の看板を背負うこと、また一家に育った3姉妹それぞれの生き方が描かれます。
ものすごい出来事や紆余曲折のある話ではない分、見ていて疲れない。それでいて人の心を丁寧に描いているので、考えさせられたり、共感できたりする部分も。
こちらのドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY』はAmazon Primeにて独占配信されています!
こんな時期には、おうちでのんびり楽しめる、ほっこりストーリーがオススメ!
ストーリーと作品の5つの魅力をご紹介します。
福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY
【Amazon.co.jp限定】福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-(Blu-ray-BOX) 通常版
作品情報
魅力その1 老舗の暮らしが垣間見れる感覚
舞台は京都の福家堂本舗。450年も続く老舗和菓子店です。
福吉駒子(浅野ゆう子)は現在の店主で、駒子には、雛(佐々木希)、あられ(早見あかり)ハナ(宮野陽名)の3人の娘がいる。
駒子は最初、雛を福家堂を菓子職人の宮迫健二(市原隼人)と結婚させて、18代目を継がせるつもりでいた。
しかし雛は、銀行の営業担当の桧山(山下健二郎)にプロポーズされ、交際0日で結婚を決めてしまう。
雛が家を出てしまうため、駒子は福家堂の後継は、次女のあられになったからと突如告げる。旅行会社勤務のあられは、突然の母の言葉にびっくり。あまりの母の強引さに反発して家を出てしまう。
そしてドラマはスタートです!
老舗店を中心に、浮世離れした世界観が垣間見れるドラマ。
現代の街並み風景、その一歩裏にあるクラシックな住まいや暮らしが覗けます。
いやいや、さすが京都です。
魅力その2 プライドとやさしさに生きる登場人物たち
福屋堂の主である駒子は、老舗を守ってきただけあって気の強いしっかり者。悪い人間ではないのですが、プライドが高くて意地っ張りなところもある。
長女の雛は、母の駒子に似たのか、一度決めたことは最後まで貫く芯の強さがある。
雛は福屋堂を継ぐべきかを悩んでいたとき、桧山と出会い求婚されます。桧山は銀行員で実家は名家の子息ですが、育った環境に問題がある人物で謎が多い。雛は苦労することになるのですが……。
次女のあられは活発でわかりやすい性格の女性。和菓子への感覚は優れていますが、今風の感覚の持ち主でもあり、大雑把なところもある。
個人的にはあられが、もっとも共感できる人物です。
三女のハナは、まだ中学生で高校受験を控えている。言いたいことが言えない控えめな性格。姉たちの個性に圧倒されつつも、自分の考えを確立させようと奮闘する成長過程の女の子です。
福吉(ふくよし)家の4人の女たちをめぐる男たちの中心人物の一人は、和菓子職人の宮迫。最初は長女の雛と縁談がありましたが、雛が桧山との結婚を決めたため、次女のあられとの縁談が持ち上がる。最初の頃、宮迫はあられが好きだったので、あられと幸せになれそうですが、そうは簡単にいきません。
もう一人の中心人物は、雛の結婚相手の桧山です。お坊ちゃまなのですが、家族に恵まれず、自分の家を持ちたいという願望があった。それで雛と結婚を決めたものの、実は桧山には市雀(小島藤子)という恋人がいて、市雀とは結婚できないと悟った先での雛との結婚でした。
あられは、店主の修行と宮迫への恋心に揺れ、葛藤ている。傷つきながら一番頑張っている人です。
福家堂の職人、織部(田中泯)は、あられの気遣いや苦労を一番理解している人です。
魅力その3 艶やかな三姉妹の美しさ
三女のハナは中学生なので制服姿が多いのですが、それ以外の女性たちは多くの場面で着物姿。
早見あかりさんお誕生日おめでとうございます💙
— Amazon 『福家堂本舗 』 (@fukuyadou_kyoto) March 17, 2018
ますます素敵な女性になってるんだろうなぁ💙#早見あかり生誕祭 #福家堂 #Amazonプライム pic.twitter.com/tAw3wiz7DR
ヤキモキしますよねー!何考えてるん?って思っちゃいますよねー!恋心だけでは動かない健ちゃんに私もヤキモキしました!!笑。かなりハマって観て頂けたみたいで、嬉しいです! pic.twitter.com/dGAB52OeGw
— Amazon 『福家堂本舗 』 (@fukuyadou_kyoto) July 17, 2018
明るい色合いで若々しくかわいらしい着物姿が本当にかわいくて、目の保養としても楽しめます!
魅力その4 常識外れの変わり者も登場
福吉家の人たちは、京都で老舗の店を長年守り続けてきただけあって、この時代にしては保守的な思考の人たちです。
雛は歌舞伎役者の市岡笑十郎(尾上右近)からもアプローチされてモテモテ。 ですが雛は、桧山と結婚を決めます。その結婚によって、桧山の母()や、芸者の市雀の常識外れなキャラが登場。
引っ掻き回しキャラは、あまり出番が多すぎてしまうと疲れてしまいますが、ほどよく楽しめる絶妙なバランスがマル◯です。
魅力その5 切ない恋愛模様がよい(ネタバレあり)
雛は最初、和菓子職人の宮迫と結婚する話になっていた。でも宮迫は以前から次女のあられに想いを寄せている。
宮迫はパリに修行に行ったりと優秀な職人。そんな宮迫をあられもずっと好きだった。けれどあられは、宮迫と姉の縁談を知って自分の気持ちを封じ込める。そのあたりがとても切ない。
宮迫は自分の気持ちを簡単には話さないが勘のよい男です。(察してクンです)
雛が本当は自由を求めていて、店を継ぎたくないことを察している。そんな勘のよさや使用人の気遣いから、自分があられを好きだとは簡単に口にできない。微妙な立場で気の毒です……。
あられは雛の結婚によって、急遽18代目を継ぐ立場に。最初は母に反発して家を出てしまいましたが、自分が本当は和菓子が好きなこと、宮迫への気持ちもあって店を継ぐことを決意。福家堂の18代目を引き継ぐべく日々精進します。
けれど宮迫は雛への気遣いから、最初はあられへの気持ちを封じ込める。なかなか上手くいきません。
結婚が破綻して家に帰ってきた雛を、桧山が迎えに来て、二人の生活を始めることになってどうにかモトサヤに。周囲が陽t段落して、やっと宮迫とあられは気持ちを通わせることができました。
結婚の意思を明らかにする宮迫とあられ……なのですが、一難去ってまた一難。今度は宮迫の父が倒れてしまい、宮迫は実家の大阪へ。離れ離れになってしまいます。
また三女のハナも同級生の庵との淡い恋心があり、両親の離婚で東京に転校してしまった彼との連絡がつかない寂しさを抱えているのでした。
♢さいごに♢Aamzon Primeで見よう!♢
はんなりラブストーリー『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY』のご紹介でした。老舗菓子店と三姉妹の切ない恋心が楽しめます。
Amazon Primeで独占配信していますよー。
Amazon Prime独占配信ドラマはこちらにもあります