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【ドラマ】『陽はまた昇る』テレ朝刑事ドラマに参上してた三浦春馬【おすすめ】

テレ朝で放送された『陽はまた昇る』
主演は三浦春馬・佐藤浩市。
警察官を目指して警察学校に入校
した訓練生と、彼らを教育する教官の物語です。

警察の話でビジュアル的にも地味め。放送時はそれなりにヒットした作品ですが、その後はあまり注目されなかったような気が。

「テレ朝定番の刑事モノかあ〜」と思いながら「三浦春馬が出演している」それだけの理由で見たのですが、想像以上によかった。

全9話、感動できます。


ここがよかった。ここが残念。
などを書いていこうと思います。
 

 

陽はまた昇る

 


陽はまた昇る DVD BOX

 

 

 

作品情報

 

製作年度

2011年

上映時間

54分 全9話

 脚本
 演出

井上由美子・
秋山純、今井和久

 


登場人物

・遠野一行(佐藤浩市)警察学校の新人教官
・宮田英二(三浦春馬)遠野のクラスの訓練生
・湯原周太(池松壮亮)遠野のクラスの訓練生

・立花琴美(YOU)警察学校の委託医
・箕島佐和子(真矢みき)警察学校の部長で遠野の上司
・堀内校長(橋爪功)警察学校校長

・杉崎孝夫(六角精児)警察庁一課長、遠野の同期

・遠野奈津美(斉藤由貴)遠野の妻
・安西雄哉(ARATA)遠野と杉崎に逮捕された元強盗事件犯人

 

捜査一課出のぶっ飛び鬼教官

 

物語の舞台は警察学校。警察学校は全寮制なので生活は濃厚です。

警察官を目指す 宮田英二(三浦春馬)をはじめとする第1293期の30人は、新人教官、遠野(佐藤浩市)の下で訓練を受ける。

遠野教官は、元捜査一課の警部補で警察学校の教官になったばかり。

そんなこともあって、ほかの教官とは方針がまったく違う。なぜか毎日40キロもグラウンドを走らされ、授業での発言も訓練生たちに考えさせようとする。
教官たちからは困惑され、訓練生たちからは鬼教官と呼ばれるようになります。

三浦春馬をはじめとするダメ訓練生たち

 

クラス30名の訓練生たちは全員大人。それぞれ事情を抱えている。三浦春馬演じる宮田と池松壮介演じる湯原を中心に、毎回訓練生たちの事情が見えてきます。

宮田英二は軽い気持ちで警察官の採用試験を受けた男。短絡的で物事を深く考えないので見ていてイラッとしますが、仲間との関わりが深まるにつれ友情が芽生え、警察官になるための心が鍛えられてゆく。

まだ本当に若くてノーテンキな三浦春馬を堪能できるのは嬉しいところ。いや本当にノーテンキで笑えます。

泣いたり、入浴したり、彼女に騙されたりと、色々大変な三浦春馬ですが、制服姿は萌えます。萌え萌えです。

湯原周太(池松壮亮)はクラスでトップの優秀な訓練生。普段はクールだけどたまにキレる。父親が警察官で殉職した過去のある男。湯原と宮田は相反するキャラで衝突することが多いのですが、実はお互いそんなに嫌いではない関係です。

 

 


遠野は30人いる訓練生たちを一人も辞めさせず、卒業させると誓います。

警察についてお勉強できる!

 
毎回、警察学校の仕組み、拳銃の取り扱い、指紋の取り方、職質(職務質問)、容疑者への取り調べ、などのテーマがあり、現実に起こっていることを授業を通して学んでいきます。

身近なことですが案外知らないことを、訓練生と一緒にお勉強できるのがありがたいところかも。

 

 

鬼教官、遠野の秘密

 

本音の訓練で厳しさ全開の遠野教官ですが、遠野教官としてのドラマはこれが二作め。前作の『最後の晩餐 〜刑事・遠野一行と七人の容疑者〜』では教官として転職したばかりの遠野が描かれます。

 

 

この前作の流れで、最終話には成宮寛貴もゲスト出演しています。
またこのドラマ『陽はまた昇る』は、警察学校という訓練生たちの話とは別に、実際の事件が同時進行で動いています。

遠野には奈津美(斉藤由貴)という妻がいる。でも奈津美は離婚届を置いて出ていってしまった。そして、かつて遠野が逮捕し、さらに犯罪を重ねてしまった安西(ARATA)と一緒に逃亡中

安西と奈津美は幼なじみ。そして元は恋人だった関係でした。

でも遠野は、奈津美が置いていった離婚届を提出していない。それで遠野の立場は微妙になりますが、それでも遠野は奈津美からの連絡を待っている。さすが魔性の女です。

安西のことは捜査一課の杉崎(六角精児)らが追っている。杉崎と遠野は同期の友人ですが事件については話は別。遠野は安西に自首を促しますが、誤解が重って、それでなくても警察を疑っている安西は一層警察に不信感を抱くようになります。

脇役もゲストも豪華・テレ朝っぽい


すごく面白いのですが、ドラマなので話とはまったく関係のない、無駄で微妙な場面も出てきます。

なぜか訓練生の入浴シーンが出てきます。サービス演出でしょうか。ザ・テレ朝のドラマといった風情で、ところどころ緩さが混じっています。いい悪いって話ではありませんが。

また部長の真矢みきの男言葉が不自然。独身を貫いてきたキャラですが、どうやら遠野に好意を抱いている様子。その感情の出し方が不自然でイタかったです。真矢みきが悪いわけではなく、あくまで台詞があかんやつですが。

しかしながら、真矢みき演じる箕島部長「二人の男を手玉に取った女」と負傷した奈津美を立てこもる安西の元に連れてこさせようとする強引さには、逆にすっきりさせられました。

安西は傷つけられた自分のことしか目がいかない男。遠野は仕事はできるが女には弱い男。誰でも弱点はあるものです。

 

さいごに


テレビ朝日で放送された、警察学校の教官と生徒たちの成長を描いたドラマ『陽はまた昇る』について書いてきました。

前半は緩めな楽しさ、後半はスリルが楽しめる。

きっと普通に考えているより警官になることは遥かに覚悟が必要なことに違いない。そのことが繊細に描かれているドラマでした。

まだ見ていない人は、いかがですか?

 

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それではまた。
のじれいかでした。