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【映画】『ブレイブ 群青戦記』三浦春馬の輝きと存在感【ネタバレ・感想】

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

映画『ブレイブ 群青戦記』

放課後の高校が、突然戦後時代にタイムスリップ!

押し寄せてきた武士たちと戦ううち「桶狭間の戦い」に巻き込まれる。

新田真剣佑主演の、青春SFアクション映画です!

三浦春馬が若かりし頃の徳川家康として出演していることでも話題になりましたね。

こちらの作品のストーリー、面白かったポイントをネタバレありでご紹介します! 

 

 

ブレイブ 青春群戦記(2021)

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作品情報

115分

監督:本広克行
出演:新田真剣佑、山崎絋菜、鈴木伸之、濱田龍臣、鈴木仁、成瀬勇太、渡邊圭祐、松山ケンイチ、三浦春馬

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予告

www.youtube.com



ストーリー

スポーツ優秀なトップアスリートの生徒たちが集う「星徳学院高校」で、弓道部員の西野蒼(新田真剣佑)は、自分に自信が持てず、無気力な毎日を過ごしていた。

蒼の幼馴染で同じ弓道部の瀬野遥(山崎絋菜)と、同じく幼馴染で剣道部の主将、松本考太(鈴木伸之)は、そんな蒼を見守りつつ変わらぬ友情を育んでいる。

 

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あるとき高校では不気味な現象が続き、落雷が落ちた後、学校にいきなり侍たちが乱入。訳もわからぬうちに襲われて自衛を強いられる。

ドローンを飛ばして調べたところ、街が消滅したことを知った蒼たちは、校舎だけが戦国時代にタイムスリップしたことを知る。
 
そして自分たちは「桶狭間の戦い」の時代にいることに気づくのだった。

 桶狭間の戦い

桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)は、永禄35191560612)に尾張国知多郡桶狭間での織田信長軍と今川義元軍の合戦25千人の大軍を率い尾張に侵攻した今川義元に対し、尾張の織田信長が本陣を奇襲、または正面から攻撃し[2]、今川義元を討ち取った。

戦後、東海道を制圧していた今川家が没落する一方、織田信長は尾張を完全統一したうえ畿内制圧へと台頭するきっかけとなった。松平元康(徳川家康)は三河で独立を回復して信長と同盟を締結。戦国時代の転機となった。

 引用:wikipedia (

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E7%8B%AD%E9%96%93%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

 

三浦春馬演じる徳川家康が学校に現れたのは、今川の指示で食料調達(兵糧入れ)のため、織田方の城の付近を通って、今川方へ向かう任務の途中だったのね



高校が城になる設定が面白い!


この作品の見どころは、トップアスリート軍団と優秀な頭脳を持ち合わせた特進クラスの高校生たちが、現代の知識、教養と体力で、戦国時代を生き抜こうとするところにあります。

原作ではエグい部分も出てきますが、映画ではそれほどではなく、かなりマイルドに抑えられていました。

学校の校舎以外は戦国時代「城を明け渡せ」と言われてしまうところは面白い。

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戦国時代へのタイムトリップというと『戦国自衛隊』を思い出しました。

『戦国自衛隊』は何度か映画化されていますが、最初の作品は新田真剣佑のパパ、千葉真一が主人公。なかなかぶっ飛んでいる映画です、70年代の角川映画の何でもアリ感は今観ると清々しくさえあります。

これは自衛隊が武将と戦う話ですが、こちらは優秀な人物ではあるけれどまだ高校生。

舞台になる高校は「桶狭間の戦い」の場所に近く、磁場のバランスが影響しているらしいとわかってくるのですが、そのあたりも『戦国自衛隊』と思わせます。

主人公の影がいい!


主人公の西野蒼は、学校では決して目立つタイプの男子ではなく、スクールカーストは最低ランク、無気力で「自分なんか…」と思っている。

けれど瀬野遥と松本考太の二人は、蒼に対して昔と変わらぬ接し方をする。蒼はそんな二人に感謝しつつも、彼らへのコンプレックスもあって素直になりきれない、そんな自己評価の低い性格がよく表現されていました。

そんな蒼がどのように成長するのかが、物語の見せ場です。

三浦春馬の登場場面が思いのほか多い!

 

三浦春馬演じる徳川家康ですが、上映10分を待たずして登場します。 

原作『群青戦記 グンジョーセンキ』を途中まで読んでいましたが、ここまで早く登場するとは思わなかった。

家康……凛々しい。ここでの三浦春馬は大人びて、時代物には多く出演していますが、本作では少し大人な三浦春馬が観られます。やはり武士は小僧じゃいけません。

ストーリーですが、蒼たちは、織田信長の部下の簗田政綱(やなだまさつな)率いる軍に、仲間を「人質」を取られてしまい、次に高校にやってきた徳川家康たちに取引を申し入れます。

歴史に詳しい蒼は史実を知っているので、大高城に向かう陽動作戦を先回りして家康に提案しますが、すると家康から「お主たちが先陣を務めよ」(先に行け!)と言われてしまいます。

それで仕方なく高校生の有志たちが、家康より前に出発することになる。

つまり高校生たちは家康につくので、その後も家康は頻繁に登場します。

家康は蒼を気に入り、気にかけている。

蒼たちが「先の世から来た」ということを信じ、蒼が仲間を守ろうとした姿勢を褒めるのですが、蒼にそこまで強い気持ちがあったわけではない。(と本人は思っている)

そんな蒼に、家康は「命をかけて家臣と我が民を守り抜く」ことを意味する一所懸命について語りかける場面があります。

家康は、教室にあった教科書を目にして、蒼たちが自分の未来を知っていることも察している。そして自分の願いは戦いをなくして平和な世をつくることだと話します。

蒼たちの姿に、未来は平和で明るい世になるのだと推測もできていた。

そんな家康は、蒼に、自分自身の未来を尋ねようとする、のですが、やはり「聞いたら面白くない」と未来を知らずにることを選ぶ。この作品では徳川家康という人物をおおらかでメンタルの強い人物像として描いているんだなという印象でした。

ま、実際には徳川家康は策士だといわれていますし、ここまでよい人だったかは疑問…

ですが劇中でも、ちゃっかり陽動作戦の先陣に高校生を使っているんですけどね。

映画の扱いでは、織田信長役の松山ケンイチと三浦春馬では役柄的には、年功順ということなのか、松山ケンイチの方が上っぽく扱われているように感じましたが、登場場面は三浦春馬の方が多かった。

でも、松山ケンイチの武将姿も精悍で素敵でしたし、役柄としてはハマっていたと思います。

 

現代に帰れるのか?仰天ラスト(ネタバレあり)


実は蒼たちがタイムトリップするより遡ること1年前、同じ学校の上級生の不破瑠衣(渡邊圭祐)が行方不明になっています。

不破は優秀な生徒で、学校に昔からある巨大な霊石を調べていた。

それを知った特進クラスの生徒が、学校の敷地が霊山を切り崩してつくられたゼロ磁場で、落雷によってタイムスリップしたのではと、今回の事象を予想します。

つまり霊石に落雷を落とせば元の時代に戻れるかもしれない。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と同じ考えです。

雷を落とすように仕組みを作りますが、そのとき、蒼たちは家康たちと仲間の救出に向かっているところ。早く救出して学校に戻らなければいけないと、蒼たちは急ぎます。

蒼は戦いで松本考太を始め、多くの仲間を失ってしまい、メンタルは最低でしたが、家康に励まされ、先へと進む。

そこで蒼たちを行手を阻むのが簗田政綱(やなだまさつな)なのですが、それは行方不明になっていた上級生の不破瑠衣で、実は不破は歴史を変えて、自分が天下を取ることを目的に、意図的にタイムトリップしていたのでした。

戦いのピンチで家康が参戦しますが、そこで簗田政綱が蒼に拳銃を向けたのを助けようとした家康が撃たれて倒れてしまう。

頼むぞ」と後を託された蒼は、簗田政綱と戦い、簗田を倒します。落雷の時間は迫っていましたが、瀬野遥と共に学校に戻ります。

けれど家康が倒れて歴史が変わってしまうことを避けるため、蒼は一人、戦国時代に残ることを決め、遥が手に巻いてくれた向日葵の 戦国時代に残ることを決めるのでした。

落雷が落ちたことで元の時代に戻った学校は平和な時間を取り戻し、遥は遠い時代に残り家康になった蒼への思いを馳せるのだった。

 ▼こちらは主人公、幕末の五代友厚を演じている

noji-rei.hatenablog.com

 



それではまた。 のじれいか でした。