日月潭 異国で教師をはじめたら
日月潭 異国で教師をはじめたら(SUNMOON)台湾とアメリカを舞台にした、コメディタッチのヒューマンラブストーリーです。
わかりやすい物語の展開、だけど大切なものが描かれていて派手さはないけれど、個人的には好きな物語でした。
ざっくりとしたストーリーと、感想を書きますのでよかったらお読みください。
気になっている方の、ご参考になると幸いです。
(公式 https://www.sonypictures.jp/he/11289516 より)
キャスト
ケルシー(マッケンジー・マウジー)
ホレス(ジャスティン・チェン)
リズ(マディソン・マクラフリン)
監督:シドニー・トゥーリー
ストーリー
27歳のケルシーは、結婚式当日、婚約者にドタキャンされた。
落ち込むケルシーは、地元の教会で開かれた台湾で教師をしていた男性の報告会に参加し、そこで台湾の教師の仕事を紹介される。
ケルシーが暮らすのは、アメリカの地方都市。息苦しさから環境を変えたいと思っていたこともあり、リズを説得して台湾行きを決める。
しかしケルシーが赴任したのは、想像以上の田舎町。生活習慣も合わず、生徒とのコミュニケーションにも悩み、こんなはずではなかったと再び落ち込んでしまう。
やがて、ケルシーは、生徒に慕われる同僚の男性教師のホレスから、生徒との関わり方を学ぼうとするうち、よい友人になっていく。
役者の魅力
傷ついたアメリカ人のアラサー女子が、新天地を求めた先の台湾での出来事が描かれます。
主演のケルシーは、ディズニー映画の『イントゥ・ザ・ウッズ』でラプンツェルを演じたことで有名ですね。また、妹リズ役のマディソン・マクラフリンは、テレビドラマに多く出演。「この人どこかで見たことある」的な存在の女優さんです。
ケルシーの赴任先のレイチェルを始めとする生徒たちも、各々魅力的なキャラクター。
クリスマスパーティーで、歌をうたう場面もなんだかほっこりさせられます。
同僚のホレス先生は、冷静沈着で最初とっつきにくい印象ですが、厳しさと愛に溢れたアジアの先生の雰囲気がよく出ていました。
台湾人の教師のホレスを演じているのは、ジャスティン・チェンという俳優。
台湾ギャングものにも出演しているみたい。
NEWS: #MichelleYeoh and #JustinChien will lead #TheBrothersSun series for Netflix, set in the world of Taipei gangsters from the co-creators of #AmericanHorrorStory. Read more on @DEADLINE. https://t.co/b4jU556QF1
— Kung Fu Movie Guide (@KFMovieGuide) July 6, 2022
.#MichelleYeoh profile: https://t.co/LqqQn1pa6Z pic.twitter.com/aDU7G9nHzQ
髭は短い方がいいと思う。
https://www.instagram.com/justin_chien/?hl=ja
日月潭はどこにある?
アメリカ人のケルシーが、台湾人教師のホレスに、スクーターの乗り方を教わり、そして一緒に訪れるのが、日月潭です。台北からは車で3時間はかかるみたいです。
台湾の大きな湖で、夕日が美しいと言われる観光地。そこにある文武廊というお寺で夕日を見ながら、お互いの夢や将来について話します。
ホレスはそれについて難しい問題だと答え、家族についても「いない」としか言おうとしない。
実はケルシーが台湾に来たのは期間限定、アメリカに帰る日は近づいている。ぎこちなかった生徒との関係もやっと打ち解け会えてきたのに……。
落ち着くとことに落ち着いていく物語
家族はいないとケルシーに話すホレス先生。実は、彼には親もいて、結婚をしていました。けれど地震ですべてを失ったことをケルシーは知ります。
そしてケルシー自身も、お金のためとはいいながら、入院している母親を、妹のリズに任せきりで気が重かったのですが、そんな母の危篤のしらせを受け、慌ててアメリカに帰ります。
ただし、そのときはすでに、ケルシーの心は完全にホレス先生にあって、過去の失恋の傷はすっかり癒えていたのでした。
まるでケルシーの帰国を待つかのように、母は亡くなり、ケルシーは愛する人のいる台湾へ戻ります。
後半、まとめすぎじゃんてところもありますが、ハッピーな結末は悪くないです。