こんにちは。
周囲にいませんか。「回りくどい話し方をする人」
今回は、回りくどい話し方をする人の10の特徴と、対処法について書きます。
まわりくどい話し方をする人の特徴
1 察して欲しい
言い方が回りくどくて、ストレートではない。会話はもちろん、メールでも遠回りをした挙句、結局何がいいたいのかわからない。
要求があるなら、そのまま相手に伝えればいいのに、あえて面倒な言い回しをして、聞く側に余計な頭を使わせ、相手側に忖度を求めます。
「⚫️日、よければ、会いませんか?」
と直球で言われれば、聞いた側は、予定が合うか、予定が合わないか、代替え案を提示するかなど、返答のしようがあります。
でも回りくどい人は
「あなたの会社(か自宅など)の近くに行くよ」
と日時は告げずに勿体つける。自分から会いたいと言わず「いつくるの?」「会おうか?」と相手が言い出すのを期待している。(メールだったら文末に添えるなど、本来の用件とはあえて別扱いにすることも)
2 相手を試している
やたらと回りくどい言い方をして、「それでどうしたの?」「それって××ってこと?」と相手の返しを期待している。
自分がはっきり言わないから、相手は余計なやりとりを強いられているのに、そんなことはお構いなし。自分の目的どおりに相手をコントロールすることにだけに懸命だったりします。
自己保身が強くて、断られたら自分が傷つくことが怖い。自身のなさの表れです。恋愛でも駆け引きばかりしている人がそれです。
3 考えが浅くて幼稚
相手の気持ちを慮って、物事を考えることができない(したことがない)人。思考が幼稚で「お子ちゃま」発言や、逆に必要以上に「他人に対して批判的」だったりと極端な人が多い。
頭の整理ができないのもあると思うのですが、現実離れしていて、物事を正面から受け止め切れない、心の弱さがあるのかも。
4 相手の気持ちになれない
相手をこんなに振り回したら気分を害するかもというふうに、相手の立場になって考えることができない。それに、自分が傷つかない話であれば、頭の中で考えていることを躊躇なく言葉にするところもある。聞いた側がどう感じるかはあまり考えていません。
話題が唐突に変わったり、主語のない会話があったり、聞いたこともない話を前触れなくいきなり喋りだす人も多いのも、相手がこの話を聞いたらどう思うだろうといった相手の立場になって考えていないからなのでしょう。
5 視野が狭く詰めが甘い
「思いつき」「きまぐれ」が口癖で、物事を熟考していない人。頭の中で考えがまとまっていない、散らかったままで伝えてくるので、聞かされる側はたまったものではありません。
本人は「ナイスアイデア!」と思っていても、周囲からすれば実現不可能なことを聞かされてゲンナリされていたり。
しかも、最後までやり遂げられるかといえば、詰めが甘いので「こんなハズじゃなかった「××が悪い」と自分以外のせいにして辞めてしまう。自分の発言に自信がないのかもしれません。
6 人の話を聞かない
自分の話を聞いて欲しいので、相手の話を聞いているようで、実はかなりの部分を聞き齧っている。または聞き流しています。だから客観性にかける。自分以外のことへの興関心が薄いので、他人のことなんてどうだっていいと思っているのかもしれません。
7 実は臆病
咄嗟の判断力に欠け、本人も爪の甘さを自覚しているのか自分の判断に不安がある。そのため周囲の顔色を窺っている。
怖がりで慎重なので自分の言葉に責任が持てない。だから自分の考えを小出しにして、相手の返事によって、出方を変えようとするのです。
8 嘘に近い大袈裟さ
嘘とまではいかなくても、かなり大袈裟な表現で相手を驚かせて巻き込みたい。夢見がちで現実的ではない考え方をしていることが多い。
「有名人が友だち」(会った程度)
「友だちが多い」(人気者アピール)
話を盛っても底の浅さはすぐにバレてしまう。だから敢えて回りくどい話し方をして、本質を悟られないようにすることも。
強い認証欲求がありながら、現実には才能がなかったり努力に欠けたりする。または現実の自分を認めたくないのかもしれません。
9 訓練をしていない
個人差もありますが、オフィスワークの経験があれば、人に物事を伝えることが日常茶飯事になるので訓練されるもの。
職種だけではないのでしょうが、日常的に優先順位や考えをまとめることが習慣づけられていない人は、聞いていてよくわからない話をすることが多いと思います。
10 構ってちゃん
話がまとめられないまま、自分の置かれた状況を切々と語り、匂わせ攻撃で相手を動かしたい。そんな構ってちゃんが回りくどい話し方をしがちです。
自分から誘って断られたら傷つくので、あれこれ匂わせながら、最後の一言は相手に言わせる。相手が自分のために誘ってくれるのを待っている面倒くさい人です。
恋愛相談などでも、すぐ結論を話さないで、経過がやたらと長く、結末を引っ張ろうとするのは、構われている自分が気持ちいいからなのかも。
実際の恋愛の場面でも、駆け引きを多用してしまうと、パターンを把握されて飽きられてしまいそう。何より相手を疲れさせてしまいそうです。
回りくどい話し方をする人の対処法
たぶん変わらない
回りくどい人はたぶん変わりません。そういう人なんです。イラッとして「まとまってから言って」などと言ったところで、飛躍的に変わることはないと思います。
本人が変わりたいと強く願えば別でしょうけれど、自分は間違っていないと思っているし、実際、悪いことをしているわけではないので、苛ついても強く言うことはできなかったりします。なので「回りくどい人」と知りつつ、付き合うしかない。
ただ、仕事の場合は改善を求めなければ、厄介を抱えることになりかねないので、ヤバイと感じたら、上司に相談したことも。
途中で話をまとめながら進めると、相手も納得してくれ、結局何が言いたかったのか理解しやすかったです。またそういう人は、周囲もそういう人とわかっている場合がほとんどなので、接し方を教えてくれることもありました。
面倒になったら放置する
親しい間柄でも、忙しいときや疲れているときは、回りくどい人との遣り取りに、付き合いきれないことがあります。ただこういう人は、感情を顕にしても響かないことが多いもの。
なので、自分の感情はあまり晒さず、精神状態によってはスルーすることをおすすめます。もしグループLINEなどだったら、誰かに任せて放置するのも手です。
LINEなどに即レスしてしまうと、釣針にかかった魚状態になるので注意が必要です。疲れているときは、よほど美味しい餌でもなければ食いつかないことです。付き合えるときだけ、気持ちに余裕があるときだけ付き合えばよいと思います。
回りくどい人は、根が単純で、物事を深く考えていないことが多いので、逆をいえばそこまで陰湿ではない。無理のない距離感を保つことで、関係は継続できるのではないでしょうか。
大切なのは、回りくどい人の周りくどさに気づくこと。そこに気づかないでいると、ただ引っ張り回されてストレスが溜まることになる。イニシアチブを取って気が向かないときは毅然とした態度でいることが大切ではないでしょうか。
それではまた。
のじれいかでした。