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【映画】『岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ』柳楽優弥・三浦春馬の少年バンド【ネタバレ・感想】

映画『岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ』中場利一の小説が原作。

1996年から映画としてシリーズ化されていて、こちらの『岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ』はシリーズの第10弾にあたります。

主人公の少年時代に柳楽優弥、その友人役として三浦春馬が出演。ストーリーの概要、三浦春馬の出演する場面についてご紹介します。

 

 

 


岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ

 

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作品情報

2004年 85分 
監督:渡辺武

キャスト:

土方マコト(哀川翔)少年時代(柳楽優弥)

アキラ(乃木涼介)少年時代(三浦春馬)

シゲ(森永健司)

ヒトミ(内田春菊)

ケン(嶋大輔)

ツトム・マコトの父(峰岸徹)

ユキ(橘実里)

 


気分で動く単純な男とその仲間たちの話


1985年、血の気が多くて喧嘩っ早く気まぐれなチンピラのマコト(哀川翔)は、刑務所に入っている間、昔のことを思い浮かべていた。そして出所したマコトは、友人のアキラとシゲが乗ってきた派手な高級車に乗って走り出す。

でも実はその車は盗難車。持ち主のやくざから返せとすごまれるが、落とし物を拾ったのだから10%のお礼をよこせと滅茶苦茶な理由で現金をせしめるなど、恐れ知らず。

かといって、少年時代に結成したバンド「岸和田ストーンズ」の再結成を持ち出されれば、自分はまっとうになるのだと言い出したり、まったく矛盾しています。

マコトには離れて暮らす妹のユキ(橘実里)がいるが連絡を取ろうとしない。一方のユキは結婚が決まったのを知らせようとしている。久々に帰宅したアキラは、ユキの結婚式の招待状を見て激怒。友人たちは結婚相手の男性を心配する。



家族の思い出『マイウェイ』


歌手だった父のツトム(峰岸徹)の十八番『マイウェイ』を聴いた途端、不機嫌になるマコト。父との思い出の曲だが、子供の頃にキャバレーで歌う父が、客からブーイングを浴びせられた姿を知るマコトにとっては、苦い思い出の曲でもある。

妹のユキは看護師として働きながら、時々マコトのことを思い出す。血の気が多くてユキに近づく男を全員やっつけてしまうのに辟易しつつも、内心は兄を慕っている。

映画のタイトルでもあるマイウェイは、マコトにとって聴きたくもない曲だけど、同時に家族の思い出と、生き方に通じる曲でもある。

最後に結婚を認めたマコトは、ユキに「お前はお前の道をゆけ」と告げてマイウェイを歌い出す場面は、コメディタッチの本作の見せ場であり、クライマックス。


三浦春馬は「岸和田ストーンズ」のドラマー


1970年、少年時代のマコト(柳楽優弥)とつるんでいた仲間の一人が、三浦春馬の演じるアキラ。少年期の回想で登場する場面それほど多くはないものの、伸び伸びとした少年時代が眩しい。

岸和田の不良少年らしく、カップルの覗きや、マコトと一緒のバンド『岸和田ストーンズ』ではドラムを叩き「女にモテたい」と騒ぐなど、関西弁のちょっとワルな少年を三浦春馬が演じている。

 

 

三浦春馬と柳楽優弥は共演が多いのはご存知のとおりです。

 

 

 

 

 


内田春菊・江口のり子も出演

 

亡き父の友人として内田春菊が登場。また、ユキの少年時代の同級生の恋人役に、江口のりこの姿も。江口のりこは変わっていないですね。


さいごに

 

短い作品ですが、軽く楽しめ、ちょっと切ない家族の絆が描かれる『岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ』三浦春馬、柳楽優弥の少年時代も楽しめます!

映画『岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ』は現在、U-NEXTで見ることができます。

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三浦春馬出演作品はこちらにまとめています!

 

noji-rei.hatenablog.com

 

それではまた。

のじれいか でした。