一昨年、自宅が築10年を迎えたのを機に、外壁の塗装を塗り直しました。
立地環境にもよると思いますが、一般的には建って10年ぐらいを目処に塗り直しをした方がいいと言われています。
放置していると、ひび割れが起きて塗装が剥がれ、そこから雨漏れが起きて家が急速に劣化してしまいます。
そうなってしまえば、塗装工事だけでは済まなくなってしまうからです。
今回は、自宅の外装塗装を依頼したときの話をしようと思います。
検討中の方のご参考になればと思います。
よければ最後までお付き合いください。
外壁塗装工事、依頼の流れ
きっかけは?
同時期に建てられた近所の家が軒並み、舗装工事を始めたので気になり始めました。
それまで気にしていませんでしたが、よく見ると窓枠の周辺などのサイディングが劣化していることに気づきます。
放置してこれ以上酷くなっても厄介だし、結局いつかは手を入れるのなら、この機会にしようと重い腰を上げました。
塗装業者に見積もりを依頼
ネットで調べた業者、訪問営業に訪れた塗装業者、合わせて4社に見積もりを依頼しました。
見積もり依頼の際、確認したのは以下です。
塗料について
使用する塗料の種類を決めます。
価格の安い順から
「アクリル樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」「シリコン樹脂塗料」「ラジカル樹脂塗装」「フッ素樹脂塗料」「光触媒塗料」があります。
大抵は「アクリル樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」はオススメされません。
理由は耐久年数が低いからです。調べてみるとそれは本当でした。
一般的には「シリコン塗装」を選べば安心だといわれています。
ちなみに私の自宅は「セラミックシリコン」というタイプのものを選びました。
耐久年数は15年程度といわれています。
業者によって扱う塗料メーカーが違うため、商品名が異なります。(見積もりは商品名のことも)
なので塗料の種類を決めて、同レベルのもので見積もりを依頼しました。
色についてはメーカーの見本台紙でカラーサンプルを見せてくれます。
サンプルだと小さすぎてイメージがまったくわかないので、見本の板に吹き付けをしてもらってから色を決めました。
屋根の塗装
外壁塗装をするのなら、絶対に屋根も一緒に塗り直した方がいい。
理由は足場を組むからです。
塗料は遮熱塗料を選びました。これもメーカーによって若干呼び方が違うと思います。
職人について
実はこれがすごく重要だと思います。
実際作業にあたる職人はどういう人で、何人で作業をするのかを確認しました。
業者の社員の方なのか、外注なのか、また年齢やキャリアも確認しました。
見積書のチェック
業者の営業担当者が家を外から確認して、平米と単価、素材に合わせた見積書を出してくれます。
見積書でもっとも優先的する確認事項はもちろん価格ですが、同時に以下についてもチェックしました。
平米数の算出
業者によって平米数の出し方はまちまちです。
家を建てたときの設計書に平米数は記載されているので、実際の平米数と照らし合わせるようにしました。
大きめに見積っていた業者はやめておくか、もしくは修正してもらうようにしました。
足場などの諸経費
足場は通常、専門の職人が入るので、別途費用が発生しますが、業者によっては足場代がかからない場合もあります。
塗装前の高圧洗浄代、清掃費など細かい項目も目を通しました。
また施工後の保証は何年かも確認が必要です。
業者決定
見積書を広げて、業者を決めました。
細かく見ましたが、だいたい相場があり、相場に合っているかを価格で見極めました。
それと明瞭な説明をしてくれる担当者がいいと思いました。何かあったとき意思の疎通がスムーズな方がいいので。
高いのも嫌ですが、あまり安価だったら不気味ですよね。
あとは保証期間、作業人数とキャリアなどで決定しました。
契約後から工事期間について
何度か遣り取りをした後、決めた塗装業者と契約しました。
工事は足場を組むところから始まりますから、だいたい一週間程度が目安。
近隣の挨拶は、業者の担当者が代わりに行ってくれます。
途中で旅行の予定があったり、不在にしている日もあったのですが、問題なく終わりました。
在宅のときは職人さんに、お茶(ペットボトル)やお菓子を渡したこともありましたが、営業担当からは不要だと言われました。まあなので気持ち程度です。
無事に工事は終了して、今は快適です。
まとめ(後悔あり)
いかがでしたか。
戸建て住宅に住む人はマンションのように「修繕積立費」がかからないと捉えている人が多いのですが、同じことだと私は思っています。
ただそのタイミングを自分で決めるとができる。メリットはそこでしょうか。
ここで私の自宅の「外装塗装工事の流れ」をまとめておきます。
①見積書は複数社でもらう(ネット、飛び込み営業から)
②塗料を決める(シリコン塗料以上のもの、色は適宜)
③職人を確認する
④見積書では「価格」「平米数」「足場の費用」(諸経費)などを特にチェック
おおまかですが以上になります。
ここから先、補足です。
自治体によりますが「補助金」が支払われます。知りませんでした。
これから検討されている方は、絶対にそのことを確かめるようにしてください。
知っていたら絶対に利用しました。
見積書を取っても工事を依頼する必要はありませんし、このサイト以外で気になる業者があれば見積もりを貰えばいいと思います。
それでは。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
のじれいか でした。