大人のコメディとロードムービーで2倍の面白さが楽しめる。
『お!バカんす家族』(Vacation)は、笑いと旅気分が味わえる映画です。
ここがよかった!オススメポイント3つをご紹介します!
作品情報
予告
ポイント1 家族の再生ストーリー
ラスティ・グリズワルド(エド・ヘルムズ)は、弱小エアライン(エコノエア)のパイロット。
あるとき、妻のデビー(クリスティナ・アップルゲイト)がバカンスを毎年同じ場所で過ごすのに飽き飽きしているのを知る。加えて二人の息子たち、ジェームズ(スカイラー・ギソンド)、ケヴィン(スティール・ステビンズ)も弟が兄をいじるなど不仲で、家族は停滞気味。
ラスティは、そんな状況を改善させて家族の再生を図ろうと、車で4000キロ先にあるラスティの子供時代の思い出の場所『ワリーワールド』という遊園地までの旅に出ようと言い出す。
旅は人を成長させるもの。子供達も夫婦も環境を変えながら同じ時間を過ごすうち、お互いの大切さには気づいていく。そこが魅力です!
ポイント2 ばかばかしさ満載!
監督は、ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー。
お父さん役のエド・ヘルムズは映画『ハングーオーバー』では、結婚前のバチュラーパーティに参加して散々の役を演じていますが、こちらは一家を引っ張る大黒柱役。
A very Happy Birthday to @ChevyChaseToGo! pic.twitter.com/9VxRRhyYPE
— Vacation Movie (@vacationmovie) October 8, 2019
何しろ旅の言い出しっぺはお父さんなので、家族から冷めた目で見られつつ、家族の絆を取り戻そうと奮闘します。
とにかく一つひとつがばかばかしくて笑えます。あり得ない話の連続ですがそこがいい。
ドタバタ加減は『ハングオーバー』も彷彿とさせました。少々お下品な場面も出てきますが、アメリカの能天気な人たちが、あり得ないことをしでかす場面は純粋におかしみがありますね。
ばかばかしい映画が見たいときはぴったりな作品だと思います。
旅の途中で再会するラスティの義弟に、クリス・ヘイワーズが出演しているのも魅力の一つ。ムッキムキの肉体美を披露していました。
Wishing a happy birthday to Chris Hemsworth! pic.twitter.com/nQeXCiCKXw
— Vacation Movie (@vacationmovie) August 11, 2020
ちなみに『お!バカんす家族』は、映画『ホリデーロード4000キロ』という作品がベース。ここでの行き先もカリフォルニアのワリーワールド。こちら作品の監督ハロルド・レイミスは伝説のSFコメディ『恋はデジャブ』を手がけている監督でもあります。
あと映画『なんちゃって家族』の雰囲気もありますね。『なんちゃって〜』は赤の他人が家族を演じる話ですが、走行中の車の窓ごしに男の子と女の子が見つめ合い、淡い恋心を描く場面など思い起こされるところがありました。
ポイント3 アメリカのスケール感に触れられる(ちょっとネタバレ)
家族はシカゴの自宅から車で4000キロの距離にあるワリーワールドに向います。ワリーワールドは実在しない施設ですが、どうやらカリフォルニアのディズニーランドがモデルらしいです。
4000キロの距離を日本に置き換えることはできませんが、北海道の稚内から沖縄の石垣島までが2800キロくらい。つまりその倍近くということに。
そんな長距離を「行こう!」と言い出してすぐに「じゃあこれから出発ね!」「わかったわ!」というライトなやり取りがまた笑えます。
やたらと気軽に出発するものの、道中はなかなか悲惨。命の危険を感じるような思いを経験することになるのでした。
しかしアメリカはやはりスケールが大きい。アメリカを点移動でしか知らない私のような立場からすれば、スケールの大きさを堪能できる場面が盛り込まれているところも魅力でした。
コロラド、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコ州の境界線が集まったフォー・コーナーズなんかも出てきます。
さいごに
映画『お!バカんす家族』をご紹介しました。ばかばかしくて脳天気に楽しめる映画が見たい!
そんな方には絶対オススメの映画だと思います!
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それではまた。
のじれいか でした。