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【映画】主人公が癖のあるキャラ邦画9選【幼稚で不器用でイタいが憎めない】

【映画】主人公が癖のあるキャラ邦画9選【幼稚で不器用でイタいが憎めない】


こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

ここでは、主人公の性格が幼稚で不器用、こじらせ系と、癖のあるキャラが活躍する映画をご紹介します。

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たとえば現実だとストレスを感じる相手でも映画の中だから傍観できるのと、マイナスからスタートするので成長を前向きに捉えられ、また自分の中にある主人公との共通点を密かに楽しめるのも魅力の一つではないでしょうか。

 

 

宮本から君へ

不器用すぎる男、愛に生きる

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文具メーカーで働く営業の宮本浩という冴えない男が、靖子という女性を愛し、彼女への愛を貫こうとする話です。登場人物は、宮本をはじめ鈍感で本能的、決して賢いとはいえない連中ばかり。その中を疾走する、宮本の潔さが心に刺さります。

生きることのシンプルさを訴えかけられ、エネルギーを受け取れる作品です。

ストーリー
文具メーカーに勤務する宮本浩(池松壮亮)は、正義感はあるがとにかく不器用。そんな宮本は、先輩社員・神保(松山ケンイチ)の友人、靖子(蒼井優)と付き合うようになる。しかし靖子は、宮本と会う一方、元カレの裕二(井浦新)と別れきれずにいた。それを知った宮本は、靖子を「この女は俺が守る」と心に誓う。しばらくは平穏な時間が流れたが、靖子はある出来事から心に爆弾を抱えるようになってしまう…。

作品情報
2019年 129分
監督:茉利子哲也
原作:

キャスト 
池松壮亮、蒼井優、井浦新、柄本時生、松山ケンイチ、佐藤二朗、一ノ瀬ワタル、ピエール瀧、左時枝

 

私をくいとめて

お花畑で夢を見ていたアラサー女子の目覚め

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30代前半の主人公の女は脳内にもう一人の自分(彼)がいて、静かにつつがなく日常を過ごしていました。でも、あるとき彼女は、年下の男に恋をします。恋愛経験が多いとは言えない二人は多少ギクシャクしながらも少しずつ距離を縮めていくのですが、彼女にとって脳内の彼は絶対的味方のため、現実の彼氏との差に悩んだりと色々葛藤することになります。

表だって口にすること少ないかもしれませんが、脳内にもう一人の誰かを所有させている人は少なくないはず。精神的に安定できてよい効果があると思うのですが、脳内の存在は彼氏はそもそも自分自身なので、自分にとって大変都合がよいのは当たり前です。

つまり主人公の女性は、不器用さと長年脳内でもう一人との充実した会話を続けてしまっているので、実在する男性と信頼頼関係を築くことに四苦八苦するところが、おかしみがあり共感できます。

 

 


ストーリー
アラサーOLの黒田みつ子(のん)は、脳内にいる彼・A(中村倫也)と共に、静かに暮らしていたが、そんなみつ子は年下の多田くん(林遣都)と出会い、だんだん彼が好きになっていく。多田くんもみつ子に好意があるようなのだが、お互いに遠慮してしまい、相手に対して踏みこめずこめずにいるのだった。


作品情報
2020年 133分
監督:大九明子
原作:綿矢りさ

キャスト 
のん、林遣都、臼田あさ美、若林拓也、山田真歩、橋本愛、中村倫也

 

百円の恋

自堕落から立ち直る姿が美しい

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実家に引きこもり、だらしない生活を送る無職のアラサー女子の自立と、新たな目標に向かっていく姿が描かれます。極端にだらしない女が自堕落な日常から徐々に立ち上がっていく姿が見所で、目標に置くのがボクシングというところが、わかりやすくていい設定です。

主人公の自堕落ぶりは一見の価値ありですが、仕方なく働くことになった100均ショップの店員が全員病みまくってい、癖の強くて闇が深いところが気持ち悪くていい。

そんな劣悪な環境下にいる主人公が、恋をしたボクサーに影響を受け、ボクシングに目覚めていくところから、急激に成長します。


健全なる精神は健全なる身体に宿る、この映画を見ているとそのことに気付かされます! 何か始めたいときに勇気を与えてくれる映画です。



ストーリー

32歳で引きこもりの一子(安藤サクラ)は、実家でだらしなく過ごしていた。

ところが一子の妹が、子連れ離婚で出戻ったため実家を追い出され、仕方なく100均ショップで働くことに。でも店のスタッフは変な奴ばかり、一子は自堕落な暮らしのまま劣悪な環境下で日々奮闘する。やがて一子は、店に客として訪れるボクサーの狩野(新井浩文)を好きになり、彼の影響で本気のボクシングを目指すようになっていく。


作品情報
2014年 113分
監督:武正晴
脚本:足立紳

キャスト 
安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子、根岸季衣

愛がなんだ

自分を好きではない相手への執着心

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主人公のアラサー女子は、週末になれば一緒に過ごす男性がいますが、その相手は残念なことに恋人ではありません。彼は、彼女の気持ちを知ってか知らずか、都合よく振り回し、彼女はそれを喜んで受け入れているところがあります。

主人公があまりに振り回されるので、いい加減諦めればいいのにと不愉快になるものの、相手から好きな人ができたので会えないと言われてしまうと、「あなたを好きじゃない」と彼に噓を吐いてでも傍にいることを選択する執着心圧巻です。もう気が済むまで傍にいるしかないと見守る姿勢になれるので不思議ですね。

本当はどこまでも相手を求めたいけれど、トラブルや傷つくのが怖くて、相手から逃げてしまうタイプの人は、とことん傷つく選択をする主人公を見守ることで、違う世界を垣間見れるかもしれません。


ストーリー

28歳の会社員、テルコ(岸井ゆきの)は、マモル(成田凌)のことが好きで、呼び出されればどんな状況であっても飛んでいく。二人は毎週末を一緒に過ごしていて、普通であれば付き合っている関係であってもおかしくはないのだが、マモルはテルコと付き合うつもりはない。それがわかっていながら、テルコはマモルから離れることができずにいた。やがてマモルはすみれ(江口のりこ)が好きになり、テルコをすみれのクッションに利用するようになって……。

作品情報
2018年 123分
監督:今泉力哉
原作:角田光代

キャスト 
岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若林竜也、江口のりこ


生きてるだけで、愛。

人並みの日常を求めること

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うつ病で過眠症、とことん不健康な主人公の女は、人と同じことができず、自分自身に苛立ち激昂する。一見してすごく面倒な人ですが、最も自分を嫌っているのはおそらく自分自身。生きづらさに悩み苦しむのが伝わり痛々しい。

苦しみのたうち回りながら、人としての暮らしをこなそうとする姿が痛々しくも、どこか共感できてしまうところもある。

成り行きで同棲を始めてしまった雑誌編集者の彼氏は、多忙過ぎて彼女と真剣に向き合えず、彼女は苛立ちを募らせていく。おぼつかない二人の関係がどうなるのか、彼女は彼から自立できるのかが見どころです!


ストーリー
うつで引きこもりの寧子(趣里)は、飲み会で知り合ったゴシップ雑誌の記者・津奈木(菅田将暉)と居候のようなかたちで同棲をはじめた。

日常の家事もこなすことができず自責の念に囚われながら暮らしている寧子は、多忙で自分と向き合おうとしない津奈木に苛立ちをぶつけるが、そんな 寧子の前に、津奈木の元カノを名乗る安堂(仲里依紗)が現れて、津奈木との別れを迫る。

そして、安堂から、津奈木の部屋を出るための自立を急き立てられた寧子は、安堂に呼び出されたカフェでそのまま働くことになってしまうのだが……。



作品情報
2018年 123分
監督:関根光才
原作:本谷有希子

キャスト 
趣里、菅田将暉、田中哲也、松重豊、石橋静河、仲里依紗


青くて痛くて脆い

大切な場所を奪われた人のその後

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人見知り男子の青春物語です。人付き合いが苦手な主人公の男子大学生が、入学してすぐに、やはり居場所がなさそうな女子から話しかけられ、最初は億劫だったけれど、だんだん親しくなります。そして彼女の作りたい世界(二人の居場所)を築くことを目的に、大学内にサークルを立ち上げます。

彼は、彼女ともっと親しくなりたいし、恋人になることを望んでもいたのに、一方の彼女はそうは思っていなかった。相手が自分という存在を内心でどう捉えているかは分からないことがあり、考えさせられる映画です。

主人公の男子大学生は消極的で、決定的に傷つく前に彼女の前から去ってしまうので、傷は少なく、一見してイタくはないようですが、タイトルにもあるように、彼はとことん青くて痛いのがやがてわかる。そして彼女を卑怯な手口で追い詰めてしまいます。可愛さ余って憎さ百倍ってやつですね。


ストーリー
大学に入学した田端楓(吉沢亮)は、人付き合いが苦手でクラスに馴染めずにいると、授業でおかしな発言をして浮いている秋好寿乃(杉咲花)から話しかけられ、最初は億劫だったがだんだん楽しくなっていく。やがて二人は、自分たちの居場所を求め、秘密結社サークル「モアイ」を立ち上げる。充実して楽しい毎日を過ごしていた楓だったが、サークルが成長しだし、楓が考えもしない形へと変貌。寿乃との関係も変化を余儀なくされてしまうのだった……。


作品情報
2020年 119分
監督:狩山俊輔
原作:住野よる

キャスト 
吉沢亮、杉咲花、岡山天音、松本穂香、柄本佑


勝手にふるえてろ


あえての片想いで現実を遠ざける

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20代の会社員の女性の恋愛物語です。主人公の女性は、中学時代の片想いの相手を自分にとって都合よく脳内変換し、もはや幻のような存在を、現実と距離を置く堰にしている。そんなころがイタくもあり、また同時に自衛手段としてやってしまいそうで、密かに共感できて胸に刺さります。

やがて主人公の女性は、同僚男子から好意を持たれますが、現実と向き合うのが嫌な彼女は、脳内にいる初恋の相手と同僚を事あるごとに比較して、ダメ出しをします。

こちらの原作は、『私をくいとめて』と同じく、綿矢りさ。元祖こじらせ女子の原作はさすがのイタさです。


ストーリー
中学時代の初恋の相手(一・イチ)をいまだに思い続けるヨシカ(松岡茉優)は、あるとき同僚の二(渡辺大地)から交際を申し込まれる。ヨシカはイチのことしか頭になく、二と一緒にいてもイチのことをやたらと思い出している。

そして、どうしてもイチと再会したくなったヨシカは、イチも現在東京に出てきていることを知っているので同窓会をすることを思いつき、人集めに励むのだが……。


作品情報
2017年 119分
監督:大九明子
原作:綿矢りさ

キャスト 
松岡茉優、渡辺大地、石橋杏奈、北村匠海、趣里、古舘寛治、片桐はいり

 

何者

自分が思うほど、他人は鈍感な存在ではない

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大学四年生たちの就活生たちの青春群像劇です。主人公で演劇劇団を主催していた男子学生の周りにはクリエイティブ思考の人間が何人もいて、見栄もあって就活に懐疑的な発言をしたり、企業への就職に否定的だったりと結構面倒臭い雰囲気です。

また、彼らは一見して友好な関係を築いているようでいながら、実はそれぞれの動きを探っているなど、淡々とした展開ながら、実は陰湿な心情が描かれています。

見所なのは、佐藤健演じる主人公の本音。 Twitterの裏垢(隠しアカウント)に、行き場のない感情を吐露しているところなど、なかなかに痛くてリアルです。


ストーリー
同じ大学の就活生の拓人(佐藤健)光太郎(菅田将暉)瑞月(有村架純)理香(二階堂ふみ)隆良(岡田将生)らは、情報交換と称した飲み会を開くようになる。潔く就職に専念できなかったり、何かを発信したい何者かになりたいとあがき鬱積した思いを Twitterに吐き出しながらも表面的には、友好でいた彼らはやがて内定が決まる者がでてくると、苛立ちを隠し切れなくなってしまう。


作品情報
2016年 98分
監督:三浦大輔
原作:朝井リョウ

キャスト
佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之

春の雪

デカダンスに浸る美少年の気まぐれ

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三島由紀夫の小説『豊饒の海』の第一巻めになる作品『春の雪』を行定勲監督が映画化した作品です。明治末期、華族の娘と侯爵の子息との悲恋のラブストーリーです。

主人公の侯爵の息子・松枝清顕は、幼い頃、預けられて一緒に暮らしたときから、華族の娘・綾倉聡子に好意を寄せていました。それは聡子も同じ気持ちだったのですが、清顕は自尊心とちょっとした気まぐれから聡子を遠ざけてしまい、その結果、後戻りできない状況になってしまいます。

清顕はの気持ちもわからないではないのですが、一度手放してしまったものは取り返せないかもしれない。別れを軽く捉えて、自分の気持ち次第で、時間を取り戻せると安易に考えるのはいくら若いとはいえ愚か過ぎます。


いろいろ苛立ちはしますが、映像は素晴らしく、竹内結子の女優として、また女としての覚悟のようなものが伝わってくる作品です。


ストーリー
明治末期、侯爵家の子息・松枝清顕(妻夫木聡)と、華族の綾倉家の令嬢・聡子(竹内結子)は、幼なじみ。聡子は清顕に思いを寄せており、他からの縁談を断り続けていた。だが、聡子の気持ちを知りながら清顕はそっけない態度で接し、それどころか、父である松枝侯爵(榎木孝明)から、聡子への本心を問われながら、特別な感情はないと跳ね除けてしまう。華族とはいえ没落した綾倉家は、聡子の縁談が家の存続として必要不可欠なこともあるのだが、そんな折、松枝侯爵は、聡子に断れない相手からの縁談を持ち込むのだった。


作品情報
2005年 150分
監督:行定勲
原作:三島由紀夫

キャスト
妻夫木聡、竹内結子、高岡蒼佑、及川光博、石丸謙二郎、宮崎美子、榎木孝明、若尾文子

 

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それではまた。のじれいかでした。