こんばんは。
先日、STARBUCKS高輪ゲートウェイ駅店を訪れたのですが、今回はその続きです。
前回はこれ↓
前回の続き、STARBUCKSを出てから
スタバでお茶をしてSTATION BOOTHを体験して離脱しようとしたとき、
当初できれば入ってみたいと思っていた
「無人AI決済店舗『TOUCH TO GO』のお試し利用」を思い出しました。
高輪ゲートウェイ駅の駅ナカで開業したコンビニで、AIで無人支払いができるらしく話題になっているのです。
本当は思い出したというほど忘れていたわけではなくて、駅に着いたときからずっと考えてはいたのですが、すごい混雑で。
「次回でいいかも」と諦めムードでいたのです。
『TOUCH TO GO』の前で気が変わる
けれど再び改札に入って店の前を通ってみると、来たときより空いているではありませんか。
1時間前と比べたら一列分くらいは空いている。
たまたま流れが途絶えたのでしょう。
本音を言ってしまえば、普段から私は並ぶのが苦手で、できるだけ並びたくない。
世の中には並ぶのが好きな人もいるらしいですが、その心境がまるで理解できない。私はそういうタイプの人間です。
でもそのときは話のネタにもなるかもしれないと、いつもであれば通り過ぎるであろう列の後方に勇気を出して並びました。
「お支払いは交通系ICカードしかご利用いただけません。また、店内ではチャージができませんので予め残高をご確認のうえご利用ください」
そしらぬ顔で普通に並びながら、頭のなかでは不安が掠めていました。
最寄駅で改札を潜ったときの残高は800円程度だったと記憶していたからです。
慌ててこれまでICカードを使った場所を思い出します。
ここまでカードを使ったのはだいたい以下。
このときはあくまで脳内で計算をしているので、かなりざっくりと洗い出しています。(赤字がICカードで支払ったもの)
・高輪ゲートウェイまでの交通費→たぶん300円くらい
・スタバのコーヒー代→現金払い
・STATION BOOTH(個室シェアオフィス)利用料→165円くらい
・高輪ゲートウェイから入札→136円 →これはのちに入るときは不要とわかる。
残金は200円程度。(たぶん250円前後はあると算出)
危険です。本来なら完璧なレッドゾーンでチャージをすべき状況です。
でも私はそのアナウンスを聞いたとき、すでに列の真ん中より手前にまで来てしまっていました。しかも列後方はまた混み始めてもいます。
せっかくここまで並んだのに、ここで列から外れて並び直すことはできない。
並び直すことはすなわち離脱を意味します。
店舗の商品をチェックすると100円のものも幾つかあり、これなら買えそうというものがたくさんありました。
@108×2=216円
このくらいは買えそうです。
大丈夫じゃん(大丈夫ではないのだが)
それにもうい立つしないと決めた以上、なんとしてもここで無事にやり遂げるしか。
自信を持って、開き直って順番を待ちます。
『TOUCH TO GO』について
ここで「TOUCH TO GO」のシステムについて簡単に説明します。
・列に並び、案内されてから、更に入り口のゲート前で待ちます。
・入場制限をしていて店舗内には一定数の人数しか入れません。
・店舗は周遊型で出口にレジがあります。
・商品を手にレジ(2台)に向かうと自動的に会計金額が表示されます。
・店内は撮影は禁止。
レジは2台あって1台はスキャンをしなくて合計価格が表示されます。
係の人は2人いて何かあれば対応してくれ、買い物が終わったらロゴ入りの袋を手渡してくれるというのが一連の流れ。
現状店舗には会場に2名、店舗内に2名の人がいました。
小さいお店なのにここまで係の人がいるのなら、有人店舗と変わりないように思えますが、開店初日ですからじきに流れも変わっていくのだと思われます。
「お待たせしました」やっと店内へと
待つことおよそ20分。
いよいよゲート前までやって来ました。
私は内心ドキドキしていたのですが、「どうぞお待たせいたしました」と声をかけられてやっと店内へ入ります。
品揃えは一般的な駅のコンビニと大差ありません。
お菓子などの食品と飲料が主で、雑貨的な商品はあまりなかったと記憶しています。
私はここで108円の袋菓子×2を手に取りました。
計画通りの行動です。
そしてレジへ向かいます。
いよいよレジへ
レジでICカードをかざすと読み取りエラーが。
けれどそのとき画面に「98円」という金額が表示されました。
98円?
横には係の人がいますが、その人が画面の状態をどれだけ確認していたかは不明です。
「やっぱり残高が足りてないのかも」
気になったのでそのことを話しますが、「いえそんなことはないと思いますよ」と言いながら、隣にいるたぶんその人よりもベテラン系の係の人に声をかけヘルプを求めます。
その人はひどく面倒そうに、私と商品を自分のレジに呼び寄せて、今度は自分でスキャンをしてくれと言いました。
スキャンしました。
残高98円。
自分で商品を戻してくれといわれ、とぼとぼと袋菓子を戻します。
最初に金額を確認しておけばよかったのかもしれませんが、悲しい……。
逃げるように店を後にしました。
残高がおかしい
そして同駅でチャージをしました。
1000円チャージしたので残高は1098円に。
帰宅後、STATION BOOTHでICカードを利用した際の画面を見てSTARBUCKSにいたときの残高がわかりました。
なので、さきほど並びながら、ぼんやりと考えていたことを明確にしてみます。
シェアオフィス利用後の残高は314円。
その後、ICカードを利用したのは、高輪ゲートウェイ駅で入札した際の初乗り料金。
山手線の場合は初乗り136円ですが、入札時に残高がなくても入れるらしく。
確かにICカードの残高には入札の金額は渋谷駅で下車したときに
仮に136円引かれていたとしても残高は
314-136=178円になるはず。
残高98円になる理由がわかりません。
残高98円を考察してみた
駅で利用明細を出してみたのですが、高輪ゲートウェイ駅を出たときの残高479円。
その後、シェアオフィスで165円を利用して314円になったところまではクリアです。
やはりどう考えても『TOUCH TO GO』でエラーといいながら、普通に引かれていると思うのですが。
買えなかったわけではなくて、買えていて、その後の残高が98円だったのなら納得できます。
314-216=98!
ここにきてやはり自分はあのとき商品購入できていたのに、まるで残高がない人扱いを受けつつ、自分で買ったものを戻すように指示され、店を出ざる終えなくなった事実が見えてきました。
悲報です。
コンビニはJRとは運営が違うかもしれず、残高についてどこに問合せをすればいいのか今はわかりません。
とはいえ小額のことでもあるので、ここで黙って済ませた方がらくなのか。
いやそれはよくない。
そもそも残高不足とたまたまシステムが知りたくて、シェアオフィスで精算時の金額を画像に撮っていたからわかったものの、そうでなければおそらくわからなかったと思います。
結論とまとめ
高輪ゲートウェイは面白い駅です。
機会があったら一度覗いてみるとよいと思います。
無人決済店舗での支払いの件については、JRに問合せをすると思いますが泣き寝入りになるような嫌な予感もしています。
今回たまたま気になったので調べてみましたが、実はこんなことはよくあるのかも思ったら嫌な気分になりました。
そんなわけで続く(と思う)。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
のじれいか でした。