こんにちは。
ブログのタイトルにもありますが、このブログのメインコンテンツは公共施設のトイレ紹介です。
ですが最近、雑記の記事が増えて、トイレの記事数を上回るようになってきました。
そんなことを思いつつ。
今回はこのブログをはじめたきっかけと、ある勤務先でのトイレの思い出についてお話したいと思います。
トイレ記事消滅の危機
トイレ記事を最後に更新したのは3月14日の『高輪ゲートウェイ駅』の紹介でした。
軸足を移したつもりはありませんが、本来の記事の更新が途絶えて、ブログ運営にブレが生じています。
この頃はウイルス感染拡大が予想できていたので、トイレ記事としてはこれが一旦最後になるだろうとは思っていました。
外出自粛は連休明けで収束することはまずないでしょうし、いつまで続くか先は見えません。
なぜはじめたのか?
そのあたりの話は「プロフィール」にも書きましたが、外出先のトイレが気になるナーバスな性格だからです。
外出先で利用するトイレが気になる質ですが、同じような人はほかにもいるだろうと、このブログを始めました。
ただ誤解のないように付け足しておくと、私は決して潔癖症ではありません。
除菌ヲタでもないし、掃除魔でもありません。
トイレが気になる性格が加速したのには、きっかけがあります。
これまで正社員から契約社員、派遣社員、業務委託で、多くの会社に就業してきたのですが、そこで経験したことが、かなり影響していると思われるのです。
強烈な思い出
自分にとってですが「男女共有トイレ」を経験したときのことは、今でも忘れることができません。
そのオフィスの間取りは今でもたまに頭に浮かんできます。
トイレに入るとすぐに男性用の小便器があり、その奥にブースが一つありました。
男女一緒というか、男性トイレ・オンリー。
そう、男性用トイレしかない建物だったのです。
当時(8年ほど前)そのオフィスに入っていた編集プロダクションには、男性社員が5名、女性が1名働いていました。
働き始めてからトイレのことを知った私は、その女性にトイレのことを尋ねました。
すると「私も最初は驚いたけど、慣れれば大丈夫」との返事。
実際、彼女は平気で使っていました。
この人は大丈夫なのだろう。
だけど私には絶対に無理だと思いました。
しかもそのオフィスのトイレは男女一緒という間取りだけではなく、水回り空間が薄暗くて薄汚かったんです。
よくありますよね、店内はまあキレイだけれど、バックヤードが汚いお店。
その事務所もそんな感じでした。
トイレに行く途中、パントリーの横にはジャケットなど服が掛けてありました。
個人用ロッカーがないので仕方なかったのでしょうが、その下には何故か洗濯機が置いてある。
洗濯機の前には謎のカゴがあり、カゴ中にはもっと謎の布が。
さらに視線を泳がせると謎の雑巾がタオルと一緒に掛かっている〜。
見てはいけない、見てはいけない。
私は慌てて視線を外らしました。
無理、逃げたい……。
でも仕事は受けてしまっていたので、逃げたくてもどうしても逃げられません。
契約期間は半年。
どうしても、どうしても、やりきらなけれなりません。
打ち合わせなどで外出はあるので、いつも恐怖の事務所にいるわけではありませんが、そうはいっても基本は週5日勤務です。
120日間もそこで過ごすハメになったのです。
考えた末、以下のようなルーティンで行動することにしました。
朝:スタバでコーヒーを買い、そのときトイレを利用。
昼:ランチで外出。トイレがきれいそうな店を数店舗探す。
夜:遅くなりそうなときは、予め食事に出てしまう。そのときにトイレを利用。
こんな感じで乗り切りました。
結局一度もオフィスのトイレは使いませんでしたね。
たまにトイレに外へ出ることがありましたが、誰も気づかなかったか、気づいても知らぬ顔をしてくれたみたいです。
勤務先は五反田。五反田は最近では駅前にアトレが開業しましたが、当時は飲み屋が多くてあまりゆったりできるお店は多くありませんでした。
少し歩くとまだ「ゆうぽうと」があって、密かに利用させてもらいました。広くて目につかないので利用しやすかったですね。
ゆうぽうとではたまに食事もしました。平日は基本静かで過ごしやすかった記憶が残っています。なくなってしまって残念ですが、これも時代なのでしょう。
根はひきこもり
先ほどの編プロの話は、今思い出しても、足の指先がじわじわします。
それで旅行は平気なのかと聞かれそうですが、旅では案外大丈夫です。
よほど僻地に行かない限り、観光地のトイレはキレイですし、イタリアやアメリカも観光地だったらトイレは全体的にキレイです。
私にとって心配なのはむしろ日常。
街は好きですが、根はひきこもり体質です。
家にいればとりあえず、トイレは探さなくて済みますから、それについては安心かな。
それでは、この辺で。
のじれいか でした。