こんにちは。
「あてにされる人」になりたいですか?
私は以前は、あてにされる人になりたいと思っていましたが、最近、考え方が変わってきました。
簡単にいえば「あてにされる人」になったところで、「あてにしたがる人」を呼び寄せてしまうだけと気づいたんですね。
そこまでして、人に媚びることはないと、思うようになってきました。
あてにされると頼られるに、違いはあるか?
あてにされるという言葉は、利用されるイメージが伴う。
では「頼られる人」になりたいか? と考えてみました。
「あてにする」の意味は、何かに期待すること、何かを頼りにすること。
つまり意味は、ほぼ同じ。
言葉尻だけかもしれませんが、「頼られる人」にもなりたくないですね。
あてにされてきた人の変化
学生時代、由香ちゃん(仮名)という同級生がいました。
由香ちゃんは人気者で姉御肌、面倒見もよく、DVの彼氏から友達をかくまったり、絶望している友達を救おうとしたりと、人を楽しませるだけなく、友だちのディープな部分にまでかかわっていました。
由香ちゃんは慕われながら、「頼りになる人」「アテにできる人」「由香ちゃんなら何とかしてくれる」と多くの人が彼女に寄りかかっていました。
「人に頼られると気持ちがいい、そういう性格なんだ」
私は由香ちゃんから、よくそう聞いていましたが、ある時期から由香ちゃんは以前と比べて人と距離を置くようになりました。
自分の人生を一生懸命生きることに目覚めたのかもしれないし、自分のことをおざなりにしていたことを後悔する何かがあったのかもしれない。
真相はわかりませんが、由香ちゃんは、現在は自分の幸せを掴んでいて、私の目からは今の方がずっと幸せに見えます。
それは自分の人生を生きるようになったからなのだと思います。
あてにされた過去の経験
あてにされたというほどの話ではないのですが、以前、こんなことがありました。
職場で知り合ったケイコさんは、サバサバ系の明るい人。
でも、あるときのこと。
私と二人でご飯をしたとき、突然「すごくさみしい」と言われ(汗)、帰ろうとすると「もう一軒行きたい」としつこく引き止められました。
特に親しい間柄ではなかったので、なぜ私なんだ?と疑問でした。しかもケイコさんはそこまで酔っていたわけでもないのに。(酔っていればタクシーに乗せてしまえるのですが……)
その後、何度かケイコさんからご飯に誘われながらも、断っていたときのこと。
ある先輩から、ケイコさんに誘われたかと聞かれました。
ケイコさんは一見すると男性的ですが、依存心が強く、一緒にご飯を食べに行ったりすると急に距離を縮めてきて、家に行きたい、泊めてほしいと言ってくることで有名だと聞かされました。
しかもターゲットになりやすいのは、ケイコさんと同じ趣味(音楽と映画)についてある程度話が合い、人に話を合わせるのが楽だと感じるタイプ。(それ、モロ私じゃん!)
ケイコさんは、かつてはその先輩の友人が、家に呼んで、泊めてあげてと家族付き合いに近い関係だった。でもその人は退職して、ケイコさんと距離を起きたがるようになった。
それで寂しさもあるのか、色々な人を誘っているらしいと知ったのです。
ケイコさんも弱い人ですが、おそらく私の曖昧な態度も、ケイコさんを呼び寄せた原因だったかもと思いました。
必要とされる人になりたいか?
似たような言葉ですが「必要とされる人」になりたいかと考えました。
「必要」という意味は「なくてはならない」ということ。
全員に対してそんな人になるのは大変だし無理。
しかも、誰に対しても必要な人になるなんてことは望んでもいないことです。
でも仕事や家庭では必要な存在でありたいと思います。
「必要とされる」は、誰でもではなく、具体的な対象がいてこそ成立するのかもしれない。
この人から必要とされたいと願うこと。
特定の誰かの望みに応えようと努力する、気持ちの表れなのでしょうね。
まとめ
「あてにされて」「頼られる」のではなく、特定の人でいいから「必要とされる人」になりたい。
私はそこを目指してコツコツやっていこうと思います。
ライフスタイル、カテゴリーです。
それではまた。
のじれいか でした。