キレイなトイレ調査研究所

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【完結編】高輪ゲートウェイ駅 無人AI決済店舗『TOUCH TO GO』で交通系ICカード決算について【AIは人のためなのね】

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『高輪ゲートウェイ駅』デッキから

 

これまでの経緯
(あらすじ)

JR高輪ゲートウェイ駅にて、3月23日に開業した無人AI決済店舗『TOUCH TO GO』を利用。エラーメッセージの後、店員に残高不足と判断されて商品購入ができなかった。だが後で確かめてみると購入できていた。


ここまでが前回までのお話。

前回のお話はこちら↓

noji-rei.hatenablog.com

 

もっと早く気づけたはずなのですが、日常的にICカードの残高をチェックしないのと、
JRは入札時点ではICカードの引き落としがないことを知らなかった背景があります。
残高が合わなくてピンとこなかったのでした。

迷った末、問い合わせてみた。
すると……


金額は216円。仕方ないとなかったことにできる額です。 
ですが、やはりこのままにしておくのは腑に落ちない。
「金額の大小は関係ない」と人からも言われ、ダメ元で連絡を取ってみることにしました。

Googleで「TOUCH TO GO」「電話番号」で調べると「問い合わせ」のページが出てきたので、以下の内容を送ってみました。


2020年3月25日(水) 11:49 


高輪ゲートウェイ駅にて、開業初日の夕方(18時前)、貴社のサービスを利用しました。

その際、残高不足で購入できないとされ、自分で商品を戻すように言われて従いました。
しかしその後残高を確かめたところ、一度ICカードをかざした時点で購入できており、その分の金額が引かれていることがわかりました。
108円を2つで216円の商品でした。利用前のICカードの残高は314円なことは明らかで(STATION BOOTHを利用している)、残高98円と目視でも確認できていたのですが、店員の方は「残高不足」ということでした。


https://noji-rei.hatenablog.com/entry/touch-to-go/
金額の詳細等はこちらに書いています。

ご多忙のところお手数をおかけしますが、ご回答のほどお願いいたします。

 

こんな内容です。

ああ、さてーー。
これで梨の礫だったら面倒だな。
無視されたとしても後へは引けないから、別の連絡先を探すことになるのかなと微妙な気持ちでいたところ。

メールの着信音が。

返信者はTOUCH TO GOの代表の方からでした。

 


2020/03/25 12:42

ご連絡ありがとうございます。
ご連絡いただきました件について確認をさせていただきました。

18:26分の決済履歴にて216円引き去り後の残高不足のログが確認できました。
開店初日ということで決済ゲートでのご案内が不十分な人的ミスで迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
手前どものご案内ミスになりますので、ご返金にてご対応させていただきたいと思っております。
216円を現金書留にてお送りさせていただきたいと思っておりますので、大変お手数ですがご住所をご教示いただけましたら幸いです。

この度はご迷惑おかけして大変申し訳ございませんでした。
今後、決済画面の遷移に関するスタッフの指導を徹底してまいりますので、また、ご利用いただけましたら幸甚でございます。
お忙しいところ恐縮ですがご返信いただけましたら幸いです。

 
やはりそうであったか。

確認したうえなので確信はあったのですが、 あちらでも改めて調べてもらえたことで安心しました。
数日は待つことになるだろうと覚悟していたので、思いの外早い返事に驚きました。
以前務めていた企業でお客様からの問い合わせに対する回答は30分以内と言われていたのを思い出すほどのスピーディーな対応ぶりです。
 
内容にあったとおり連絡先を返信すると、
先方から現金書留を送った旨の連絡が入りました。

そして本日、封書が届きました。
封筒には現金216円と手書きの手紙が入っていました。

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AIについて考える。
結局は人なのね

今回なぜこういうことが発生したかといえば、先方が書いているように人的ミスが原因。
AIにミスはありませんでした。
けれど、そもそもAIは人が快適に暮らすためのシステムの一つ。

新型コロナウイルスの拡散防止のため、今週末都心部では外出の自粛要請が出ました。
テレワーク勤務が増えている一方で、サービス業や医療従事者をはじめ、人と接することを仕事とする人は、変わらずの勤務状態を続けている場合も多いものと思われます。
怖さや不安を感じてもおかしくない状況で、それを出さずに働く姿を目にすると頭が下ります。

あのとき店舗にいたスタッフの人たちにしても同じことで、しかも開業初日だったから無茶苦茶忙しかったに違いない。
きっとイラッとしたんだろうな。もちろん私も愉快ではありませんでしたが。
 
だけど人間は必ずミスをするし、病気にだってなる。
そういうことを少しでも緩和させ快適に暮らせるようにするために、AIの技術は今日のように進歩してきたのでしょう。

無人で成立するように見えるけれど、どんなシステムであっても人が支えているから成り立っている。
結局AIは人が支えているのであって、根底には心みたいな核がある。
アナログがあるからAIは動いているんだな。
添えられた手書きの文面を目で追いながら、ふとそんなことを考えてしまいました。

まとめ
当面は外出やショピングの楽しみから遠ざかることになってしまいそうですが、少しでも早く色々な場所を自由に歩き回れるときが訪れるのを心待ちにしています。
そのときは『TOUCH TO GO』のリベンジも忘れずにしたいと思います。
ですが今回の件で、ICカードの残高は確かめるようにしたいと思いました。
鉄道会社の券売機でICカードの履歴を確認できるのは、ぼんやりと知ってはいましたが利用したのは初めてのことでした。
自分のICカードを利用するのは自分なので、たまには確認した方がいいみたいです。反省しました。
それと何か気になることがあれば、問い合わせはした方がいい。
トラブルはないに越したことはないですが、色々長引かせてもお互いにいいことはないし、気持ちよく利用するための心がけだなと実感しました。

最後までお使いくださりありがとうございました。
のじれいか でした。