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【映画】『空の青さを知る人よ』声優・吉沢亮が2役に挑戦【ストーリーと感想】

「井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る」中国から伝わる古い言葉ですが、自分の世界から飛び出して行くことで感じる挫折と現実、それでも変わらないものを描いたのが、映画『空の青さを知る人よ』です。

青春まっさかりの高校生のときに両親を亡くた姉妹と、姉を愛した男との過去と現在が生霊というかたちで交錯するアニメの青春ストーリー。

主演は吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音。


物語のご紹介、好きだったところ、残念に感じたところについて書きます。

 

 

空の青さを知る人よ




作品情報


2019年、108分
監督:長井龍雪

キャスト: 

金室慎之介/しんの(吉沢亮)
相生あかね(吉岡里帆)
相生あおい(若山詩音)
新渡戸団吉(松平健)
中村正道(落合福嗣)

 

物語


舞台は秩父

姉の相生あかね(吉岡里帆)と、妹の相生あおい(若山詩音)両親を亡くしてふたりきりに。高校生だったあおいは、彼氏でミュージシャン志望の「しんの」こと金室慎之介(吉沢亮)と一緒に上京しようと話していたが、幼いあかねを残していくことはできず、地元に残ることを決める。


時は流れて13年。あおいは高校3年生に成長。あかねは地元の市役所に勤務している。あおいはかつての慎之介の影響もありベース弾きになり、ミュージシャンを目指して東京に出たいと思うようになっていた。

町では観光事業の一貫で、音楽祭の開催が決まり、主催者側のあかねは準備に追われる。そこでゲストに招いた演歌歌手のバックバンドとして金室慎之介が久しぶりに帰省するがかつての姿はなく不甲斐なさに荒んでいる。同じ頃、しんのたちがバンド練習をしていた社務所に、高校生当時のしんのが生き霊になって現れるのだった。

好きだったところ・2役を演じ分けた吉沢亮が見事


夢と希望に溢れた高校生のしんのと、疲れ果てた30代へと成長した慎之介を演じ分ける吉沢亮が見事です。声も聞きやすさを意識していることがわかる。

生き霊のしんのは、あかねと一緒にいた頃のまま。あおいも心惹かれるほどの魅力的な青年。でも生き霊だから社務所から出られません。

生き霊のしんのは、現在の自分を知って情けないと感じて、現在のあかねと自分の関係をどうにかしたい。今の自分と合体できればと考えている。

しんのと慎之介が対峙する場面があるのですが、一見するとアニメなのでさらっと見てしまうのですが実は一人二役。苦労が伺えます。ただ年齢を重ねただけでなく落ちぶれて憂いている慎之介との演じ分けは、難しかったのではないでしょうか。

 

▼吉沢亮の一人二役といえば……

noji-rei.hatenablog.com

 

しんのはミュージシャンになるため上京したけれど、あおいを地元に残したことで心を地元に置いてきた。また、しんの自身も将来への不安があったことなどが、社務所の生霊、つまりもう一人の自分として出てくるという設定は魅力的。いいところを突いています。

青春を終えて大人へと成長すること。夢と現実が「しんの」「慎之介」という二人の存在で描かれます。

残念だったところ・知り切れ気味な展開


過去のしんのと現在の慎之介が交わる場面が曖昧でした。せっかく自分の生き霊を登場させているのだから、かつての自分と今の自分が一つになる場面を見せて欲しかった。

あかねのピンチを助けに行くのは、かつてのしんのではなくて、現在の慎之介の方がよかったのでは。同じ人間でも時間が経過した相手を同じように愛せるとは限らないので、慎之介が頑張る場面がもっと必要だと感じました。


ラストも尻切れかも。エンドロールでその後をチラ見させるよくある展開。

あれれ? 音楽祭はどうなったんすか? と微妙な気持ちになってしまいました。三者三様の成長を見せたかったのは理解できるのですが、誰かに絞った方が感動できたような。この場合は慎之介ですかね。

さいごに


『空の青さを知る人よ』をご紹介しました。
本作は Amazon Primeにて配信中です。

 


Amazonプライム・ビデオ

本記事の情報は2021年4月時点のものです。
最新の配信状況はサイトにてご確認ください。

 

▼吉沢亮の出演映画はこちらにもあります! 

noji-rei.hatenablog.com

 

それではまた。
のじれいか でした。