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【映画】『シークレット・ウインドウ』ジョニーデップはオチのわかる男【ネタバレ・感想】

映画『シークレット・ウインドウ』

ジョニー・デップ主演、スティーブン・キング原作のサスペンス・スリラーです。

離婚寸前の人気作家の小説を、盗作だと言い出す男が現れるのですが……。

ストーリーと感想をネタバレありで書いてゆきます。

 

 

シークレット・ウインドウ

 


直輸入、大きな写真「シークレット ウインドウ」ジョニー・デップ、#10510

 

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作品情報

製作年度

2004年

上映時間

96分

監督

デヴィッド・コープ

キャスト

モート・レイニー(ジョニー・デップ)

ジョン・シューター(ジョン・タートゥーロ)

 

エイミー(マリア・ベロ)

 

テッド(チャールズ・ダットン)

 

 

 

 

予告 

www.youtube.com

 

 作家の盗作騒動ではないのはすぐわかる


冒頭。雨の中、モート・レニー(ジョニーデップ)は、モーテルの扉を蹴り上げる。すると部屋の中にはモートの妻エイミー(マリア・ベロ)テッド(ティモシー・ハットン)がいて、浮気現場を押さえたレニーと取っ組み合いに。

 

6ヶ月後。小説家のモートの元に、ジョン・シューターと名乗る見知らぬ男(ジョン・タートゥーロ)が訪ね、玄関先でいきなり「おれの小説を盗んだ」と言い出す。

レニーは言いがかりだと相手にしないが、シューターの小説はかつてレニーが書いた小説と酷似していた。

 
レニーは浮気が発覚したエイミーとは別居しており、あとは離婚届にサインをするだけの関係になっている。

シューターが盗作だと騒いでいるレニーの小説は『シークレット・ウインドウ』という作品。妻を殺めて庭に埋めようとする夫の話ですが、そのあたりにストーリーの真相(シークレット)が見え隠れします。

レニーはエイミーと暮らしていた家を出て、今は郊外の湖畔の別荘に住んでいるのですが、以前、エイミーが2階にある、小窓(シークレットウインドウ)を発見して喜んでいたのをレニーは回想したりします。

盗作を言い張るシューターはとても感情的で怪しい男。レニーは不安を感じていると、翌日飼い犬が死んでいるのを発見。シューターを疑います。

街の保安官にシューターのことを打ち明け、盗作問題を弁護士にも相談、立ち合いとガードマンを依頼する。

小説はレニーがシューターより2年前に書いているので、自分の作品に間違いないと訴え、弁護士もレニーに協力的なのだが、シューターが現れるのは保安官や弁護士のいないとき。

シューターはその小説が掲載された雑誌を見なければ信じられないと言い、雑誌は手元にないので取り寄せることに。

スティーブン・キング原作で、ジョニー・デップ主演という取り合わせ。すんなり盗作の話じゃないことは明らかです。

 

 

 

盗作は「昔のあの事件に似てる?」

  

勝手に家に入ってくるなど、シューターに翻弄されるレニー。その後、レニー名義で、現在はエイミーが住んでいる自宅が放火で全焼します。

レニーが現在、トラブルを抱えていることを知ったエイミーは、「昔のあの事件に似てる?」とレニーに尋ねます。どうやらレニーは以前、やはり盗作で揉めた過去があるらしく、弁護士が間に入って金を払った話に触れられます。

レニーは、エイミーの恋人で浮気相手だったテッドが、シューターの糸を引いているのではと疑う。でもテッドの目的はレニーとエイミーの離婚だけとシンプル。逆にレニーはエイミーと別れたと口外しながらサインは渋るのは、エイミーへの未練とテッドが嫌いなのと半々くらいな感じ。執着に近い感情なのかも。

ただ、以前エイミーは流産してり、その頃から夫婦の仲は悪化。レニーはエイミーを顧みないようになり、行き詰まったエイミーはテッドとの関係に奔るようになった経緯がだんだんわかってきます。

 

 

 

犯人は誰なのか ・ネタバレあり

 
シューターのことで待ち合わせた場所に弁護士が現れず、怪しんだレニーの元にシューターから電話があり、行ってみると別荘の近くに止められた車の中え、保安官と弁護士が殺されている。シューターは、レニーが容疑者になるであろうと脅し、小説の盗作を認めろと迫る。

レニーは雑誌が届けば証明できると言うが、シューターは2時間以内に雑誌を持ってこなければ命はないとレニーを脅します。


レニーは雑誌を手入してページをめくるのですが、肝心なページが切り取られている。

どこでオチがわかるかは、人それぞれだと思いますが、この話は割合最初にわかってしまいました。

これは多重人格者の話で、犯人はレニーです。

気づく人は多いと想像するのですが、レニーが壊れた理由はエイミーとの関係が悪化したため? それとも、小説を書くうちに? もしくは元からの性格? 
レニーがなぜそうなったのか、もしくは理由なんてないのか、わからないのが残念に感じたところでしょうか。

さいごに・ジョニーデップのよき時代


サスペンス・ホラー映画『シークレット・ウインドウ』について書いてきました。

2004年、この頃のジョニー・デップはカッコイイですね。作家の役なので華やかさはないのですが、普段着のジョニー・デップは案外貴重に思えます。

 

またストーリーは、帽子、とうもろこし、種まきなどのアイテム、もストーリーの伏線になっています。

 サスペンス映画はこちらにも。

 

noji-rei.hatenablog.com

 

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それではまた。
のじれいか でした。