今週のお題「遠くへ行きたい」
はてブロのお題「遠くへ行きたい」の記事です。
Stay Homeで膨らむ想像の世界
海や山、アウトドアにキャンプ、準備や移動に時間がかかる外出があまり好きではありません。
海外へ行くのも面倒だなと考えてしまう。
行けば行ったで楽しいのですが。
なので、コロナ禍でStay Homeになったときも、特に苦痛を感じたわけではありませんでした。
経済の悪化とウイルス感染に不安を感じつつ、それでも家にいることを推奨される、価値観が反転する事態をストレスなく受け入れていました。
家にいながら、三食を食べて、映画を観て、たまに本を読み、たまにお酒を飲む。
そして眠る。
そんなふうに過ごしつつ考えたのは、この状況がもっと昔に起きていたらどうだったかということ。
スマートフォンが普及していなかったら。
インターネットのない時代か、のろのろのADSLだったり、テレホーダイで時間を気にしていた頃だったらという妄想です。
リモートワークは今のようには成立しなくて、テレビ番組はもっと再放送だらけになっていたでしょう。
SNSで情報を得ることもない、その代わり今のような誹謗中傷も起きなかったかもしれない。
そんなことを考えていると、情報が簡単に手に入る心地よさを実感して、安心して自分の内側に籠もることができました。
想像することって楽しい。
行動するよりもずっと。
妄想でアイスランドを旅する
そんなあるとき、アイスランドの首都、レイキャヴィークについて調べました。
アイスランドは成田からコペンハーゲン経由でおよそ14.5時間。ロンドンを経由するとおよそ15.5時間の場所にある、北欧のなかでは比較的温かい北欧の島国です。
冬場は街中で普通にオーロラを見ることができるそうです。
水と空気がおいしく、火山がたくさん、歌手ビョークの出身国でもあります。
正式名称 アイスランド共和国
イギリスのもっと北の方、北緯63度〜66度に位置する国です。北海道と四国を足した程度の面積に約32万人程度の人が住んでいます。
(32万人は東京都新宿区の人口とほぼ同程度なので、人口密度は低いです。)首都はレイキャビク(煙たなびく港の意味)で、人口は約17万人。
首都に人口が集中している為、地方に行くと少数の方が暮らしている街・村を見ることが出来ます。アイスランドは世界平和度指数ランキングが世界第1位であり、「世界一安全な国」と言われています。
また、警察も普段は銃をもっていません。(2015年5月現在)
凶悪事件は少ないですが、置き引き・スリの被害報告はありますので、その辺はお気をつけて。
ロンドンからアイスランドは3,000円程度で行けることを知り、驚いたりもしました。
どうしてレイキャヴィークを調べたかというと、ある物語に出てくる女の子が、恋をした相手が暮らした街だから。
物語の女の子は、生まれ育った町からほとんど出たことがありません。
彼からレイキャヴィークの街と、街に面するチョルトニン湖という湖の話を聞き、一度も訪れたことのない場所を想像します。
私もアイスランドに行ったことはないので、女の子のようにレイキャヴィークを想像しました。
音のイメージはあまりない静かなところで、自然の驚異みたいな怖さは感じません。
ちなみに動画はたくさんありましたが、想像したかったので敢えて見ませんでした。
アイキャッチに貼った画像が近いといえば近いのですが、やはり違う気もします。
私の想像のレイキャヴィークは、ベネチアと箱根の芦ノ湖を足して2で割ってすごくきれいにしたようなところ。
私は毎晩眠りにつくとき、この幻のレイキャヴィークをイメージするようになりました。
レイキャヴィークは行ってみたい場所の一つになりました。非常事態宣言が解除されたらいつかと。だけどいざ、非常事態宣言の解除が目前になると、事態はそんなに楽観できるものではなさそうです。
しかも想像で毎日のように行っている場所は、現実とのギャップはかなりありそうですし、あって当然ですから。
ちなみに物語の女の子は失恋します。
だけど彼が暮らしたレイキャヴィークに行ってみようと思うところで話は終わるのでした。
のじれいか でした。