【まとめ】本を早く読むには?5人のYouTuberはこう考える【ビジネス書編】
読書をするにあたって多くの人が「本を早く読めるようになりたい」と考えているのではないでしょうか。「読みたい本はたくさんあるけど、なかなか追いつかない」そんな感情は多くの人が経験していることだと思います。
ここでは読書家で有名な5名のYouTuberたちによる、本を早く読むための実践方法をまとめました。(順不同)
また後半にオススメの本を聴くサービス、アマゾンオーディブルのご紹介もあります。
1 メンタリスト Daigo
・本を読むスピードは遺伝子で4分の3が決まる。速読スピードアップの技術を学んでもすぐにスピードがアップするとは考えにくい。
・速読が上手い人はスキミング(必要な情報を探し出す力)は鍛えられる。言葉を繋げて意味をつくる方法も鍛えられる。
難しい本を読み解くには『読書の技法』(佐藤優)がオススメ。
2 勝間和代
本を早く読むために実践していること2つ。
1 全部読もうと思わない
本にするため、活字を増やしている部分があるので、冗長になりがち。
頭から全部読もうと思わなくてOK
2 黙読すると1分で500から600文字くらいが普通
つまり一冊読もうとするとすごく時間がかかってしまう。一ヶ月くらいかかってしまいこともあるが、実は一ヶ月かけて読みたい本はそうはない。だから熟読しなくていい。滑らかに早く読んでしまっていい。
本は活字ではなく音で聴くのもオススメ。読み上げ機能を使っている。(毎日一万歩を歩く習慣がるので、歩きながら聴く)
読書の一番の敵は完璧主義者である。
大切なのは本のキーアイデアが何かを理解すること。
3 橋本絢子
200ページを30分くらいで読んでいるが、全部は読んでいるわけではない。
・小説は別としてビジネス書などは、最初からは全部は読まない。
本を探す時点で速読が決まると言える。たまたま開いたページにピントくるものを感じたら購入。本との出会いも縁のようなもので、その本にピントこないときは、その本が自分のスキルよりも上か下かのいずれかの場合だと考える。
・本を買ったら「目次」を開き、自分の読みたい部分を決める。本は出版するにあたり、ある程度の分量が必要で、主張に肉付けがされるので、本当に言いたい内容は実は多くない。その本に自分が求める内容が書かれているかを見極めることが大切。(編集者として作り手の立場から理解できる)
全部読まなければ勿体ないという考えは持たない方がいい。大切なのは本は利用するもので、本の奴隷になってはいけないということ。それは生き方にも言えること、主体的に生きることが大切だ。
主体的なオススメの本は『7つの習慣』。
4 中田敦彦
www.youtube.com
・読書は「快楽のため」「学習のため」の2種類に分けられる。
速読術には否定的、早さだけではなく内容の理解が重要。
目的と締め切りを設けて読書すること、感想を発表する機会をつくる。
重要なところをピックアップする。大切なのは本の内容を吸収すること。
本を買ってすぐに20分で全体を把握する時間をつくる。具体的には目次を熟読。
「キーワードピックアップ」をする。本の表紙と帯にも注目する。
目次にアンダーラインを入れる。本は汚していい。大切なのは本ではなく自分の脳。
目次に自分の必要な章を見つけ出せたら成功といえる。一章、二章は導入なことが多い。
具体的な読む順番としては……
目次(キーワードをチェックしておく・線を入れる)→はじめに→おわりに→を読むと著者がその本に懸ける思い、必要な情報がどこにあるかが把握できる。
齋藤孝『大人のための 読書の全技術』を読み、共感できる箇所が多かった。
5 樺沢紫苑
本は早く読むことが目的ではなく、本を読んだらアウトプットすることが大切。
感想をまとめて発表する機会を設けることを習慣づける。
それを積み重ねることで、結果的に読書スキルが上がり早く読めるようになる。
共通点とまとめ
5名のYouTuberが実践している読書法についてまとめました。共通していることも多かったですね。
速読術に対しては否定的な考えの人が多め、また本は全部丁寧に読むことはしなくていいという考えも共通していたかな。これはビジネス書には言えることかもしれません。
・本を読む速さは遺伝子で決まっている。どこが重要かを見極めるスキミング能力は鍛えられる(Daigo)
・本を決めるときには、目次や表紙、帯、ぱらぱらとめくってみた雰囲気で、その本で自分が求めている情報が手に入れられるかを判断する。(橋本・中田)
・本は全部読まなくていい(特にビジネス書)。「全部読まないと勿体ない」という考えは捨てる。(勝間・中田・橋本)
・買ったらまず「目次」を読み、必要な情報がどこにあるかをチェック。(中田・橋本)
・本を読み終えたら、感想を発表する機会をつくる。(樺沢・中田)
・本は活字でなくても聴いてもいい。(勝間)
本を聴くアマゾンオーディブルもオススメ
本を聴くのは私も実践しています。家事をしているとき、外出先で本を開けないときがあるので、そういうとき大変便利です。
料理や掃除などをしているとき本は開けませんし、ながらで映画や動画を見るのも簡単ではありません。
時間を有効活用できないかと考えていたとき、聴きながら読書に出会いました。
これも多くの人が言っていることですが、大切なのは本を読む行為より、本を読むことで情報や知識を得ることなので(趣味で楽しむ場合は別として)プロセスは自由でいいのかもしれません。
私は自宅にいるとき本を開いても集中できない時があるのですが、そういう時間を無駄にせずに済むというメリットも大きい。
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③アマプラ(Amazon Prime)を利用しているユーザーへのメリットはない
それではまた。
のじれいか でした。