キレイなトイレ調査研究所

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【毒親】親の洗脳を解いて自由になろう!【3つの手順】

こんにちは。
親子関係って、本当に難しい。

 

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子供の頃は、親の言動が判断の基準なこともあって、違和感を抱いても親には従いますし、そう感じることすら罪悪と自分を責めることもあるでしょう。

たとえその親が毒親だとしても、なかなか気づかないものです。

毒親という言葉は、近年になって出てきた言葉。
違和感があるのに言葉にできなかった人も、毒親という言葉ではっとした人も多いと思います。


気づくまでに長い年月が必要なのは、やはり親の存在は子供にとって大きいものだから。
けれど自分の人生は自分のものでしかない。だから、どこかで線引きをして自分の人生を手に入れる必要があります。 

毒親から洗脳されている人は、自分の気持ちを自由にするためにはどうすればよいのでしょうか。 

 

 

物理的に距離を置く 

同居しているのなら、早いうちに別居する。
介護が必要な場合や特殊なケースを除いたら、親と暮らしを別にするのは早い方がいい。

別居しているが頻繁に連絡を取り合っている場合は、用事があるとき以外は連絡を断つようにする。電話やメールも最低限にして心理的に距離を置くことを心がけます。

最初は寂しいと感じるかもしれませんが、寂しさの感情は自分の中で受け止めて、これはチャンスだと信じ、後ろは振り向かずに前を向きしょう。


知人の女性は30代のとき、母親と喧嘩して家を出ました。

せっかく始めた一人暮らしだったのに、寂しさに耐えられなかったこと、仕事を辞めて経済的な不安が生じたことで、一年ちょっとで親元に舞い戻ってしまいました。

この知人女性は、母親から溺愛されて育ちましたが、成長すると母親は娘の独立や結婚を阻むようになりました。母親を重く感じた女性は、一人立ちをしようと家を出たものの、母親から自立するのが怖くなったのと仕事を退職したの金銭的不安から、親元に舞い戻ってしまったのです。

現在彼女は40代に。
高齢の親に支配されているのと介護状態が重なって、自分の人生を生きる可能性を断たれてしまいました。

家を出たいと彼女は再び口にしていますが、今度は親戚から「高齢の母親を見捨てるな」と強く引き止められています。

一人暮らしは自由だけれど寂しい、それにお金もかかります。
だけど人生にとって最も大切なのは、何より時間。
彼女から後悔していると話されても、周囲の人間はもはやどうすることもできません。

行動にはタイミングがあってそれを逃すと、簡単にはいかなくなることが多いので要注意です。
 

自分を認める

親から否定されながら育ったり、逆に過剰な期待をされた場合、親の価値観に支配されているので、心を自由にできないことが多いものです。

無意識のうちに親が気に入る行動を取ってしまい、いつまでも自分の判断ができない。何かで失敗したときも誰かのせいにする癖がついてしまい、負のループを繰り返してしまいます。

親の顔色をうかがい続けてきた子供は、自分の判断ができません。だけどやはり大切なのは何より自分の気持ち。自分を認めて、大切にする行動を取ることで、離れている親からの呪縛から逃れられるようになります。


元同僚の男性は、母親からの縁談を断ったはずなのに、実家に帰ったら知らない女性が家族と談笑していて、その女性が見合い相手と知らされ仰天しました。

反抗期がなく親の言うことをよく聞く「いい息子」だった彼は、ゴリ押しすれば母親の思いどおりになると軽く見られてしまったのでしょう。

彼には恋人がいたので、女性に断りを入れましたが、母親は「顔を潰された」と激怒します。しかも交際している女性がいると知った母親は、まだ会ってもいないのに交際に断固反対しました。
彼はこれまで母親の言うことをすべて聞いてきましたが、このとき初めて口論に。

母親との激しい口論は苦痛でしたが、その機会に、自分をひとりの人間として考えることができ、この先の人生をどう生きたいか、見つめるきっかけになったと言います。
それまで否定されるのが怖くて逆らわずにいましたが、母親は愛情だけではなく、母親自身のために自分をコントロールしていたことを悟りました。

精神的に自由になった彼は、恋人の女性と結婚しました。
怒った親とは絶縁状態です。ただ最近、奥さんが妊娠がわかり、子供が生まれたら会わせることもあるだろうなと彼。

そうなったらなったらで、グイグイ家に入ってこられそうなので、今から防御策が必要だと感じているそうです。

親は普通の人間で、完璧な存在ではない。
自分だって同じ、だから誰かにすべてを委ねることはできない。
手探りで自分の生き方を見つけて、自分を認めて、自信を養っていくしかないのです。

 

粗末にされたら怒っていい

俳優の三浦春馬の死は、親から金銭を無心されたことが原因と囁かれています。
子供の稼ぎをあてにする親は、揺るぎない毒親といえるでしょう。

子供に面倒をかけたくないのが親心と考えるのは、都合のよい思い込みでしょうか。
労働対価に得た金銭を、親であろうと扶養義務のない人に譲渡する必要はないと私は考えてしまいます。

金銭以外でも、子供の時間を自分の時間と同じか、それ以下として雑に扱うのも毒親です。

休日の早朝、眠っていた友人女性は、母親の電話で叩き起こされました。
兄夫婦が子供を連れて帰省するので、買い出しに行きたいとのことでした。

車を出して運転手をしろと、母は娘に要求します。
「準備があるから、午前中に出発よ!」
こちらの都合も尋ねずに勝手に決める母。

彼女は仕事が忙しかったので疲れていて、午前中に外に出るのは無理でした。

そのことを伝えると「アンタは結婚する気もない癖に、孫の顔を見せる気もないのに、年を取った親のいうこともきけないのか」と繰り返します。

仕方なく彼女は飲まず食わずで出動して、タクシー代わりに使われました。
へとへとになって帰宅すると、母親は料理も手伝うと考えていて、指示を出し始めました。


「人をなんだと思ってるの!」
心身ともに限界だった彼女は、キレて自分の家に帰りました。
携帯を着拒していると親不幸を呪った手紙が届きました。

でも彼女は実は今、それどころではありませんでした。
資格試験の勉強をしていて試験日が近づいていたのです。

勉強をしていると母が知ったら、きっと邪魔をしてくる。専業主婦で不満だらけなのに
自分で働くことができない母は、娘が社会に認められるのが面白くないらしく、努力をする彼女を応援しないどころか、阻止しようとするのです。

 

親との距離が取れるようになれば、同じ価値観でなくてもいいと気持ちが楽になれる。親から否定されても、恐れる必要がないと思えます。
親だって人間だから、自分の都合で子供を振り回したくなることもある。
それを否定せずに受け止めてしまうから傷つくので、自分を粗末にする相手は親でも嫌だという態度を見せればいいのです。

  

親であっても他人

自分の人生の主役は自分だけ。親でも参加できません。
結婚や妊娠がきっかけで、これまで感じたことのなかった親への嫌悪感を意識することは多いですが、それはきっと以前から感じていたもので、無意識のなかに育っていた感情。

それは悪いことではなくて、単に自立しただけのこと。

子供は親を選べないので毒親育ちは苦労します。
実際には支配的な毒親といっても、いろいろなタイプがいます。
ですがよほどの毒親でない限り、頑張れば解放されます。
毒を制して自由になれるかは自分次第。

せっかくの人生、無駄な感情は早めに手放して、人生を謳歌しましょう。

 

noji-rei.hatenablog.com

 

それではまた。
のじれいか でした。