【ドラマ】『プロミスシンデレラ』10の萌えポイントに名作ラブコメとの共通点を見た!【ロングバケーション】
こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。
TBSのドラマ『プロミスシンデレラ』が人気です。(以下、たまに『プロミス』)
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老舗旅館を舞台に、バツイチのアラサー女が、イケメン御曹司の兄弟から愛されるという大変羨ましいお話。
こちらのドラマ、はまって見ていますが、萌えのポイントが何かのドラマと共通しているなーと考えたところ……
……90年代後半に社会現象にもなった大ヒットドラマ『ロングバケーション』(以下たまに『ロンバケ』)との共通点があるぞ(!)と感じました。
▼これ!(10代〜20代の人は確実に知らないんじゃあ)
ロング バケーション Blu-ray BOX(特典なし)
すごくよいので、一度見てください。
近年、ラブコメは低迷しているし、恋愛ドラマは流行らないともいわれていますが、今回の『プロミスシンデレラ』を見て、やはりドラマにラブコメは欠かせないと実感させられました。
やはり胸キュンドラマはやはりどの時代にもマストなんじゃーと、声を大にして言いたい!
ということで、今回は『ロングバケーション』『プロミスシンデレラ』に感じた共通点をについてご紹介したいと思います!
作品情報
ロングバケーション
1996年4月〜 全11話
瀬名秀俊(木村拓哉)葉山南(山口智子)葉山真二(竹野内豊)小石川桃子(稲森いずみ)奥沢涼子(松たか子)氷室ルミ子(りょう)杉崎哲也(豊原功補)
プロミスシンデレラ
2021年7月〜 全10話
桂木早梅(二階堂ふみ)片岡壱成(眞栄田郷敦)片岡成吾(岩田剛典)菊野(松井玲奈)藤田明美(友近)黒瀬洸也(金子ノブアキ)吉寅英二(高橋克己)
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① 恋愛指数ゼロからのスタート
どちらのドラマも出会った当初は、お互いを恋愛対象としては見ていません。むしろ互いの印象はマイナスに近いかもしれません。
そこから気持ちがどのように盛り上がっていくのかが、ドラマの盛り上がりになります。
『ロンバケ』の瀬名秀俊は、ピアノの講師をしながらコンクールに応募で受賞をねらうピアニストの卵です。実力はあるのに性格が繊細で押しが弱いため、今ひとつ伸び悩んでいる。しかも後輩の涼子という好きな人がいます。
そして、ヒロインの葉山南は仕事のない落ちぶれたモデル。しかも婚約者からは逃げられ、行くころがなく、仕方なく婚約者の元ルームメイトの瀬名と同居生活を始めます。
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『プロミス』の片岡壱成は、老舗旅館の御曹司でイケメン高校生ですが、性格は最悪です。金にものを言わせて他人を操りゲーム感覚で楽しんでいます。
桂木早梅は夫から離婚を切り出され、身一つの状態で家を出て、公園で野宿をしていたところを通りすがりの壱成と出会います。
壱成は、早梅で暇つぶしをしようと接近、好奇心でしかなく男女の感情はありません。早梅は夫の問題、また10年前に実らなかった成吾との恋の思い出もあるので、知り合った当初、高校生の壱成に苛立ちこそすれ、恋愛感情はまったく存在しません。
② 出会ったときヒロインはどん底
南は結婚式当日に婚約者に逃げられてしまいます。モデルとしてのキャリアも、若いモデルが台頭して絶望的な状態でした。
早梅は突然、夫の今井から「ほかに好きな人ができた」と離婚を切り出され、家をでます。早梅は賢くて潔い女性ですが、キャリアには恵まれず、働くこともできないし、家族もいないので、行く宛てがありませんでした。
③ ヒロインの姉御肌的性格
南はあっけらかんとした性格で、結婚式当日に相手に逃げられて、かなりキツい状態のはずですが、心の傷を抱えながらも笑顔を忘れません。年下の瀬名に恋の指南をすることもあり、いい姉貴的存在になっていきます。
早梅は元ヤンキー的な性格を隠し持ち、ここぞというとき思い切った言動をする。壱成は最初、早梅を軽く見ていましたが、お金や立場に左右されない早梅の姿勢に一目置くようになっていきます。
④ ヒロインと相手役の年齢差
ロンバケの瀬名は24歳、南は31歳と、案外近い年齢差でした。
プロミスは、壱成は17歳、早梅は27歳。10歳したは大きいかも。しかも高校生なので、恋心を自覚しつつも迷いが生じてしまう早梅の気持ちは理解できます。
⑤ ライバルの存在
ラブコメにライバルの存在は不可欠です。欲しがる相手がいるからこそ、恋のテンションもアガるわけですね。
「ロンバケ」では、瀬名は、涼子が好きでしたが、涼子は南の弟である真二を好きに。
一歩の南には、カメラマンの杉崎が接近します。売れっ子カメラマンの杉崎は、先の見えない瀬名と違って完成された存在です。
瀬名はピアニストを目指しているものの、性格の弱さが影響して、今ひとつ納得できる音が出せずにいました。
プロミスは、ライバルの存在や邪魔が多いですね(笑)
ヒロイン早梅の初恋の相手、旅館片岡の副社長・壱成の兄の成吾は、かっこよくてスマート、従業員たちからの信頼も厚い。
ただしその一方、10年前に好きになった早梅への想いから、早梅に恨みを抱く菊乃の悪事を制止できない弱さも。愛ゆえに狡くなります。成吾の人間臭さは魅力でもあります。
壱成には「片岡」の茶房でアルバイトを始めた山ノ井さくらが接近します。
⑥ 主人公男子の目まぐるしい成長
『ロンバケ』の瀬名はピアニストですから、もっとも大きな成長はピアノのコンクールで結果を出すことです。
今ひとつ自分の気持ちを出せずにいた瀬名は、南と同居するようになって、涼子への失恋を経験し、ピアノ講師としても生徒との関わりを意識するようになったりと明らかな成長していきます。
そして自分の成長は南の存在が影響していたことに気づき、やがて恋心へと発展します。
『プロミス』の壱成は、ワガママで身勝手なお坊ちゃまのようでいて、実はデキる男でした(笑)。爪を隠していた鷹だったのですが、老舗旅館の御曹司として教育されてきた経験値の高さが、後から後から出てきました。なんてズルいんでしょう。
そんな壱成ですが、ひねくれた心を変えたのは、やはり早梅でした。金を振り撒くような遊びから自然と遠のき、早梅が片岡で働き始めたことで、亡き母とのつらい思い出が多い場所だから近づくことを避けていた家業の旅館でアルバイトを始めます。
⑦ 脇を固めるキャストが豪華
『ロンバケ』は竹野内豊、松たか子、稲森いずみ、広末涼子と主役クラスの俳優たちが脇を固めています。
『プロミス』は恋のライバルに岩田剛典が登場する。これだけで十分に豪華ですが、金子ノブアキ、三田佳子、友近が演じる仲井頭の存在感も好きです。
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⑧ 主人公男子の家にヒロインが同居
『ロンバケ』では、行く宛てのない南が、元婚約者の部屋に住むことになり、瀬名との同居(ルームシェア)が始まります。
『プロミス』では、やはり行く宛てのない早梅を、壱成が好奇心から連れ帰り、同居が始まっていきます。こちらは執事の吉寅と祖母の悦子が一緒なのですが、かなり自由度は高いです。
⑨ 徐々に気づいてゆく恋心
最初はまったく意識していなかった二人が、「あれ?」と恋心に気づく展開は、見ていても魅力的で、思わず感情移入させられる魅力があります。
『ロンバケ』も『プロミス』も展開は違いますが、主人公たちが、だんだんと自分の本当に求めているものは何かに気づいていくところは、一緒にドキドキさせられます。
⑩ イケメン俳優の魅力
今ではお父さんのイメージが強い(?)木村拓哉ですが、SMAPのメンバーだったかつては、青年ピアニストを演じていました。キムタクブームの火付け役になったドラマと言っても過言ではないかも。
眞栄田郷敦は、俳優・千葉真一の次男で、新田真剣佑の弟。(個人的には眞栄田郷敦推し)俳優としてのデビューは2019年と浅いのですが、演技力もありよい役柄に恵まれているので、今後は一層の活躍が期待できそうです!
というか、眞栄田郷敦、今度確実にきます(笑)
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今回の『プロミスシンデレラ』もいってみれば、眞栄田郷敦のためのドラマ。音楽や空手といった、若いながらも多くのスキルを身につけていることもあって、あらゆる役柄に挑戦していけそうですね。
▼切ないドラマの眞栄田郷敦も魅力的でした。
それではまた。のじれいか でした。