キレイなトイレ調査研究所

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【実家依存】親のために結婚を諦めた話【自分より親が大切・親と一緒にいたい】

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その昔は、親という存在は何があっても敬わなければならず、親が嫌いという思いは簡単に口にできませんでしたが、「毒親」という言葉が出回るにつれ、親が嫌いと感じることも普通の感情だと認識されるように。子供を縛りつけ共依存状態にさせようとする親の実態も姿を現すようになりました。

親との関係を見直す人が増える一方で、「親が好き」で、親と親密でいることを望む子供も少なくない。親離れできない人のことです。

今回は、親のために結婚を諦めた女性の話をしていきます。親からの圧に負けたというより、彼女自身が選び取った結果でした。

 

 

一見幸せそうな、ほのぼの家族


その人は派遣社員で働く40代前半の女性。兄弟は結婚して家を出て、彼女は両親と3人で実家に暮らしています。


彼女は両親と大変仲が良く、冗談が飛び交う、笑いが絶えない家庭。数回呼んでいただいたことがあるのですが、羨ましいなと感じるほどでした。

 

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当時、彼女には交際している男性がいたので、きっと彼もこの輪の中に入り家族ぐるみのお付き合いをしているのだろうと想像していたところ、彼女から聞かされた話は私の想像とは大きく異なるものでした。

「親には、彼のことを話していない」

その彼とは結婚を視野に入れていると聞いていたため、恋人の存在を知らせていないことにびっくりしました。

親が知らない恋人の存在


彼女は彼と付き合って3年、国内旅行にも出かけている。なので彼女のご両親が彼の存在すら知らないことに違和感がありました。でも二人で結婚を決めてから話すつもりなのかなとさりげなく尋ねてみました。


すると

「親には言えないし、どう話していいかわからない」と彼女は困惑顔で言うのです。

 

聞けば、彼女のご両親は彼女への依存が強く、娘を離したくないと考えているらしい。でも世間体もあるから結婚させないのは如何なものかという思いもある。

そこで

「結婚するのなら、別居婚が望ましい」と言われていると。 

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確かに彼女の母親が、彼女に対する言動や配慮は、幼い子供への接し方に似ていて、彼女のことを何でも知りたい強い気持ちがあるようにも感じられました。

もし下手に話してしまうと、親が乗り込んで、彼に連絡をしてしまうことを彼女は恐れていました。実際、若い頃お付き合いしていた男性とは、彼女を迎えに実家近くに来ていたのを親が見つけて職質状態の目に遭わせ、その後別れることになったそうで。ちょっとした事件になったらしいのです。

それは第三者から見れば立派な毒親。

彼女と両親は大喧嘩になり、怒った彼女は家を出て一人暮らしを始めましたが、寂しさに絶えきれず一年足らずで実家に戻りました。

毒親から依存されていると気づきながら、彼女自身も親と一緒にいる居心地のよさを選んでいるのでした。

 

親から離れられない娘


他人には幸福そうに見えても、本人たちにしかわからないルールや圧があることも。どの家庭でも暗黙のルールがあるものでしょうが、いつかは自分の幸せを最優先させる必要がでてくるのが世の常といえます。

親離れし子供から卒業して、自分の人生を生きる時が訪れる。

 

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でも彼女は親から卒業できず、恋愛を手放してしまった。

彼女が彼との結婚を望んでいたのは間違いありませんが、彼女は心のどこかで彼を現実の存在とは遠いものと捉えていた。やがて彼にもそんな彼女の心情が伝わったのではないでしょうか。

別れた当初はつらそうでしたが、どこかでホッとしている様子でもありました。

親がいなくなることが考えられない


彼と別れた彼女は、今も密かに婚活をしています。切実な結婚願望というより「どこかにいい人がいれば」的な、宝くじを買うのに近い感覚に近いように見受けられます。結婚に向かって何かをしていることで精神の安定を保てているのかもしれません。

 

 


別居婚がOKで、家事など面倒なことはせず、結婚という関係性と安心を与えてくれる男性と出会えたら、彼女は幸せになれるのかは疑問です。

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どこか臆病なところがある彼女は、親と離れるのが怖いという気持ちで、それはきっと彼女のご両親も同じ。一緒にいることでバランスが保てているのでしょう。

ただ、普通は、親が子供より先にいなくなる。

ある人が彼女に「親がいなくなった先、自分の人生のことも考えないと」とアドバイスしたそうですが、彼女は「親が死ぬなんて想像しただけで気が変になる」と答えたそう。先々を考えると他人事ながら心配になりました。

 

今が長く続けば幸せ

 
見渡してみても、親孝行でいつも親を気にかけている優しい子供は多いのですが、実は共依存の感情が潜んでるのかもしれない。本心は本人にしかわからない闇だったりします。

ここで紹介した彼女は、婚活は積極的にしているので、親に紹介したい相手と出会えればいいなと、ふわっとは思いはするのですが、彼女の本当の望みはおそらく「今が長く続くこと」なのでしょう。

 

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それではまた。
のじれいか でした。