キレイなトイレ調査研究所

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【コロナ帰省】義実家から大げさと言われたら? 孫に、息子に会いたい!【本当は寂しいのね】

ゴールデンウィークもいよいよ本番に突入です。

緊急事態宣言の真っ最中。

今年の帰省は断念して自宅で過ごす人が大半ではないでしょうか。

 

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ちなみに私の自宅近くの単身者用アパートは不在が目立ちます。
真相はわかりませんが、帰省したのではないかなと思われます。

うっすらと想像力を働かせれば、可愛い我が子をこの状況下の大都会に一人置いておきたくない、親心もわからなくもありません。

でもそれは自分の命を危機に晒しても、子供を帰省させたい覚悟があるのではなく、単に危機感が薄いだけ。

子供が学生や単身者ならあり得ることでも、子供は既婚者で、すでに大きな子供がいる男性だというのに親から帰省を強要されて困っているという話を聞きました。

 

ある家族の場合(A家)

A家のスペックはこんな感じです。

<子供の家族構成>
首都圏在住の4人家族

・夫50代(長男)/サラリーマン
・妻40代/主婦
・大学生と高校生の息子が2人
  
<親の状況>
・舅70代/中部圏住まい。
・姑70代/主婦
・長男(夫)
・小姑/結婚後は九州在住


親と夫の関係性

・夫の定年後は親の近くで暮らす約束。(たぶん同居)
・毎年、盆暮れ正月は必ず帰省。

ただしかつて特例として、子供の受験など納得できる事情がある場合、帰省しないでOKだったことも。

  

4月の半ばに入って、自宅に舅から電話が入りました。電話を取ったのはAさん妻。


電話の内容は、コロナウイルスは「大変だ」としながらも「自粛は要請」であり、強制力はない。したがって、年に一度の連休には「元気な顔を見せに帰ってくるべき」という主張でした。


A家では妻は決定権を持たないことを知った上で、舅はあえてAさん妻から、そのことを伝えるようにと言って電話を切りました。

妻は夫の帰宅後(営業のため出勤)舅からの連絡を伝えました。

 

夫は緊急事態宣言が出た直後に、今年は帰省しないことを舅に連絡済み。
しかし、やはり「納得できなかった」ため、妻を通して話をぶり返したことになります。
夫は疲れていましたが、放置すると厄介なことになるからと、その日のうちに舅に電話。

舅は公共交通期間を使わずに車で帰省すれば問題ない、外出はこちらで控えればよい(外食はせずに自炊で賄う)と主張しました。

加えて孫たちの学校は休校、アルバイトもできないのだから感染しているハズがない、大げさというのが言い分でした。


1時間以上話した結果は、子供を残して夫婦だけで帰省することで落ち着きそうだとのことでした。

舅姑側としては、本当は孫に会いたいが、孫についてはタブレット購入、オンライン設定をして「元気な顔」を見る(オンライン帰省)案を渋々受け入れることになりそうです。

 

この70代の舅は、いまだに50代の息子に対してここまで影響力を持てるとは凄いなと感心させられました。 
加えて夫である息子も、父親の要求をここまで受け入れることに驚きです。

しがらみの薄い核家族で育った自分からすると「いろんな人がいるんだなー」と実感できた話です。 

 

納得させないといけないの?


「納得できない」

何か起こるたびに自分の物差しで測り、自分の価値観や許容範囲を超えた事柄について、相手の事情を鑑みることをせず、自分の感情をひたすら主張するタイプの人は、年配に多い傾向があるように思えます。

でも誰彼構わずそんなことをしていたら、誰からも相手にされない人になりそうです。この舅の人間性はわかりませんが、おそらく身内に対する依存と甘えが強い人なのでしょうね。
ゴネれば息子夫婦が自分に向かって一生懸命説明をするのが当たり前。 
そのうち譲歩できる着地点が見えてくるので渋々納得するが、そのために子供夫婦は振り回わされている。そういった関係を長年続けてきたのでしょう。

本来であれば、息子が結婚するときにでも、両親との関係を見直す機会が嫌でも出てきそうなものですが、こちらのA家の夫婦の場合、その機会を見送ってしまったのかもしれません。

なので今後もこの夫婦は、両親に振り回されることになりそうです。

  

繋がっていたい願望

 

色々と厄介なことはありますが、肉親との繋がりは純粋で無垢なもの(と思いたい)。あるときはありがたく、心強い存在ではあります。

A家の舅にしても身内と繋がっていたい気持ちの表れで、しかも上手に甘えられないから、面倒臭い人を演じているだけなのでしょう。


息子にしても親がいるのが当然で、ゴネられて面倒臭いと思いつつ無碍にできないし、心の何処かでは頼っていて、心地よさを得ているようにも思えます。
一言でいえば、親離れ子離れできない父と息子の話です。

最近たまに考えます。人間だけが家族の繋がりに固執する生き物だなーということを。

犬や猫は生後半年もすれば子供は親から離れて自立します。
あ、でも猿は少し違いましたっけ。ライオンも違ったかな。そもそも人間と犬を比べるのもおかしな話でした。

ただ言いたかったのは、人間が生きるためには、多少なりとも誰かの手が必要で、誰かの手があった方が絶対に充実する。
人間はそのことがわかっている大変賢い生き物だということです。
それだけ過酷で厳しいとも言えそうですけど。

 
だから血縁関係の付き合いは欠かせないものかもしれませんが、だからこそ誰にとっても円満な関係でありたいものです。
誰かの負担が重くなったりすれば、バランスが崩れてロクなことがありません。


現実としてはこれが難しいのですが、こういう話を聞くと改めて考えてしまいます。

誰にとってもよい関係、そこに重点を置くと、今回の帰省は吉と出るか、それとも凶と出るのか。

もう一度熟考して結論を出してもらいたいなーと思ってしまいました。

 

 

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それでは今日はここまでで。
のじれいか でした。