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【映画】『ニシノユキヒコの恋と冒険』竹野内豊を愛でよう!【ネタバレ・感想】

映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』

原作は川上弘美の小説で、主演のモテ男を竹野内豊が演じます。

ストーリーより、竹野内豊を楽しむための映画。竹野内豊が好きな人は絶対観た方がいい。だが好きでなければあまり観る必要がないかもしれない。

そんな『ニシノユキヒコの恋と冒険』の好きなところ、嫌いなところをネタバレありで書いていきます。

 

 

 

ニシノユキヒコの恋と冒険

 

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作品情報

 

製作年度

2014年

上映時間

122分

監督

井口奈己

 

予告

 

www.youtube.com

 

モテまくるが逃げられる男

 

ニシノユキヒコ(竹野内豊)はとにかくモテる。

仕事もできて、かっこよく、かといって嫌味でもなく自然体。そして何より女性の欲望に応える男、なので当然ながら、ニシノユキヒコはモテまくります。

女の気持ちが理解できて、相手が何を望んでいるかがわかってしまう男。わかりやすく言えばマメ男です。

彼を巡って「7人の女」が登場します。

  • ササキユリ(阿川佐和子)エコクックキングスクールでニシノと出会う
  • カノコ(本田翼)ニシノの元カノ
  • マナミ(尾野真千子)ニシノの会社の上司
  • 昴(鳴海璃子)ニシノの隣さん
  • タマ(木村文乃)昴の同居人
  • 夏美(麻生久美子)ニシノの元不倫相手
  • みなみ(中村ゆりか)夏美の娘


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中学生のみなみを除けば、全員ニシノと関係があるっぽい。ニシノは結婚願望もあるのですが、周囲の女たちに気持ちを配る男なので、結果的に女が去っていきます。

 

物語の流れとしては、幼いみなみを連れた夏美(麻生久美子)が、ニシノとカフェでまったりしていますが「もう会えないの?」と別れ話を終えた様子。でも深刻さは皆無です。

その後、ときは流れ、みなみ(中村ゆりか)は中学生に。

事故であっけなく死んでしまったニシノは、夏美と交わした「しんだら会いに行く」という約束を果たそうと、みなみの家に現れる。葬儀に出かけたみなみは、ササキユカリ(阿川佐和子)からニシノの女性遍歴を聞く。そんなストーリーです。

ササキユカリはニシノとは年齢が離れていることもあり、ニシノに惹かれながら、ニシノから恋の遍歴を聞かされる立場だったことがわかります。

カノコ(本田翼)は自分からニシノの元を去りながら未練があり、たまに部屋を訪れたり、旅行に行ったりする関係。マナミ(尾野真千子)が接近するのが面白くない。

マナミ(尾野真千子)はニシノの会社の先輩で、オフィスラブ(古っ)に発展してイイ感じに。

でもニシノは、マナミと親しくなったのとほぼ同時期、ニシノの隣室のカップル、昴(鳴海瑠子)タマ(木村文乃)とも微妙な関係になってしまう。


ニシノはマナミにプロポーズしますが、マナミはニシノがニシノ自身の寂しさを埋めるために自分を求めていると気づいているから、ニシノを受け入れません。

誰でも愛せることは、誰も愛せないのと同じ。それを知る女はニシノとの関係を楽しんだ末に去っていくのです。 

 

 

 

好きなところ・あらゆる竹野内豊を楽しめる

 

これは竹野内豊を楽しむための映画です。あらゆる竹野内豊を登場させ、観客を飽きさせません。

パナマ棒を被った麻の上下から始まり
スーツ姿はもちろん、スーツの上のエプロン
ジーンズにTシャツのカジュアル
浴衣姿
上半身裸でソファで寛ぐ姿
BMWのオープンカーを運転する姿


と満載。竹野内豊は唯一無二の存在だなと、改めて感じさせられる映画です。

ただ、現実にこんな人が近くにいたら恋愛の対象にはならないだろうな。妄想の相手であって欲しい、現実を知りたくないと思ってしまうでしょうね。 

▼20代の竹野内豊が溢れている写真集

 

嫌いなところ・女優が被っている

 

ニシノをめぐる女たちということで、あらゆるタイプの女が登場します。
別れたのに忘れられない本田翼が演じるカノコはよかった。かわいかったし個性的でした。

尾野真千子は職場の上司というか、先輩で、ニシノを愛しながら、仕事ではライバル的な感情もあるし、他に女の影がチラつくニシノとは結婚する気にはなれないのはわかるような気がします。

隣室のレズビアンカップルは、鳴海璃子演じる昴と、木村文乃演じるタマ。

年代や立ち位置が、尾野真千子と木村文乃はどうも被る。どちらもいい女優なのですが、どうせなら違うタイプの女優にすればよかった気が。

それとニシノの元不倫相手の夏美は、ニシノとはとっくに終わった関係だったけれど、今だに家には帰っていない様子。みなみと夫の田中要次を置いて恋に奔っているみたいです。「恋と結婚は別」その気持ちはわかるのものの、やりたい放題すぎて人間的な魅力には欠けます。

また、ニシノの実家の邸宅の庭で、ニシノユヒコの葬儀が執り行われるのですが、バンドが入っていますが、その演奏が酷い。わざとなのでしょうが耐えがたいものがあります。

みなみは幽霊になったニシノに連れられて、ニシノの葬儀にやってきて、演奏を聴くうち、めまいを起こすのですが、気持ちはよくわかります。

 

ニシノユキヒコという男

 

ニシノユキヒコは、かっこよくて、仕事は真面目、生まれ育ちもいい。

女好きでも、決してかえげつないわけはなく、純粋に女性に尽くそうとする誠意くん。

一度は全員がニシノユキヒコに夢中になるものの、一人の女に集中しているわけではないので、女の方もなんとなくそれが伝わる感じで去っていく。

また、ニシノユキヒコは、自分の寂しさを相手に埋めて欲しいと願う男。

そんな男だから運命の出会いを願っている。その気持ちは恋する乙女と一緒。それで女の気持ちが理解できるのかも。

でもだからこそ、運命の出会いをするのは難しいんだろうな。
竹野内豊みたいな男は現実には滅多にいませんが、ニシノユキヒコみたいな男性は実際に存在します。

男と女は分かり合えないとか、「どうしてわかってくれないの?」と、女は男に望み、苛立ち、そして諦めますが、彼みたいに女を理解できる男は、最初は有り難く感じても、だんだん不気味に思えてくるのかも。

ない物ねだりのようですが、男と女は分かり合えないくらいが丁度いい距離感なのかもしれません。

▼色男が登場するお話しはこちらです。 

noji-rei.hatenablog.com

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それではまた。
のじれいか でした。