キレイなトイレ調査研究所

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備蓄できずミニマリストは一旦終了へ、ケージのような部屋に限界?

ミニマリスト

無駄なものを持たず、シンプルに暮らす。

所有する喜びの果てにあった物に溢れる生活を見直そうと「お片付け」や「断捨離」の進化系として出現したミニマリズムというライフスタイル。

 

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ミニマリズムを実践するミニマリストたちは、無駄なものを所有せず、持たない暮らしに価値を見出す生活スタイルを貫く人たち。
発信者としてカリスマ的な人気を得ている人もいますよね。

 

個人的には不要なものを持たず、すっきり暮らす部分は取り入れたいので、定期的に「断捨離」は実践しています。
けれど暮らしはミニマリストには程遠いし、特に目指しているわけでもありません。

 

 

あるミニマリストのCさんの暮らし 

 

Cさんは30代女性の会社員。

1年半前に引っ越した彼女の部屋は、都心の一等地のお洒落なワンルームマンション。
水回りも含む広さは12平米、およそ7畳の広さです。

窓は開きますが、ベランダはありません。
キッチンはIHコンロが一口で、冷蔵庫は小さな備え付けでしたが、料理は滅多にせず、ほとんど外食なので不自由はありませんでした。

収納は小さなクローゼット、そこに入るものだけを吟味して買う。
ベッドは置けないため、寝袋を使用していますが快適とのことでした。
洗濯機は置かず、洗濯はランドリーを利用していました。

 

 コロナウイルスで実家に避難


快適なミニマムライフを愉しんでいたCさんでしたが、今回の新型コロナウイルス騒ぎで生活が徐々に変化します。

馴染みの飲食店は自粛で店を閉じてしまい、新規開拓する精神的余裕はありません。
仕方なくスーパーで食材を仕入れましたが、キッチンは狭いので自炊には向きません。


食材の買い物は3日に1度を推奨され、Cさん自身、毎日買い物に出るのが怖くなっていました。けれど部屋にスペースはないので、ストックは最小限になります。

自宅代わりにカフェやヨガスタジオなど、シェアリングできるスペースを利用しながら生活をしてきたCさんにとって、今回のウイルス騒動は思いがけない痛手でした。

結局、Cさんは、会社がリモートワークに切り替わったのを機に、首都圏にある実家に戻りました。

以前、彼女は自分の部屋を両親から「ウサギのケージみたいな部屋」と言われたそうですが、確かに今となれば、そう言われるのもわかる気がするそうです。

ただCさんの場合、ミニマムだけに拘って部屋を選んだわけではなく、通勤時間を短縮するための部屋選びでもあったとのこと。
アフターコロナに、その部屋に戻るか転居するかは決めていないそうです。

 

コロナがなくなったらどうなるのか


現在、ミニマムな暮らしをする人の中に、Cさんのように日常を変える必要に迫られる人は少なくないと思います。


ミニマムな暮らしはカフェやレストランなど、自室で過ごす時間を外に分り振るからこそ成立するライフスタイルです。

広いけれど家賃の高い部屋を借りて、そこにたくさんの物を置くより、その日の気分で快適な場所を求めて出かけ、そこにお金を落とすのですから、引きこもりの生活より遥かに健全で、効率的な暮らしです。


コロナウイルスの騒動が始まってから、インターネットでも時代は「ミニマリスト」から「備蓄」の時代になったと言われています。

やはり極端なミニマリストは快適なようでいて、実は潤いがなくて不便なのかもしれない。
コロナウイルスがなかったとしても、もしかすると、そういう本音を抱えていた人が中にはいたのかもしれません。


確かにある程度、備蓄はしないと現状乗り切れないので仕方ないと思う一方、世の中が今度は「備蓄」が全盛になるのにも虚しさを覚えます。

極端な考え方は斬新で刺激的で、興味を引くものが多いものです。
流行っていれば試してみたくなるものですが、継続させるのは難しい考えなのかもと思います。
あまりに極端な思考に走ると、アクシデントに弱くなるというのが本音でしょうか。

 

それでは今回はここまでで。
のじれいか でした。

 


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