キレイなトイレ調査研究所

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ステラマッカートニー事業再編で(上か下か)実感するアパレルの時代性

こんにちは。

コロナウイルスの影響とファッションの変換期によって、アパレル業界が激震しています。

 

 

セシルマクビー事業終了

 

渋谷109から誕生したギャルブランド「セシルマクビー」の全店舗閉鎖のニュースが流れたのはつい先日のこと。

news.yahoo.co.jp

 

コロナウイルスが影響しているとはいうものの、果たしてそれがなかったとして、今後生き残っていけたかといえば、微妙なように思えます。

セシルマクビーは、2017年からはギャル服からリブランディングをはかり、モテ服にシフトしたことで売り上げは持ち直していたそう。

けれどファストファッションが主流の現在、10代・20代の女子が、服にどこまで投資をするのでしょう。(服はもはや投資でもないかも)
今の消費はシビアなので、GUやユニクロ、しまむらでそれなりに小綺麗な服が手に入るなか、その倍以上の価格を払うのには、よほどの価値を見出させなければ成立できないように思えるのですが。

 

ファッションライターの方が書いた記事に、生き残れるブランドは「上か下」と書かれているのを興味深く読みましたが、ファストのお洋服にヴィトンのバッグのコーディネートが浮かびました。ある種、わかりやすいイメージなのかも。

 

ステラマッカートニー事業再編に驚き


そんなとき「ステラマッカートニー」 事業再編のニュースが入ってきました。
30代・40代でファッションに興味のある方は、何かしら持っている人が多いのではないでしょうか。

Stella McCartney/ステラ マッカートニー公式オンラインストア-ウェア、バッグ、ランジェリー、キッズ、アディダス



人気シリーズのファラベラは、バッグや財布の所有率高し。最近はあまり見ませんけど。あとドラマ「私の家政夫ナギサさん」で多部未華子が持っているロゴトートも人気ですね。

 

これはまったくの余談ですが、同ドラマで多部未華子が身につけているイヤーカフとリングはすべてTASAKIの製品。 

 

私はステラのパンプスが好きですね。

 


イギリス発祥のファッション。
▼イーリーキシモトに反応してしまった!



話が逸れてしまいましたが、ステラマッカートニーといえば新宿伊勢丹で買うイメージでしょうか。

「高いけど、どーしても欲しくて買っちゃった」

みたいな、大人女子の所有欲を満たしてくれるブランドという印象が強い。

センスもよくサスティナブルを推奨していたこともあって、日本でファンは多いし、ハリウッドセレブにも愛用されるハイブランド。

メーガン妃のウエディングドレスもデザインも担当しました。

「アディダス バイ ステラマッカートニー」はもはや定番化。https://shop.adidas.jp/item/?brand=adidas_by_stella_mccartney

 

そんな感じで認識としては確実に「上」なハイブランドなこともあって、そこまで苦境に立たされているとは思いもしませんでした。個人的に好きなブランドなので切り抜けてもらいたいです。

色々と大変なんだということは、ステラマッカートニーも「上」だけれど、姿を消してゆく他ブランドのように、「今」のブランドではなくなりつつあるのかも。そう考えると哀愁です。

 

ステラ・マッカートニーのお父さんもファンなんです。来日公演は何度も聴きに行ったなあ。お母さんのリンダ・マッカートニーは写真家で、ステラのセンスに気づいて才能を開花させたのはリンダの功績が大きいとされています。ステラは、12歳からデザインの勉強をはじめ、クリスチャン・ラクロワ、クロエで修行を積んだすごいキャリアの持ち主なのでした。


▼ポール・マッカートニーの公演は、できればこの頃行きたかった。

イッセイミヤケメン の休止 


このところ、アパレルブランドの暗いニュースが本当に多いのですが、「イッセイ ミヤケ メン」の休止はコロナウイルスの影響によるものではないそう。

 

www.wwdjapan.com

 

確かにこの数年で、スーツ姿の男性をめっきり見なくなりました。
働き方改革や温暖化の影響が大きいのでしょうね。 

 


▼この展示は行きました。長蛇の列だったことを記憶しています。

www.mot-art-museum.jp

  

時の流れとわかっているけど

 

コロナウイルスの感染拡大防止で、外出を控えているから、服が売れないのは確かにそうなのですが、ファストブランドが台頭したことで、服の価値が変わったのも大きく影響しているアパレル不況。

だけどそのファストブランドも、一時大盛況だった「FOREVER21」は2019年に日本から撤退、「ZARA」も大幅に店舗を縮小させると報じられました。
安ければ売れるという時代でもなくなっている。まあ後半の「FOREVER21」は本当最悪でしたけどね。(一応見ている)



先に書いた「上か下」という意味では、確実に「上」に属していた「ブルックスブラザーズ」は、米国の倒産が決まったみたいですね。上でも「今感」がないと継続は難しいことがこここでも明らかになりました。

www.wwdjapan.com

 

なんだかつらつらと書いてしまいましたが、
お洋服は人にとってお金で手に入れられる夢だから、そういう世界がしぼんでいくのは寂しい。

この状況が続けば、事業終了か経営を見直すブランドがまだまだ出てきそうでもあります。でもでもファッションはこれまでも時代と流行にあわせて、栄華と衰退を繰り返していて、だからトレンドが生まれるというのも事実。
かつてロンドンで誕生した伝説のブランド「BIBA」も数年で閉店していますし。


加えてネットショッピングの利用が増えたから、ブランドのショッパーに価値を感じる人も少なくなってしまったことも原因なのかな。
ショッパーはメルカリで入手できると聞いて、納得しました。

これが今の時代なのね。 

 

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それではまた。
のじれいか でした。