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【映画】『真夜中乙女戦争』永瀬廉のデカダンスと疑問点【ネタバレ・感想】 

 

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

映画『真夜中乙女戦争』は、ぼっちの大学生が、謎めいた連中との出会いを経て、東京を爆発してしまえ!という話に巻き込まれてしまう話です。

大学入学のため地方から出てきた孤独な主人公の大学生を、永瀬廉が演じています。


ストーリーについて、感想をネタバレありで書きます。

よろしければ、お付き合いください!

 

 

【映画】『真夜中乙女戦争』

 

作品情報


監督:二宮健
原作:K
2022年 113分 
<キャスト>
・私(永瀬廉)
・先輩(池田エライザ)
・黒服(柄本佑)
・田中(篠原悠伸)

予告

www.youtube.com

 

ストーリー

地方から上京してきた大学一年生の私は、家が貧しく奨学金で大学に通うため、バイトと学校の往復の生活を送る。

しかし私の大学生活は、授業はつまらなく言葉を交わす友人もいない、孤独な日々だった。

授業があまりにもつまらなく、教授に授業の時間単価を説明し値段に見合う授業にしてくれと話したところ、怒った教授からドリンクをかけられる。

二人のやりとりを録画した学生によって動画が拡散され、私は一躍有名人に。入部が難関といわれる謎の「かくれんぼサークル」への入部を認められた。しかし私は相変わらず孤独だった。

唯一の知人であるサークルの先輩は、そんな私に興味を持ち、気にかけてくれ、私も密かに先輩に対して憧れ以上の好意を抱くようになる。

ある日、大学構内でゴミ箱が爆発される事件が起き、私はたまたまその場に居合せた犯人の黒服と出会う。

謎の男・黒服は、サイト収益で不労所得を手にしていたが、退屈さと生きることへのどうしようもない絶望感を抱えており、やがて、真夜中乙女戦争と名付けた東京破壊を思いつく。

 

 

好きなところ

 

出だしから中盤の破滅的な感じが好き


主要人物の3人は若いのに、いや若いからこそ退屈さと絶望感を抱えています。

永瀬廉の演じる「私」は苦学生。将来はいい会社に就職して結婚して家を買う…といった普通の生活を手に入れたいと思っていますが、本当に望んだ将来なのか自分でもわかりません。

私は、大学でも一人、深夜のバイトでは疲れ果て、LINEを交換する相手もいませんでしたが、唯一、池田エライザ演じるかくれんぼサークルの「先輩」と出会い、接近していきます。


先輩という女性は普通にリア充で容量もよい人なのですが、心に憤りを感じていて、溜まった思いを書くことで発散している。だからなのか、私に対して近しい感情を持っています。


また、柄本佑の黒服は、適当に作ったエロサイトが当たって富を築いた。なので生きるために働く必要はなく、残された時間を持て余しています。

私と黒服は一見すれば違うタイプの人間のようで、内面に似たところがある。だから私は黒服のアジトに通い一緒に映画を見たりする仲になっていきます。

物語の冒頭の展開と、デカダンスな雰囲気は好きでした。

 

刺さる台詞が多い(ネタバレあり)


台詞がすごくよくて刺さりました。日常でチラリと思ったりするけれど、それを言っちゃあお終いかなと黙っていることを普通に言葉にしてくれている。つらいけれどどこか救われる感じがします。

 

・ごく少数の人間に愛されたいだけなのに、それすら贅沢な悩みだというのだろうか。

・幸せになりたい人間がいつまでも幸せになれないのは、自分で自分を呪い続けるからだ。

・人間は必要なタイミングで、必要な人間に会える。

・人間はいつか死ぬものだが、問題なのはそれがいつかわからないことで、それがこの世で最悪なことだ。(中略)どんなブランドも所詮、鉄、革、繊維、布だ、なんのために生きてるんだって思うよ。

 

キャストがいい


永瀬廉の清貧大学生がよかったです。彼が一見普通で超地味な男を好演しているので柄本佑の謎めいたキャラが引き立つようになっています。

池田エライザもかわいくて謎めいている。ファッションがかわいい。また酔って歌う場面も出てきます。

 
 
 
 
 
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残念に感じたところ

 

かくれんぼサークルの存在が宙ぶらりん
 
破壊しても虚しくなるだけ(ネタバレあり)

大学に居場所がなく満たされない私は、黒服が呼び寄せた不幸な連中と、東京を破壊する計画を立て、実行することになります。

具体的には東京タワーをシンボルとして残し、すべて破壊させるというものでした。

私はそれを止めることはできず、ただ愛する先輩には東京を離れて欲しいと告げます。

以前から爆発騒動は起きていたので、先輩はもしかしたら、私が関わっていることを察しています。
 
やがて、クリスマスの夜が訪れ、計画実行を止めたい私は、黒服を刺して制止しようとします。しかし時すでに遅く、方々で爆発の炎が上がり、東京の破壊が実行される。
 
東京破壊が続くなか、東京タワーにいる先輩から私に電話がかかる。私は先輩にすべてを告げ、二人は短い会話を交わすのでした。

怒りのもっていき方がストレート。理不尽さを突き詰め、怒りを形にしたのなら、すべて壊してしまえというのが、もっともわかりやすいのかもしれない。

ただし、自分が感じて実行するのと、人が実行するのでは大違い。(被害者側なので)何かすっきりしませんでした。


黒服の存在や疑問点(ネタバレあり)

私が東京破壊の計画をやめたがっているのを知った仲間の一人が、「あんたが最初に言い出したことだ」と言うのですが、リーダー的な存在は黒服だったはず。

で、そこで黒服の存在が疑わしくなり、もしや黒服は私自身ではないかと思えてきます。もう一人の自分というのは、『ファイトクラブ』に近い印象ですね。ただ、そこまで決定的なオチは出てこないので、あくまで想像です。

また、先輩は、姿を表さない恋人の存在を匂わせています。相手はもしや黒服ではと考えたのですが、そうなれば先輩の本命恋人は私になってしまう。でも私は先輩に恋人がいることに表向きは冷静でも内心はショックを受けている。とすれば、先輩の彼は黒服ではないと考えました。

 



▼永瀬廉の出演映画はこちらにもあります!

noji-rei.hatenablog.com

 

 

 

それではまた。のじれいか でした。