結婚と離婚を繰り返してしまう。
誰でもしあわせになりたくて結婚はするもの。
好きで離婚をする人なんていない。
では、どうしてそうなってしまうのでしょう。
ここでは、結婚と離婚を繰り返してしまう人の傾向と対策を考えてみました。
結婚と離婚を繰り返す人の3つの傾向
結婚と離婚を繰り返す人には、じつは本人も漠然とダメかもと予感していることが多い。
そういう空気は周囲にも伝るもので離婚を知らされても、
「えっ? まさか」というより、「やっぱり」と感じる場合が多いものです。
具体的には次のような傾向があります。
1 結婚への依存度が強い
経済的に自立していても精神的に頼りたい願望や、誰かと一緒に暮らしたい思いがとても強く、パートナーがいないと安定できない人が、判断を誤ってしまうことが多い。
また、結婚している状況に依存し過ぎてしまう人は、相手や新しい生活に過度に期待してしまうがゆえに、心が狭くなってしまって、結果的に破綻してしまいます。
2 ネガティブかポジティブの両極端な性格
結婚に失敗したことを必要以上に後ろめたく感じるネガティブ思考な人は、後ろめたさから、過去を早く清算しようと結婚を急いでしまう。
またその逆で、妙にポジティブ考えを持つ人は、相手を換えれば何とかなると安易に考えて行動してしまいがちです。
3 恋愛至上主義
絶えず恋愛のことを考え、恋愛が人生のもっとも重要なものだと思いので、いつも恋愛をしている人。
恋愛の先には結婚があるという揺るぎない思いもあるので、結婚はゴールだという認識が強く、実はスタートしてからが大変な生活にまで、十分に考えが行き渡らない場合があります。
結婚と離婚を繰り返す人の3つの対策
解決方法はあるの?
離婚と再婚を繰り返してしまう人は、どうしたらいいのでしょう。
個人的には自分の人生ですし、離婚が悪という時代でもないので、離婚自体は別に構わないと思います。
ただ離婚は本人にとって、すごいエネルギーを必要とします。
そこに時間と気持ちを奪われ、人生の時間の多くを費やしたことに気づき、虚しさを感じてしまうことになりかねません。
ではどうすればいいのでしょうか。
1 冷静になり、自分を大切にすること
子供の有無や、年代でも違ってきますが、後々後悔する結婚を繰り返す人は、短絡的な判断で再婚を決めることが多い。
なかには違和感を覚えているのに、結婚すればどうにかなるという判断で、再婚に踏み切ってしまい、案の定失敗する人も。
すごく盛り上がっているときでも、気持ちを一旦クールダウンさせて、この判断で大丈夫なのかを別の目線で考えるとよいかもしれません。
相手の経済力であるとか、未来に影響を与えそうな過去がある場合は、目を背けずにしっかり見つめておいた方が後悔は少なくなると思います。
2 感覚的なものに頼りすぎない
その昔、芸能人が流行らせた「ビビビ婚」。
一目惚れは医学的にも正しい判断だと言われていますが、結婚と離婚を繰り返している人の場合は感覚的なものに頼りすぎず、その先にある生活に目を向けるようにするといいかもしれません。
また、自分のことを昔から知っている人や、親しい友人に相手を会わせてみたり、2人で旅行に行くなど、環境を変化させることで、お互いをどう感じるかなどを試してみるのもよいことです。
3 焦らない
今度こそと焦る気持ちが、冷静な判断を狂わせてしまう。
人生の時間を大切にしたいがゆえに結婚を急いでしまい、その結果、離婚してしまった。
もしかすると、本当は無理かもしれないと心の底で感じていたのに、感情を見ないで蓋をしてしまうと、結局、それ以上につらい思いをすることになる場合もあります。
まとめ
結婚と離婚を繰り返す人の3つの傾向と、その対策について考えてみました。
冒頭にも書きましたが、誰でも結婚はしあわせになりたくてするもの。
不幸になりたくて結婚する人はまずいません。
ただ、しあわせのかたちは人それぞれで、パートナーになる相手と同じしあわせを描いているとは限らない。そこが難しいところですが、しっかり見極めができてから結婚をした方が離婚するリスクは下がります。
それと結婚していてもしていなくても、自分という人間が変わるわけではありません。
結婚は素晴らしいことだし人生を豊かにしますが、結婚によって、生活は大きく変わる場合があるものの、結婚そのものによって自分自身が変わるとわけではない。
結局は自分。
なかなか難しいのですが、自立した人としてパートナーと助け合い支え合える関係を築いていきたいものです。
それではまた。
のじれいか でした。