映画『ママレード・ボーイ』は住吉渉による漫画で、アニメ、ゲーム化もされてきた人気の原作ですが、こちらは桜井日奈子、吉沢亮による実写版です。
吉沢亮が好き、気になっている方には、ぜひオススメしたい映画でした。
ストーリーについては既に知っている方も少なくないと思うのですが、簡単に説明しつつ、本作の吉沢亮の魅力をご紹介します。
ママレード・ボーイ
作品情報
製作年度 |
2018年 |
上映時間 |
127分 |
監督 |
廣木隆一 |
キャスト |
桜井日奈子
谷原章介 中山美穂 筒井道隆 檀れい 佐藤大樹 優希美青 |
予告
冒頭から夫婦が入れ替わる異常な展開
ヒロインの高校生、小石川光希(桜井日奈子)は、両親から離婚を切り出される。
光希の父、小石川仁(筒井道隆)と母の留美(檀れい)は不仲ではないのに、なぜかハワイで知り合った、松浦要士(谷原章介)と千弥子(中山美穂)夫婦と、相手を入れ替わるカタチで再婚すると言い出され、光希は激しく動揺。
松浦家には、美希と同じ学年の遊(ゆう)(吉沢亮)がいて、両親の離婚を嫌がる光希とは違い、遊は「家族が増えたと思えばいい」と冷静な反応。
その後、2組の夫婦は本当に離婚して再婚するのですが、「別れて暮らすのが寂しい」と口にした光希の言葉に「じゃあ、みんなで仲良く暮らしましょう」と二家族同居が始まる。
アニメとは違い、実写版では両親役もベテラン俳優たちが登場することもあって、ある種の生々しさはあります。
ただ原作の世界観や、二次元っぽさを無くさないよう努力しているのが感じられ、内容的にはそれでよかったと思います。
それより、金髪クールな吉沢亮が堪能できる方が嬉しいところ。遊は最初、金髪で登場しますが、やがてブラウンヘアにカラーチェンジ。光希もロングからミディアムに切るように二人の成長を表現しているようにも感じられます。
ママレード・ボーイな吉沢亮
遊は、一見クールでとっつきにくそうに見えるけれど、本当は言いたいことを口にすることを躊躇う性格の持ち主。
やがて、遊は、自分とは違い、真っ直ぐな性格の光希に惹かれていくように。
光希には幼馴染の須王銀太(佐藤大輝)がいますが、恋愛としてはすれ違い、光希も遊に恋心を抱きはじめるようになる。
この流れは、普通のラブコメです。一緒に暮らしてもいることもあり、二人はどんどん接近していきます。
🎉✨🎉✨🎉✨🎉✨
— 映画『ママレード・ボーイ』公式 (@marmalade_movie) September 12, 2018
🍊💗本日リリース💗🍊
🎉✨🎉✨🎉✨🎉✨
苦くて甘い気持ちを思い出す…💭💭
大人の人も、学生の人も、本気の恋をしている人も、片思いしている人も、みんなでキュンキュンしましょう😍✨お楽しみ下さい💗
『#ママレードボーイ』ブルーレイ&DVD好評発売中 https://t.co/91ZXlUhEIP pic.twitter.com/VO9yKTwHkk
苦味があるけど実は甘いママレードに例えられる遊くんは、吉沢亮に無茶苦茶合っている。そっけないようで、光希をしっかり視線で追い、ピンチには駆けつけるし、ブレスレットをプレゼントしたりと、文句なしに素敵な彼氏。
また遊はテニスが得意、吉沢亮がプレイする場面も出てきます。フォームも大変きれいなので必見です。
パパは誰? 悩み葛藤する吉沢亮(ネタバレあり)
相思相愛の関係になって幸せ絶頂の遊と光希に、不穏な空気が漂い始める。
遊は父、松浦要士(谷原章介)の実子ではないと考えていて、本当の父親がどこかにいるはずと以前から探していた。
だが、遊が父親ではと信じていた、母、千弥子(中山美穂)のかつての上司で建築家の三輪(寺脇康文)からは「自分は父親ではない」と言われてしまい、肩透かしを食う。
🍊見どころ👀💗
— 映画『ママレード・ボーイ』公式 (@marmalade_movie) July 31, 2018
✨恋のゆくえ✨
甘酸っぱい2人の恋になつかしい気持ちを思い出し、キュンキュンしてくだいね😍🌟
『#ママレードボーイ』9.12ブルーレイ&DVDリリース/8.15デジタル先行配信 https://t.co/91ZXlUhEIP pic.twitter.com/86TcDr3IwM
そんなとき、遊は自宅で自分の両親と、光希の両親の四人が並ぶ若い頃の写真を発見する。母、千弥子の相手は、光希の父、小石川仁(筒井道隆)ではないか。そうであれば自分と光希は兄弟だと感じた遊は、一人激しく葛藤します。
そして気持ちを閉じ込めてしまうと誰にも相談せず、光希にも「気持ちが冷めた」と嘘を吐き、将来のためにと一人京都に転校してしまう。逃げてしまうんですね。
🍊遊役 #吉沢亮 さんインタビュー😍🌟
— 映画『ママレード・ボーイ』公式 (@marmalade_movie) July 28, 2018
✨印象深いシーン✨
🙎♂️📣「遊があることを隠しながら光希に別れを切り出すシーン。切ないけどいいシーンになるんじゃないかと思います。」
『#ママレードボーイ』9.12ブルーレイ&DVDリリース/8.15デジタル先行配信 https://t.co/91ZXlUhEIP pic.twitter.com/utBoyygYRG
光希は、遊が自分への気持ちが冷めてしまったことで悲しみにくれ、立ち直れないでいる。けれど友人の秋月茗子(優希美青)に諭され、最後に遊の元を訪ね、そこで漸く遊の葛藤を知らされます。
久しぶりに光希と再会した遊は、苦しみ抜き、どんなに困難が待ち受けていても二人で生きる道を選ぶ。吉沢亮は冷静な役柄を演じることが多く、恋に葛藤して涙する場面はそう多くない。そういう意味ではとても貴重な役で、特に後半は見どころです。
ハッピーエンドなラスト。号泣する吉沢亮に胸はキュンキュンできること請け合いですよー。
🍊遊役 #吉沢亮 さんインタビュー😍🌟
— 映画『ママレード・ボーイ』公式 (@marmalade_movie) July 26, 2018
✨#桜井日奈子 さんと共演して✨
🙎♂️📣「光希そのものって感じでした。本当にかわいらしくて素直な女性でありつつ、芯の通っている人という印象です。」
『#ママレードボーイ』9.12ブルーレイ&DVDリリース/8.15デジタル先行配信 https://t.co/91ZXlUhEIP pic.twitter.com/Z0GF04fqN9
さいごに
映画『ママレード・ボーイ』この映画は、主演の吉沢亮、桜井日奈子のファンであれば魅力を堪能できる作品です。
ただし、そうでなかったら、原作の方が魅力的で楽しめるかも。
吉沢亮主演の大河ドラマが始まりますが、 大河ドラマで主演を勤めてしまうと、おいそれとラブコメに出演できなくなりそう。そういう意味でもとても貴重な作品だと言えそうです。
未見の方は、ぜひ、ぜひ。
▼吉沢亮の作品はこちらにもあります
それではまた。
のじれいか でした。