映画『L・DK』
一人暮らしの女子高生と同じアパートに校内一のモテ男くんが住み始め、しかも同居することになってしまうお話。ラブコメです。
主演は剛力彩芽と山﨑賢人。
胸キュン、山﨑賢人を存分に堪能できる作品です!
▼こちらは本作品のその後を描いた作品。配役は一新しています
ストーリーと好きなところ・微妙に感じたところなどをご紹介していきます!
L・DK
作品情報
2014年 113分
監督:川村泰祐
キャスト
西森葵(剛力彩芽)
久我山柊聖(山﨑賢人)
渋谷萌(岡本玲)
三条亘(桐山漣)
桜月(石橋杏奈)
佐藤亮介(中尾明慶)
星野カズミ(白石美帆)
恩田先生(藤井隆)
小夜子(高島礼子)
予告
やむおえず同居する高校生男女
女子高生の西森葵(剛力彩芽)が通う高校イチのモテ男は、ツンデレ王子の久我山柊聖(山﨑賢人)。
葵は、親の転勤にともないアパートで一人暮らしをしていたが、あるとき柊聖が葵の隣室に引っ越してきたことがわかる。そして葵が柊聖の部屋で火災報知器を作動させ部屋を水浸しにさせたため、葵の部屋で仕方なく同居することに。
葵の親友、渋谷萌(岡本玲)は、柊聖に告白するが撃沈。葵は最初、柊聖のそんな態度にイラついていたものの、一緒に暮らし始めるうち柊聖のやさしさを感じるようになり、だんだん惹かれていく。
柊聖の方も、一見して無愛想だが、葵に惹かれているのは明らか。柊聖は自立心の強い大人男子で親からの仕送りを受け取らずバイトに勤しみ成績も優秀。葵との時間に安らぎを感じているっぽい雰囲気です。
でも二人はそう簡単には結ばれそうもない。それは柊聖には元カノ、桜月(石橋杏奈)との切れない関係があるから。柊聖と葵の距離が近づくと、桜月の態度はいよいよ挑発的になり、葵の邪魔をするようになっていく。
ラブコメの魅力は、現実にはあり得ないことをさらりとやってのけてくれるところ。彼の部屋が住めないから「じゃあ一緒に住む?」と気軽に同居できるなど、ストレスフリーな感じがいいですね。
7月7日の花火大会(ネタバレあり)
柊聖と葵が遊園地を訪れたとき、7月7日の花火大会のポスターが貼られている。
「ハート♡の花火が打ち上げられて、そこでキスをすれば恋が叶う」と言い伝えられていると葵は話し、柊聖は「じゃあ一緒に行くか」とさりげなく誘う。(この時点ですでに両思いなんじゃー?)
葵は小夜子(高島礼子)の店で浴衣を買い、花火大会を楽しみにしていた。でも桜月から一緒に住もうと迫られた柊聖は断りきれずアパートを出ようと決める。桜月は柊聖と恋人同士だったとき過剰に依存した挙句、自殺未遂を図り、責任を感じた柊聖は桜月を突き離せずにいた。
また柊聖が新しい恋に消極的な理由は、桜月のことを言い訳に、新しい恋を恐れて誰かと深くかかわることを恐れる心理があった。
でもそんな柊聖の本心は周囲に気づかれていて、兄の久我山草樹(福士誠治)、親友の佐藤亮介(中尾明慶)らに自分の気持ちに嘘を吐いていると指摘され、葵への恋心を認める。
葵は、萌の計らいで、同じアパートの住民でイケメン大学生の三条(桐山漣)と花火大会に出かけ、三条から告白されたが葵はそれを受け入れることはできない。
葵を追った柊聖は橋の上で会うことができ、柊聖は葵への気持ちを打ち明けることができたのだった。そして頭上ではハートの花火が打ち上がった。
残念なところ・流れが不自然(ネタバレあり)
この映画は山﨑賢人を楽しむための映画なので、あれこれ言うのは野暮なのですが敢えてあげると、流れの不自然さが気になりました。
柊聖と葵が普通に喋っていたのに、急に次の場面になると、柊聖が消えて葵が一人取り残されているなど、流れが不自然でブツ切れな展開が目立つ。おそらく仕方なくカットしたのではないでしょうか。
また桜月の存在も中途半端。別れているのに影響のある相手だとしたら、終わりは友人たちだけではなく、彼女に納得して本当に終わらせた方がいい。
花火大会に葵と一緒に出かける三条も、誘ったのは友人の萌で三条ではない。そこで告白したら振られるというのは気の毒すぎました。
三条が葵に振られるのは観覧車の中。
▼こちらの映画でもヒロインは山﨑賢人の愛するがゆえに、新しい恋を手放します。罪な男です……
また、柊聖も葵がほしがっていたペンダントを、同居解消の別れ際、黙って部屋に置いて行くのはどうなのだろう。
一緒にいたときに欲しがっていたを後でプレゼントしてくれる手法は「覚えていてくれたんだー」となり大変有効。なのですが、別れのプレゼントは微妙です。
いや山﨑賢人が買ってくれただけで卒倒しますよ、実際は。
▼これにかなり近いけど映画で使われたのは、イエローゴールド。高校生カップルのプレゼントの定番。スタージュエリーです。
柊聖の兄の草樹からいたずらでキスをされ、落ち込む葵を柊聖は慰める。そして葵の頬にキスをして「これで帳消しリセットな」と卒倒しそうなセリフを言われても、葵は柊聖との距離に悩み「好きって言ったら今の関係が壊れそうで怖い」とねぼけたことを言っている……でも、相手の気持ちを一生懸命考えるのが恋。だからきっとこれでいいのだ!
好きなところ・とにかく山﨑賢人を楽しめる
2010年から俳優業を開始している山﨑賢人は、高校生役を演じる機会が多く、その中にはラブコメも。本作は剛力彩芽との共演という意味ではなかなか貴重な作品に思えました。
デビュー作は『熱海の捜査官』。名作です!
最初は勝気だったヒロインが、彼に惹かれて夢中になって女に目覚め、恋に悩むようになる。
その流れは繊細に描かれていました。
女子を意識した剛力彩芽が髪を切って垢抜けるところもリアルでよかったですね。
さいごに
映画『L・DK』のご紹介でした。
山﨑賢人を、剛力彩芽という異なる切り口で楽しめるのが魅力のラブコメ。
この映画はU-NEXTで配信されています。
映画、ドラマ・ドキュメンタリー、音楽、バラエティと、U-NEXTのラインアップは大変豊富。とくに「映画」「ドラマ」はオススメです!
よろしければ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
「これは💓」という作品に出会えたら
まずは\31日間の無料/で気軽に試してみてはいかでしょう?
- 映画、ドラマ、アニメが見放題!
- 新作が順次配信
- 毎月1,200円分のポイント還元!
- 4人同時視聴可能
見放題作品がとにかく豊富。
無料期間中に退会すれば、費用はもちろんかかりません!
気になる作品を見て退会するのアリだと思いますよ。
※本記事の情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
それではまた。
のじれいか でした。