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【映画】『恋と花火と観覧車』思い出が邪魔をして新しい思い出がつくれない時【ネタバレ・感想】 

 

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

映画『恋と花火と観覧車』は、妻と死別した中年男性と二十代独女との、ロマンチックラブストーリー。

主演は、長塚京三、ヒロイン役を松嶋菜々子です。

いやいや懐かしい映画でした。まだ見ていないのなら一度見てもよいと思います!


ストーリーについて、感想をネタバレありで書きます。

よろしければ、お付き合いください!

 

 

【映画】『恋と花火と観覧車』

 

作品情報


監督:二宮健
原作:秋元康
1997年 101分 
<キャスト>
・森原邦彦(長塚京三)
・野々村史華(松嶋菜々子)
・西荻洋一郎(生瀬勝久)
・森原ひとみ(酒井美紀)
・森原のぞみ(風吹ジュン)

 

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ストーリー

 

商社勤務の森原邦彦はデキる男で出世頭とされていたが、妻が病に倒れ出世を捨てて妻と一緒にいることを選んでいた。

やがて妻亡き後の森原は、一人娘を育てながら男やもめとして暮らしていた。数年が経過して娘は大学生になり、父に再婚相手が必要だと考えるようになる。

娘や親戚のすすめもあり、結婚相談所に入会した森原だが、妻との思い出を大切にするがあまり、新しい出会いには消極的だった。

森村は、勝手に娘が申し込んだ結婚相談所主催のパーティで、取引先会社の20代OL・野々村史華と偶然顔を合わせる。

美人で目立つ史華に近づきたい男は大勢いるが、史華は以前から気にかけていた森原に対し異性としての関心を抱くようになっていく。

 

 

好きなところ

 

わかりやすくてノーストレス


まず物語が大変わかりやすくできています。鉄板のラブストーリーですね。

映画の冒頭で、長塚京三演じる森原と、風吹ジュン演じる妻のぞみの関係性が描かれます。

森原は、愛する妻を献身的に看病しますが妻は他界。森原は娘と二人暮らしになりますが、あっという間に七年が経過、娘も大学生へと成長します。


娘と親戚は、中年になった森原に新しい伴侶が必要と、かなり強引に森原に見合いをすすめるようになります。

再婚する気はない森原ですが結婚相談所に入会することに。そしてパーティで取引先の会社のOL、野々村史華と偶然再会します。

仕事で顔を合わせる相手と、結婚相談所で会ってしまったことに気ずまさを感じる森原に対し、史華は「黙っていて欲しいなら、おいしいランチご馳走してください」と笑顔で誘い、二人は距離を縮めます。

その後は、ライバルの出現森原の妻への忘却できない思い二人の年齢差による森原のためらい、史華の別れた不倫相手森原の娘の余計なお節介などによって、物語が進行していきます。

 

紅茶好きな二人の接点(ネタバレあり)


史華は紅茶が好きで、ゴールデンチップスという希少な茶葉を持ち歩くほどです。

森原も妻が紅茶が好きだったため、珈琲よりは紅茶が好き。そんなところも二人が親しくなっていくきっかけになります。そのため、紅茶を飲む場面がとても多く出てきました。

観覧車での会話がいい(ネタバレあり)


結婚相談所には、生瀬勝久演じる西荻洋一郎というベテラン会員が在籍しています。西荻はなかなか結婚相手を決められず、相談所に何年も在籍していました


西荻が結婚を決めないのは、つまりモテないからなのですが、傷を負ってきたぶん女性に対して厳しさもあります。そして西荻はパーティで史華に一目惚れする。

で、森原を使って、史華を誘い出しますが、酔ってしまったり暴言を吐いたりして自爆してしまうのでした。(結果的にキューピッドの役割)

酔い潰れた西荻を見送り、森原と史華は二人で夜の観覧車に乗ることになります。

観覧車に揺られながら史華は言う「思い出が邪魔をして、新しい思い出がつくれないことってないですか?」と。

史華には好きな男性がいましたが、相手が妻帯者と知って別れを決意。だけど相手の男が妻と離婚すると言い出したことで気持ちが揺れていた。

そんなこともあって史華は森原に気持ちが傾いていましたが、森原の方はまだ妻との思い出が邪魔をしている。

といいながら、森原も実際はすごく史華が気になっている。でもやはり年齢とか現実的な部分が足枷になっているのはよくわかりました。


観覧車の場面はいい。大人が観覧車に乗るのっていいですね。

念のために書いておきますが、観覧車は横浜みなとみらいのコスモクロックです。床がシースルーのものもありますが、乗るのに覚悟が必要そうです。

 

携帯のない、もどかしい恋


なにせ1997年の映画なので、メールも個人メールがなくクラシック、携帯電話も登場しません。

会社を辞めてイギリスで紅茶を本格的に学ぶため旅立つことなった史華を、森原は、出発当日、空港に追いますが、携帯がないので連絡がつきませんし、勘で探すしか方法はありません。


現実には携帯電話の普及で恋愛ストレスは激減したのでしょうが、物語は劇的につまらなくなったかも。そんな気がしました。

 

登場人物みんなが若い(ネタバレあり)

この映画は松嶋菜々子にとって初出演作品。代表作の『リング』の前年に公開されています。

すごくフレッシュでいながら落ち着きのあるOL役は適役でした。松嶋菜々子も徐々にアクの強い役柄を演じるようになり、現在では大女優と言われるようになりましたが、こんな時代もあったんだな、人に歴史ありを楽しめます。

主演の長塚京三も52歳の頃の作品なのでやはりお若い。長塚京三といえば胃薬のCMが印象深い、食べて飲んでの忘年会シーズンをこれで乗り切れ! みたいなものに出演していたのを懐かしく思い出しました。

こちらは別のCMですが、「恋は遠い日の花火ではない」まさに映画のアンサーみたいです。

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残念に感じたところ

 

飲食シーンが頻発すぎる
娘がしつこい(ネタバレあり)

森原の娘、酒井美紀演じる娘のひとみが何気にしつこく、父が望んでもいない相手に勝手に電話を入れてしまったり、手紙まで出してしまったりとしつこいので苛つきます。

なのですが、結婚を焚き付けているようで、ひとみは本心では、父がほかの女性と結ばれるのが嫌だった。そういう複雑な心境からわざと気持ちを試すようなことを繰り返していました。

やがて、史華という女性から葉書が届き、娘は父の本心を知ります。本当に好きな人ができてしまった今、父の気持ちを叶えることが母が喜ぶことだと考えるようになるのでした。



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それではまた。のじれいか でした。