【映画】『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』面倒くさいことをやりたくなるお年頃感がいい【ネタバレ・感想】
こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。
映画『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』は、名門高校を舞台に告白バトルを繰り広げる物語です。
アニメでも人気の恋愛コメディ。何の悩みもなさそうな、平野紫耀演じるモテメンと、橋本環奈演じるお嬢様の組み合わせがいい。
美談美女が持つ悩みを、笑いと切なさで楽しませてくれました。
キャスト紹介、面白かったところなど、個人的感想を書きますので
よろしければお付き合いください!
予告
作品情報
2019年 113分
監督:河合勇人
脚本:徳永友一
ドラマ『ルパンの娘』映画『翔んで埼玉』を手がけた脚本家によるもの。テンポよしです!
キャスト
●白銀御行(平野紫耀)
私立秀知学園高等部の生徒会長。頭脳明晰なイケメン。実家は貧しいが心は美しい。だが恋愛についてはプライドが高く素直さに欠ける
●四宮かぐや(橋本環奈)
私立秀知学園高等部の生徒副会長。日本を代表する富豪の娘。御行には負けるが成績優秀、マルチな能力を持つ。お淑やかだが多面性あり。恋愛についてはプライドが高く素直さに欠ける
●石上優(佐野優斗)
私立秀知学園高等部の生徒会会計係。
●早坂愛(堀田真由)
私立秀知学園高等部の生徒会書記。
●翼(ゆうたろう)御行に恋の相談をするオクテ男子
●白銀の父(高嶋政宏)無職で無気力
●田沼医師(佐藤二朗)かぐやのホームドクター
ストーリー
私立秀知学園高等部の生徒会長の白銀御行(平野紫耀)と副生徒会長の四宮かぐや(橋本環奈)は、お互いを意識しながらプライドの高さから、あからさまに好意を示したり、デートに誘ったりするのはもってのほかと考えている。
そうこうするうち時間だけが過ぎ、やがて脳内の欲求だけがエスカレート、早く相手に告白させることが目的の恋愛勝ち負けバトルに発展していくのだった。
平野紫耀と橋本環奈の組み合わせがよい
恋愛映画は、ヒロインと相手役の組み合わせで決まる(少なくとも半分は)と思う方には、こちらの作品は絶対オススメです。
平野紫耀と橋本環奈の並んだ背格好や雰囲気が合っている。純粋に組み合わせがいい感じです。
また、この作品はラブコメですが、ヒロインも相手役も頭脳犯で、恋愛は戦い、勝ち負けが全てだと思っている。かわいいですねー。恋愛はゲームだと公言するより、はるかに好感の持てる役柄ではないでしょうか。
セリフと唐突な展開に笑える
ひと口にラブコメ映画といっても、ラブとコメディの比率は違うものですが、こちらの映画はコメディ要素多めです。セリフも勢いがあってよかったです。
それにしても橋本環奈のコメディはいいですね。かわいいだけじゃなく明るさがあり、笑いの間あいも上手です。
かぐやは熱が出たり、ネガティブになったりすると人格が変わる特徴があります。また御行は超名門校に通う身ですが、実家は貧乏でかぐやとは対照的なところがあります。そういう設定も上手に出ていると思いました。
最初はお互いに牽制し合い、相手に告白させることで自分の魅力を証明できると躍起になる二人ですが、二人とも互角のプライドの高さから、結果的に何もなく生徒会の満期を迎えてしまう。
生徒会長は一年やれば内申的には十分なので、連続でやりたがる生徒は滅多にいません。御行も立候補するつもりはなかったのに、御行との別れがつらくて恋煩いに罹ってしまったかぐやは、生徒会長に立候補します。
そんな恋煩いのかぐやを、重い病と勘違いした御行は、激務の生徒会長をやらせるわけにはいかないと、自ら立候補するのですが、演説でなんだかんだとどさくさに紛れて告白する場面は笑えました。
学園もののエッセンスもあり
また学園ものらしく、友情も織り込まれているのもいいところ。
夏休みになって、やっと花火を見に行く約束を交わせた御行とかぐやでしたが、かぐやは外出を禁止されてしまいます。
かぐやは、もちろん御行とも一緒に行きたいのですが、
やっとできた生徒会の仲間である、石上優(佐野優斗)と早坂愛(堀田真由)たちと一緒に出かけることを楽しみにしていました。
恋だけじゃなく友情も大切にするのが青春というものですかね。
▼橋本環奈の出演映画はこちらにもあります!
それではまた。のじれいか でした。