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【映画】『アイスと雨音』私たちは自意識を持った宇宙【ネタバレ・感想】

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

映画『アイスと雨音』は、オーディションで役を得て、舞台に立つため練習を重ねる役者たちの青春ストーリーです。

全編カットなし、カメラを止めるな状態、一発撮りで撮影されています。


ストーリーについて、感想をネタバレありで書きます。

よろしければ、お付き合いください!

 

 

【映画】『アイスと雨音』

 

作品情報


監督:松居大悟


2018年 74分 
<キャスト>
・想(森田想)
・怜子(田中怜子)
・偉登(田中偉登)
・柚(青木柚)
・紅甘(紅甘)
・丈太郎(戸塚丈太郎)
・利重剛
・松居大悟

 

www.youtube.com

 

ストーリー


ある町で上演される舞台のキャストが集められる。彼らはオーディションによって選出された役者6名。

演目はイギリスの戯曲で、
町を離れる女と、周囲の人間の心理を描いたドラマ。

 

キャストたちは練習に励むのだが、本番一週間前になって、チケットの売れ行きが芳しくないことを理由に、公演中止が決まってしまう。

公演中止を諦めきれない役者たちは、演じる場所を求め、また役から離れられずに葛藤するのだが…。

 

 

好きなところ

 

若さがあるから作れた作品


全編通してカメラをカットしていません。こういう撮り方をした映画で有名なのは『カメラを止めるな』ですが、カメ止めは、場面が切り替わっています。

でもこちらはカット一回もカットしていません。

よって主演の森田想は、ほぼ出ずっぱりです。すごく大変だっただろうな。

 
 
 
 
 
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ちなみに森田想は子役から活躍してきた役者さん。脅威(!)の2000年生まれ。主演は今作が初めてです、今後の活躍に期待大です。

 

 

ストーリーを追う話ではない(ネタバレあり)


物語はオーディションによって役者が集められ、読み合わせを始める一ヶ月前から始まります。

やがて、2週間前、10日前と時間は流れ、役者たちは練習を重ねますが、見せ方としては、カメラを切らずテロップで表記することで時系列を表現しています。

悩みながらも練習を続けてきた役者たちでしたが、上演1週間前になって利重剛演じる興行先の担当者がスタッフと役者を集め、チケットの売り上げが悪くて興行的に成り立たないことを理由に、公演の中止が告げられます。

納得がいかない役者たちは、若さゆえエネルギー溢れているので、稽古をやめずに続けます。

台詞がよかったですね。

「私たちは自意識を持った宇宙



若いっていいですねえ。

 

舞台映画としての愉しみ


残念に感じたところ

映像としてはどうなんだろう

好みの問題ですが、こういう映画を作ってみたい気持ちはすごくわかります。

で、考えているだけではなく、実際にやってみたという勇気もすごいと思うのですが、映画としてよいかと言われれば、ちょっとよくわからない。(笑)
 

本当に個人的好みになってしまうのですが、カメラは止めた方がいい。

いや、止めよう。止めるのが好みです。(笑)


 

 

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それではまた。のじれいか でした。