こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。
映画『honey』は、幼いときに両親を亡くして叔父と暮らす女子高生と、元不良の男子高校生の恋の物語。
平野紫耀、平祐奈の共演です。リアル世代はもちろん、親世代でも感動できそうなラブストーリーでした。
平野紫耀の赤髪がいい!
恋愛をつうじて、大人への階段をのぼる姿が描かれている
ストーリーについて、感想をネタバレありで書きます。
よろしければ、お付き合いください!
【映画】『honey』
作品情報
監督:神徳幸治
原作:目黒あむ
2018年 105分
<キャスト>
・小暮奈緒(平祐奈)
・鬼瀬大雅(平野紫耀)
・三咲渉(横浜流星)
・八代かよ(水谷果穂)
・西垣雅(浅川梨奈)
・権瓦郁美(佐野岳)
・南野葵(臼田あさ美)
・鬼瀬香緒里(中山忍)
・小暮宗介(高橋優)
ストーリー
中学生の小暮奈緒は、喧嘩で傷つき道路に蹲る鬼瀬大雅を心配し、傘と絆創膏を手渡した。
その後、高校生になった奈緒は、鬼瀬に呼び出され「結婚を前提に付き合ってください」と告白される。
ビビりで怖がりの奈緒は、髪を赤く染めた強面の鬼瀬が怖くて、思わず交際をOKしてしまう。
だが、奈緒には、親代わりで自分を育ててくれた叔父・宗介への、淡い恋心のようなものがある。
最初、奈緒は、鬼瀬を恐れていたが、料理上手で心優しい鬼瀬の意外な面に触れてゆく。そして鬼瀬は、奈緒の宗介への想いを理解し、好きだけど、友だちになることに。
しかし、やがて奈緒は、鬼瀬に心惹かれていることに気づき、今度は、自分から鬼瀬に告白する。
晴れて恋人同士になった二人だった。
鬼瀬は、宗介のところに交際の挨拶に行き、命に代えても奈緒を守ると話すが、逆に鬼瀬に「どうしやって守る」と強い口調で言われてしまう。
鬼瀬は、決して適当な気持ちで言ったことえはなかったのだが、より具体的に奈緒との未来を考えるようになって……。
好きなところ
とにかく主演の二人がかわいい
とにかく平祐奈と平野紫耀の二人がすごく似合っています。
ビジュアル的に合っているし(イケメン&かわいい)、演じるキャラクターも魅力があります。
平野紫耀の演じる鬼瀬大雅は、不良に見えるけど実は正義感の塊で、困っている人を放っておけない性格です。それほどキャラが深掘りされてはいませんが素直にいいなと思えます。
平祐奈の演じる小暮奈緒は、両親を交通事故で亡くし、叔父・宗介に育てられました。宗介は奈緒をすごく大切に育ててきた。だから普段の奈緒は精神的に安定していますが、ビビりな部分や、両親が亡くなったトンネルに行くとパニックを起こすなど、トラウマが解消されていません。
平野紫苑と横浜流星の友情が尊い
鬼瀬のクラスメイトの三咲渉は、自分から交流できる性格ではなく、帰国子女なこともあって、周囲と馴染めず一人でいます。
そんな三咲のことを、かつての自分に重ねる鬼瀬は、自分から三咲に近づき、やがて二人のあいだに友情が芽生えます。
物語的には、鬼瀬&奈緒のラブストーリーなので、あっさりとすぐに仲良くなったりしますが、イケメンの二人の友情をさらっと楽しめました。
叔父と姪っ子の愛に涙!(ネタバレあり)
この物語の中心は高校生の恋愛ですが、もう一つの見せ所に奈緒と叔父の宗介との関係があります。
この宗介は、幼い奈緒を残して両親が事故死し、以来親代わりになり奈緒を本気で守ってきました。
宗介は、奈緒の両親が営んでいたカフェを継ぎましたが、それ以前はなんと宇宙関係の技術者の仕事に就いていた。奈緒に寄り添うため夢を諦めていたことが明らかになります。
カフェ店長として女子に人気の宗介ですが、実は進むべき道を断念しても姪の奈緒の成長を選んだ、まさに命懸けで奈緒を守ってきたのです。
けれど成長した奈緒に鬼瀬という恋人ができ、宗介自身は同僚の南野葵から種子島で始まるプロジェクトに呼ばれている。二人は別れの予感が訪れます。
子どもの頃、自転車の練習をして後ろを持ってあげた宗介は、今はすいすい自転車に乗れる奈緒の後ろをあえて持ち、思い出と一緒に彼女を鬼瀬に渡す場面は、本気で泣けました。(別に子どもいないけど)
家族は成長すれば、関係を変えなければいけない時が訪れるもの。
でも、宗介と奈緒の別れは、決して寂しいだけではなく、心の自立と二人の幸せな未来のために必要なことが伝わってきます。
叔父の宗介を演じたのは、高橋優。この人ミュージシャンだよねーと思いつつ観ていましたが、役柄と合っているし、見せ場もよかった。最近、映画やドラマで見かけません。音楽活動が忙しいのでしょうが、演じる姿も見たいかな。
残念だったところ
ラストのドタバタが残念(ネタバレあり)
鬼瀬と宗介の絆が深まる展開として、ドタバタ劇が怒ります。
奈緒が、友だちの八代かよの彼氏たちに拉致られ、助けに行った鬼瀬と殴り合い……それを救出したのは三咲と宗介。ちょっとベタかな、ここまでやらなくてもよかったように思えました。
▼恋愛って素敵! いのち短し恋せよ少女 な恋愛映画はこちらにもあります!
それではまた。のじれいか でした。