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【映画】『グッドナイト・マミー』謎の多い映画・双子の母親は?【ネタバレ・考察】

 

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。

映画『グッドナイト・マミー』(Goodnight Mommy)これは精神的につらくなるオーストリア製作のホラー映画です。

人里離れた湖畔に暮らす双子の少年の元に、美容整形を受けたのか包帯ぐるぐる巻きの母親が戻ってきます。

お母さんの顔も見えず、態度もよそよそしいので、双子たちは「お母さんが別人では?」と疑うようになって、やがて…。

のっけから普通ではない展開、やがて悲しくて切ない

この双子の男の子がきれいな顔をしているんですが、話は救いがなかったですね…。

あらすじと見どころ、疑問点などをネタバレありでご紹介します!

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グッドナイト・マミー(2014)

 

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 ※本記事の情報は2021年7月時点のものです。 最新の配信状況はサイトにてご確認ください。 

作品情報

オーストリア 99分
監督:ヴェロニカ・フランツ、ぜヴリン・フィアラ

 

ストーリー


オーストリアの地方の湖畔沿いにたたずむ邸宅。

モダンでかっこいい家なのですが、そこには、9歳になる双子の少年、エリアス(エリアス・シュヴァルツ)とルーカス(ルーカス・シュヴァルツ)が暮らしています。

ある日、ずっと留守にしていた母親が戻ってくるのですが、顔は包帯だらけで態度も冷たい。

やがて二人は「お母さんは別人では」と疑うようになっていく。

 

静寂な世界の恐怖【見どころ】

舞台になった邸宅は、湖畔と林に囲まれ、周辺にはほかに何もない。

余計な音のない静かで淡々とした展開、台詞も多くありません。

双子の美しい少年たちと、自然の穏やかな風景が、少年たちの疑惑から始まり、やがて好きだった母が違う人間だと信じ込むことによって、憤りになっていく様、関係の変化がよく出ていました。

静かさの中から恐怖が顔を覗かせる…そんな映画が観たいときにはオススメですね。

 

お家のセンスが大変よい!【見どころ】


こんな寂しい場所によく家を建てたものだなーと、街暮らししか経験したことのない自分などは怖くなってしまいますが、家は大変センスがよくスタイリッシュ。

▼揺れが苦手なので自分では絶対に置けない椅子(バブルチェア) 

 

どれもセンスがよくて高級品ばかりなのですが、よく観ていると「円形」に怖立っているらしく、円モチーフ(バブル)を取り入れたものが大変多いことがわかります。


お母さんは本物なのか? ラストは?【ネタバレあり】

 

お母さんの真偽が、話の大きな問題なのですが、おそらくお母さんは本物です。


すぐに気づく人が多いのでしょうが、母はエリアルとしか言葉を交わさず、ルーカスと目も合わさないことなどから、ルーカスは既に亡くなっていることがわかります。

ルーカスはエリアルだけに見える存在。ルーカスの死でエリアルが精神を病んだことを案じた母は、おそらく誰かに相談をして、エリアルを尊重してルーカスの存在を多少は受け入れるつもりでいたのでしょうが、自分も苦しいのでついついエリアルに厳しく接してしまう。

エリエルはそんな母を信用できず、別人疑惑を募らせるようになる。

ルーカスが実在しないのは、母の無視ぶりに加え、赤十字寄附の担当者、宅配のおじさんといった訪問者たちが全員、エリエルとだけ言葉を交わしていることでも明らか。

『シックスセンス』を思い起こさせまーす。


ルーカスの死因は事故というだけで具体的には触れられません。冒頭でエリアスが池に浮いているとき、ルーカスはおらず、エリアスが呼んでも姿を表さないこと。伏線ではないのですが、家にバブル(泡)を連想させるインテリアが多かったことから、水難事故で亡くなったことをほのめかしているように感じました。


やがて母は、エリアスがルーカスの存在を消せずにいることに我慢できず、怒りを爆発させますが、エリアスは大切な存在のルーカスを失ったことをどうしても認めることができない

エリアスは、悪夢にうなされることも多くてつらそう。母親の腹を切ったらエグい虫がうじゃうじゃ出てくるなどの夢なのですが、母がルーカスの存在を否定することを許しがたく「母は偽物」と確信、攻撃することでルーカスを守ろうとします。

エリアスは母を縛りあげ、口を接着剤でふさぐなどした後、家に火を放ってしまう。

燃え盛る家には消防車が駆けつけ、エリアスの安否はわからない。

エリアスとルーカスは草むらで母と再会しますが、それはすでに3人がこの世の者ではないことを示していた。(救いのない終わり方……)

謎と疑問点まとめ

 

この話はあちらこちらで謎が顔を出します。双子の片割れのルーカスが既に亡くなっていることにすぐに気づくということは、オチがそこではないので、考えさせる伏線が貼ってあります。

気がついたところ(設定や背景を含む)を挙げていきますねー。

 

・エリアスとルーカスの母親はオーストリアで番組を持っているタレント。彼女はネットで検索するとすぐにヒットする有名人らしい。


・夫とは離婚?死別?
双子たちの父親にあたる人物ですが、ピアノの上に飾られた写真の額に所々外された跡があり、アルバムの写真も「結婚式」の写真が抜かれている。両親が離婚したのか死別したのかはわかりませんが、いずれにしろ家に戻ってくる存在ではないのが明らか。


・母親も双子?
アルバムの写真に母と似た人物が写っています。双子は遺伝すると言われているのであり得そうですが、写真を発見した双子は、叔母(伯母)の存在を知らない様子で疑問が残ります。

 

・謎の電話?
母は電話に出て、「これ以上、フリを続けられない。現実と向き合うべき…」云々といった話をしています。これは最初、自分が母親のフリをしていることかと思いましたが、その後、精神を病んだエリアスへの接し方について話していたことがわかります。

 

・母親は美容整形?
包帯を巻いたお母さんは美容整形を受けたように見えますが、その後回復したお母さんの顔はそれまでと変わりなく見える(顔を変えてはいない。ホクロは除去している)。その後、彼女は神父に「事故で別れが」と話していることから顔の包帯は事故で負ったものと推測できます。

 

・不気味な虫の意味は?
ルーカスは大量のG(害虫!)を飼っていて、かなりキモいです。夢の中で母親の口に入れたり食べさせたりしているので、怒りと攻撃の材料だったりするのかも。


・ルーカスの死因は?
おそらく水難事故なのではないでしょうか。家の近くの池で溺れたのだとすれば、母親がそこに住むことを嫌がり家を売ろうとしたことに説明がつきます。

 

 ・家を売る理由は?
エリアスとルーカスがネット検索をしていると、売り家として家が掲載されているのを発見します。ルーカスが池で溺れて亡くなったのだとしたら、家を売りに出すのはすごく納得できます。

 

▼怖いけど切ない or 感動ホラー映画はこちらにもあります!

 

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それではまた。 のじれいか でした。