キレイなトイレ調査研究所

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【思い出】友達の怖いお母さんの話【他人を意識しすぎな毒親】

こんにちは


今年も暑い季節がやってきますね。

私が小学生から中学生にかけての頃のお話。
家族ぐるみのお付き合いをしていたお家がありました。

 

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そのお家とは父親同士が友達、家族構成が一緒なこともあって、付き合いやすかったのだと思います。

夏になると2家族で旅行に行くこともありましたが、どちらかの家でお泊まり会をすることもありました。ただ、その家のお母さんが怖いというか意地悪というか微妙な人。

それでだんだん行き来しなくなったのですが、今でもこの季節になると、たまに思い出します。 

友達のお母さん・意地悪で怖い

そのお母さんは、娘のサキちゃん(仮名)への愛情が凄いというか、 サキちゃんの立場をよくするためなら何だってする人。
 
感情的な性格で、みんなで一緒のときにサキちゃんのお父さんを怒ったりするので、子供心ながら嫌いなお母さんでした。

遊びを監視される

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小学校の頃、サキちゃんと私は、お人形遊びか、おままごと遊びという、小学生にしては幼稚な遊びに熱中していたのですが、そこにサキちゃんのお母さんが必ず参戦してくるのです。

お姫様と召使ごっこをしていたわけでもないのに
「サキにお姫様役をやらせてあげてちょうだい!」
とサキちゃんのお母さんが割り入って、遊びの内容と配役を決めてしまう。

サキちゃんは「お母さんは出ていって〜」と訴えますが、
サキちゃんのお母さんは役柄が確定されるまで、決して側を離れません。

そして私が持っているおもちゃの方がいいとわかると、
「今日はサキがお姫様役なんだから、サキがこっちを使うのよ!」
と私のおもちゃをサキちゃんに。
サキちゃんのお母さんが怖くて、その日だけのことだしと我慢しました。

成績表を見せて

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遊びの配役権とおもちゃについて仕切ってきたサキちゃんのお母さんは、私の両親がいないところを狙って、

「サキちゃんは、5段階のいくつだったのよー」
とつらつらと1学期の成績表の話を始めます。 

そして「れいかちゃんの成績表は? もらったんでしょ?」
と聞いてくるので、もらったと答えると「こっそり見せて」と。

怒らせると怖いなと思いながら、「どうしてこの人に成績表を?」と子供心ながら納得できなかったので、何とか逃れて見せずに済みました。 

 

お洋服を交換しましょう!

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私がそれほどいいモノを身に付けていたかは疑問なのですが、
サキちゃんのお母さんは、私の着ているものが気になって仕方なかったのです。


ある夏、私だけがサキちゃんの家にお泊まりしていたときのことでした。
サキちゃんのお母さんは、私が着ていたワンピースが気にいったらしく、
「そのワンピース、サキに似合うと思うの、仲良しなんだから、交換してあげて!」
と言い出したのです。

そういうこともあってもいいと思います。
が、本人たちは何も望んでいない。
サキちゃんのお母さんが強要しているだけ。

私は最初、嫌だと断ったのですが、本当にしつこいんです。
「れいかちゃんは、こっちの方が似合うと思うから、交換してちょうどいいわよ」
と繰り返されて、仕方なくそのときだけのつもりで交換しました。

するとお母さんは大喜び。
「やーっぱり、サキには黄色が似合うのよねえ〜」
とワンピースを掴んだまま離さず、結局、ワンピースは返してくれないままサヨナラ。

帰宅した私の母は節句してましたね。
おそらくサキちゃんとお泊まりで遊んだのは、このときが最後だと記憶しています。

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意地悪の理由を考える

もう過ぎ去った遠い昔のことですが、今になってふと、サキちゃんのお母さんの行動の理由を考えてみようと思いました。 

女の嫉妬

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サキちゃんのお母さんは、私よりサキちゃんを優位に立たせようと必死でした。
親だから当たり前なのかもしれないけれど、大人にしては行為が幼稚すぎです。

今になってみると、サキちゃんのお母さんは、サキちゃんと私というより、私の母と競い合っていたのかも。
だから私につらく当たったのかもと考えると納得できるんです。

容姿や住まいなどの暮らしぶりから同学年の娘のことまで、ライバル視していたんじゃないかと思います。

マウンティングされて付き合うのを面倒に感じた私の母が、サキちゃんのお母さんから距離を置こうとしたので、家族ぐるみの付き合いから遠ざかっていった。
そう考えると色々と納得できるところがある。
もしサキちゃんのお母さんが、私の家と付き合うのが嫌だったら、性格的にはきっと我慢しなかったと思われるので、マウンティングをしたいがために、付き合い続けたかったのかもしれない。

マウンティング体質の人は、絶えず対象を見つけるので、私の母以外にもマウンティングをしていたんでしょうけどね。

マウンティングってやられると相当イラつくしストレスを感じるものですが、性別年代問わず誰でもやってしまう可能性があるので、本当注意が必要です。

 

毒親の元祖

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サキちゃんのお母さんは、おそらく私の母にマウンティングしていた。
そして、絶えず他人と比較しながら生きている人なのだと思います。
ただサキちゃんのことは本当に大事にしていた。

「ちゃんと洗えているの?」と浴室まで見にくるような人でしたから。
サキちゃんに依存しているんだろうなと考えると、彼女が気の毒にも思えてしまう。

サキちゃんは、親の言いつけを守るとってもいい子
けれどいい子だからゆえに、成長しても母親を棄てきれず、結婚を意識していた彼と別れて、お母さんと暮らしていると聞きました。

親は子供のしあわせを願ってくれる存在のはずですが、ときに子供の人生にとって物凄い足枷になってしまうことがある。


友達の怖いお母さんとは、離れてしまえばそれまで。
だけど実母となればそうもいかない。

家庭のことや身近な人への接し方も、社会性をもって視野を広げるように努力することが必要だなと、考えされられてしまう昔の思い出でした。 

 

それではまた。
のじれいか でした。