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【映画】『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』繊細少女よ目覚めよ【ネタバレ・感想】

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こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』は、アメリカの女子中学生が「無口な子」に選ばれてしまい、高校入学までに自分を変えようと自分を見つめる青春ストーリー

内向的で自分を表現するのが苦手な少女が、SNSと現実を対比しながら成長する、リアルな姿が魅力的でした。

今回は『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』のストーリーについて、また感じたことについて書きます。よろしければお付き合いください!

 



 

【映画】『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』

 

作品情報

 

2018年 93分 アメリカ   
監督:ボー・バーナム

今の気持ちを素直に打ち明ける姿が好感度高し

悩みって実は言葉にしにくいところがあるけど、ケイラはとても素直

アメリカのローティーンのリアルを垣間見た気持ちになった

 

キャスト


ケイラ(エルシー・シィッフャー)
マーク(ジョシュ・ハミルトン)
オリヴィア(エミリー・ロビンソン)
ライリー(ダニエル・ゾルガードリ)
ゲイブ(ジェイク・ライアン)
エイデン(ルーク・プラエル
トレヴァー(フレッド・ヘッキンジャー)

 

予告

 

www.youtube.com

 

ストーリー

アメリカで中学校に通うケイラ(エルシー・シィッフャー)は、父のマーク(ジョシュ・ハミルトン)と二人暮らし。ある日、ケイラは学校の集会で「無口な子」に選ばれてしまう。

……ショックを受けるものの、それは事実。周囲に自分を出せないケイラはそのことをずっと悩んでいた。高校入学を目前に控え、今度こそは自分を変えなければと頑張るのだが……。


ありそうであまりなかった映画


ケイラは繊細で内向的な性格のため、自分を出すことが上手ではありません。だから同級生の誕生日パーティに出席しても団体の輪に入れず、ひとり浮いてしまいます。

欲しいものは、自分への自信と友達。

これまでも自分なりに頑張ってきたけれど、自分を変えられず同じ毎日を過ごしてきてしまったケイラ。だけど今度こそは、高校入学までに
自分を変えたいとSNSを始め、動画を撮っては自分を励まし、学校にいるときも自分を出していこうとするものの「いいね!」はなかなかつかず、実生活でも空回りが続きます。

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その様子がとてもリアル。頑張ってもうまくいかなかったり、失敗してしまうのはよくわかります。

青春映画は大人が見るために作られているのためか、キラキラストーリーか極端に荒んだ物語が多くなりがちですが、本作は地味系主人公の内面に寄り添い続けるひたむきさが感じられます。

青春映画は色々ありますが、ジャンルというか厨二病的雰囲気としては『レディバード』『パティ・ケイク$』に近い印象でしょうか。ただ、本作の主人公ケイラはまだ中学生(リアル中学生だから厨二病ではない?)しかも普通の女の子です。だから無理をして自分を押し殺してまで周囲に合わせようとするところが余計に意地らしく、胸に響きました。

 

これもいい映画なんですよねぇ

 

 

SNSに発信するのは自分を励ますため(ネタバレあり)


ケイラと父親は仲のよい親子というより距離が感じられる。父は成長した娘への接し方に戸惑っているようで、ケイラも父に話せないことが多くなるお年頃なので自分の世界にこもっています。

学校でのケイラは人見知りで悩んでいるわけですが、そのタイミングで悪気はないにしろ「無口な子」と認定されたことで、このままではダメだと奮起することになります。


それなのに同級生の誕生会では、プレゼントに引かれてしまい、その後も塩対応をされてしまう。その後、来年から通う高校の世話役になった先輩とは仲良くなれそうでしたが、仲良くなりたいがために、頑張りすぎて無理をしてしまい疲れてしまうのでした。

 

娘に寄り添う父が尊い(ネタバレあり)


頑張ってみたけれどうまくいかず、明るい未来がないと感じたケイラは(早っ)、将来への夢を語った自分自身へのメッセージを収めていたUSBなどが入った箱を燃やしてしまうのですが、そんなケイラに父は寄り添います。

炎を見つながらケイラは父に「失望してる?」と尋ねます。こんな娘でがっかりしたよね? ということです。娘の言葉に父はびっくり。娘が苦しんでいるのを目の当たりにすればつらい気持ちにはなりますが、父親としては心配するところはあっても失望どころか自慢の娘だったからです。

おそらく父親としてはケイラに母親がいないこと、つまり妻が自分の元を去ったことを娘に対して負い目に感じ、同時にそのことが娘の成長に影響があってはいけないと案じていたのでしょう。だけどケイラの成長につれ、娘の存在は勇気と希望そのものになっていったのだと伝えます。素敵!なかなか言えない言葉です。

父の言葉でケイラは救われ、少しだけ強くなって高校生へとステップアップをしていくのでした。父親役のジョシュ・ハミルトンの演じる善良で繊細な父親ぶりが、娘の成長を想像させてくれます。

10代の女の子のたぶん数ヶ月間の物語。ラストに成長したケイラが姿を見せますが、立派に成長するであろうことを予感させてくれるところもよかったですね。人生にとって友達は大切な存在だけれど全てではない、むしろ大切なのは自分自身。そのことに気づいたケイラの人生は、これからきっと力強く輝いていくはずです!

大人になって過去を振り返るようにして楽しめる映画。あの頃に戻りたいときにもオススメしたいです。



▼青春映画はこちらにもあります!

 

noji-rei.hatenablog.com

noji-rei.hatenablog.com

 




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※本記事の情報は2022年1月時点のものです。

 

 

それではまた。のじれいか でした。