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【2022年放送開始】映画『底知れぬ愛の闇』エイドリアン・ライン久々の作品が見れる!【Amazon Prime】

画像:https://www.amazon.co.jp/

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

夫婦の複雑な関係を描く、『底知れぬ愛の闇』(Deep Water

主演はベン・アフレック、アナ・デ・アルマス。

また、監督を務めるのは、およそ20年ぶりにメガホンを取ったエイドリアン・ライン。個人的に大好きな監督なこともあり、
大変そそります。

コロナで上映できなかった作品でしたが、米国ではHulu配信、日本ではAmazonプライムで配信されています。

本作品のストーリーについて、また感想を書きます。

 
みんな大好きアマプラ!

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【映画】『底知れぬ愛の闇』

 

 

作品情報

2022年 116分 アメリカ
原作:パトリシア・ハイスミス『水の墓碑銘』
監督:エイドリアン・ライン

キャスト

ヴィック・ヴァン・アレン(ベン・アフレック)
メリンダ・ヴァン・アレン(アナ・デ・アルマス)
ライオネル(トレイシー・レッツ)
マギー(レイチェル・ブランチャード)
トニー(フィン・ウィットロック)
チャールズ(ジェイコブ・エロルディ)

閲覧方法 Amazon Prime、Huluにて視聴できます。



Prime Video

 

予告

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ストーリー

ヴィックとメリンダの夫婦には、幼い娘がいて、一見すると何不自由なく幸せな家庭生活を送っている。

だが、ヴィックとメリンダは、お互いの異性の友人関係に寛容なようで、実はすごく嫉妬している。特にヴィックは、奔放なメリンダを絶えず疑っていた


あるとき、メリンダが以前、親しくしていた男性の友人が亡くなっていたことがわかる。ショックを受けるメリンダ。


だが、メリンダの親しい友人はどんどん変わり、現在は
娘のピアノ教師でピアニスト・チャールズと親しい関係にあった。ヴィックはメリンダとチャールズの関係を疑うようになる。

そのうち、メリンダの奔放さに我慢ならなくなったヴィッグは、メリンダにチャールズとはもう会わないようにと強い口調で言い立てる。けれどメリンダは支配的な夫の態度に感情を硬化させ、一層チャールズに親しげに接近するのだった。

ある晩、仲間内で開かれたホームパーティで、チャールズがプールに溺れて遺体になって発見される。メリンダは、やはりヴィックを怪しむ友人のライオネルらと、ヴィックが犯人ではと疑い調べるようになる。

 

美しい妻には注意が必要?


ヴィックは軍用ドローンの技師をしていましたが、現在はリタイアしています。おそらく年齢的には働き盛りですかね?FIREして早期リタイアする生き方を選んだようです。なのでヴィックはだいたい自宅にいるし、子育てや妻との時間はたっぷりある。また趣味はカタツムリの飼育といった健康的な見た目に反して、ちょい変わった嗜好の男性です。


また、ヴィックは、妻のメリンダとは年の差カップルで(といった設定らしく)、若い妻に翻弄されている夫といった感じです。

夫婦はお互いを縛らないフランクな夫婦を装いながら、実は若い妻から愛想を尽かされないか恐れているのが伝わり痛々しい。自由を演じているに過ぎないヴィックの息苦しさが全編を通じて伝わってきます。

もちろん夫婦が理想とした自由は、浮気し放題ではなく、愛し合い信じ合っているからこその寛容さであったはずなのでしょうが、そもそも精神的な繋がりが弱い(ように見えてしまう)ため、相手の深いところ、また自分が本当に望むものは何かを見ようとしないのが悲しい。

嫉妬に狂う夫を描いた映画としては、『運命の女』(2002年)を思い出させます。

どちらも、美しく魅力的な妻が悪いぜ、ということでしょうか。


水と写真と音楽と…


映画の原題は『Deep Water』。要所要所で水の場面が出てきて、それが夫ヴィックの心理を表す、効果的なアイテムとして光っています。

メリンダが一人で優雅に入浴する場面。幼い娘がバスタブをに玩具を浮かべながら戯れるところ。それはヴィック自身が犯した罪の場面を呼び起こすイメージへと繋がります。


エイドリアン・ラインは、光と影の表現が秀逸なことで有名ですが、この作品の見どころは「水」の表現だと言える。ところどころで単なる水が粘りを帯び、エロチックな素材のようにすら感じられます。

また、ヴィックは撮り溜めていたメリンダの写真をフォトブックにして贈るのですが、その写真はやはり官能的で素敵でよい。

あと、音楽で印象的なのは、娘を学校に送る車中で『You Make Me Feel Like Dancing』(レオ・セイヤー)のハイトーンボイスが流れるところ。ドロドロした感情と対比した爽やかな音源がよきです。

 

 

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この場面はエンディングでも使われているので、エイドリアン・ライン自身、お気に入りだったのかもしれません。


ラストでいろいろ明らかに(ネタバレあり)


刺激があってこそ愛を確かめられるというのか、枯渇した愛を継続させるために刺激を求めるのか。

いずれにせよ、この夫は、離れていく妻の心を掴めずに嫉妬に狂い、妻と親しくなった男をどんどん片付けてしまう。なかなかサイコパスな展開になります。

でも妻もそんな夫を薄々気づいないはずがなく、どんどん新しい男性と親しくなっていきます。

夫の要求するとおり離婚をしないのは、これも愛ということか、もしくは責任ということなのか。


知り合いの男がこのメリンダみたいな女性に接近しそうになったら、全力で止めたくなりますね。

 

それではまた。のじれいか でした。