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団地がテーマの映画5選【洋画・邦画】

団地がテーマ、または団地や集合住宅が登場する映画5選をご紹介。洋画もあります!


団地がテーマの映画5選【洋画・邦画】

 

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1 団地(2015)

 

 

日本、103分、SFコメディ
監督:阪本順治
キャスト:藤山直美、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工、冨浦智嗣、濱田マリ


ストーリー:団地に転居してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)の夫婦。彼らは漢方薬の店を営んでいたが廃業し、ヒナ子はスーパーでパート、清治は暇を持て余していた。ある日、清治は団地から姿を消したことで、住民たちにあらゆる噂が広まる。夫婦の元には謎の男(斎藤工)が出入りしていたのだが。

藤山直美と岸部一徳の絶妙な遣り取りは、コメディ映画のようですが、実はSF映画だったりします。シュールな展開なのですが、心に響くところもちゃんとある、優れた作品です。


2 アスファルト(2015)

 

 

フランス、100分、コメディ
監督:サミュエル・ベンシェントリ
キャスト:イザベル・ユベール、ジュール・ベンシェントリ、ヴェレリア・ブルーニ・テデスキ、ギュスタヴ・ケルヴェン、マイケル・ビット

 
ストーリー:フランスの郊外にある団地に引っ越してきたジャンヌ(イザベル・ユベール)の職業は女優。かつては映画にも出演していたものの落ちぶれてしまった。団地ではエレベーターが故障して修理の費用分担を話し合うが、2階に住むスタンコヴィッチ(ギュスタヴ・ケルヴェン)は費用を出すのを拒否するもその後すぐに怪我で車椅子に乗ることに。人目を避けて夜中に外出するスタンコヴィッチは、夜勤の看護師(ヴェレリア・ブルーニ・テデスキ)と出会う。

団地に住む6人の男女による群像劇。年齢も立場も異なる彼らの日常がゆるーく描かれるのがいい。ほのぼのとした洋画が見たいときはぜひ。 
 

noji-rei.hatenablog.com

 


3 みなさん、さようなら(2012)

 

 

日本、120分、ドラマ
監督:中村義洋
キャスト:濱田岳、倉科カナ、永山絢斗、波瑠、大塚寧々


ストーリー:13歳の悟(濱田岳)は、ある日、団地の敷地か一歩も出ないことを宣言する。敷地の外にある学校へは通えないことになるが、看護師の母(大塚寧々)は息子の決心をやさしく見守る。隣室の松島(波瑠)や団地の同級生たちは成長するにつれて環境が変化。やがて悟は団地の敷地内にあるケーキ屋で働き始めるのだが、団地を去る人も増え始めて……。

少年だった13歳の悟が30歳になるまでのお話です。団地の敷地から出ない悟の決意は、子供の成長と団地の衰退によって危うくなる。引きこもり?と思ったのですが、悟は団地の敷地内は自由に行き来して同級生らと交流もある。しかし取り残されていくに従い、悟の闇とが見えてきます。トラウマと闘う姿が、笑いも交えながら描かれる。オススメ!

  

noji-rei.hatenablog.com

 


4 ハイ・ライズ(2016)

 

 

イギリス、119分、SFドラマ
監督:ベン・ウィートリー
キャスト:トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、シエナ・ミラー、ルーク・エヴァンス、エリザベス・モス、ジェームズ・ビュアフォイ

ストーリー:ロンドンの郊外にある超高層マンション「ハイ・ライズ」は有名建築家、ロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)の設計によるもので、学校やスーパーはもちろん、医療施設やレストランも揃った一つの街のような空間だ。マンションに引っ越してきた医師のラング(トム・ヒドルストン)は住民たちと交流しパーティに参加するうちに低層階と高層階に確執があることを知る。それでもなんとか暮らしていたが、あるとき停電が起きたのがきっかけで紛争に発展する。

格差のある人が同じマンションに暮らしていることで生じる摩擦や軋轢。理想的な空間と信じた場所からはなかなか離れることができない人間の心理などが、なかなか興味深い。原作はSF作家のJ・G・バラード。

 


5 喜劇 駅前団地

 

 

日本、89分、コメディ
監督:久松清児
キャスト:森繁久彌、フランキー・堺、伴淳三郎、淡路千景、坂本九、淡路恵子、森光子
ストーリー: 団地がおしゃれで幸福の象徴だった時代。団地で暮らしながら働くサラリーマンの姿がドタバタコント満載で描かれる。

撮影されたのは小田急線の新百合ヶ丘駅、生田駅付近。その時代の記録としても大変貴重な映像だと思います!

 


さいごに

 

暮らしたことがあってもなくても郷愁が感じられる団地が登場する映画をご紹介しました。

こんな本もありました!そそられる。

<団地映画論>

www.kinokuniya.co.jp

 

それではまた。
のじれいか でした。